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石投げて異世界最強  作者: 胃腸炎P
2/2

冒険のはじまり(くさそう)

俺が目を覚ましたのは、乾草の上だった。

「寝心地わっる」

体が重い。しかし、重さを感じるには、線の細い体だった。

「ハッハッハ、アッ」

近くにいたゴブリンが声をあげて部屋を出ていく。

ここは傷だらけの壁に、整備されていない土の地面、さびれた馬小屋らしかった。

「おう、生きとったか」

前に見かえた短身。その後ろにボロボロのローブを身にまとって顔が見せない人物が続く。

「体に不自由ないかの。まあ心配はしとらんが」

ひどい話である。わざと顔をゆがめてみる。

「これからお前さんにはここを出てもらう」

スルーされた。…なんだと?

「ここからは俺が話そう」

異臭を放つローブの人からはなんとも言えない雰囲気があった。

ここに来てから初めて会った普通の人間にもかかわらず。

「お前は、《スキル》に目覚めたんだ。普通に生活をしていればこれには目覚めない。

なぜなら」

間がが物知りを演出していそうでうっとうしい。

「《スキル》は世界中で一番その技術に特化した人間の特権だからだ」

……なんだと?

「投石が、か?」

喋れたのかといわんばかりに、ドワーフと男が驚く。ゴブリンは口を開けたままずっと何もないところを眺めている。

「そうだ。わざわざ石を投げる卑怯ものなんかこの世界にはいなかったわけだ。

そもそも我々は《服従の暗示》をかけられている。あの、お優しい管理者様、には逆らえん」

くさいやつは、お優しいなんとやらというタイミングですごく嫌そうな顔した。卑怯ものと言われてもやっとしたがちょっとすっきりした。

無理やり口が動かされたと考えると暗示も納得できる。

「死んでもかかりたくないなそんな暗示」

くさいやつはうなずいて俺の顔に指をさした。指をさすな指を。

「そう、お前にもその暗示はあった。しかし反抗的な態度だけでなく、反撃をした。

それも《スキル》をつかって、な」

なるほど、俺が普通でないことがこの騒動でばれたわけか。

ゴブリンが部屋の隅で踊って気が散るが理解できた。

「《スキル》の発動履歴は魔法使いどもに監視されている。

お前はすぐに見つかって実験材料にされることだろう。

そうなると俺たちが巻き添えを食うかもしれん」

わが身恋しさに右も左もわからん俺を追い出そうというのかこの臭源は。

まあでも言いたいことはわかる。

「どこに行けばいいかぐらいは教えてくれねえかな」

「その必要はない。俺が案内してやるからだ」

は?俺こんなくせえのと冒険の旅開始すんの?

見てくだった人がいれば幸いです。

戦闘のルールとかは後でもうちょっと説明する感じになります。

まあ石を投擲して魔法使いとかモンスターとバチバチやるとかそんな展開になります。

なにも考えずに文章書いてると自分に似た性格の悪い一人称が出来上がりまして、、、

そこら辺の好みとか意見はコメントくれるとありがたいです。

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