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誰か銭湯の男湯に美少女(ロボ)が居た時の正しい対処法を教えてくれ。  作者: 残機1LIFE0/全自動駄文生産ライン
誰か自宅に帰った時に誠実な少年(ショタ)が居た時の正しい対処法を教えてくれ。
27/55

23軒目:誰か正しいプレートの文字を教えてくれ。

 三千字収まらなかったし遅れてゴメンテヘペロ☆

 ……はい、スイマセンでした。


H30.2.18:本文を修正させて頂きました。

某年六月十日


 雨というのは、どこか気分を憂鬱にさせるものだ。そしてその雨の中、どこかが破れているかもしれない安物のビニールカッパを着ながら、謎の棺を乗せたリアカーを引いているというのだから、溜め息を吐く回数は益々増していくというものだ。


「溜め息とかウザいですよ変態さん。後揺らさないでくれませんか? あれですか? 日頃の恨みをここでぶつけておこうみたいな? 小さいですねぇ。そんなんだからモテないんですよ。せめて酸素を二酸化炭素に変えている分の働きはして下さい。」


 棺の中からくぐもった声で同居人からの罵声が飛んでくる。


「何かいつもより辛辣じゃない!? リアカーで揺らすなって言ってくるのは割と無茶振りだと思うし実際モテてはいないけれどもモテないと決めつけるのはどうかと思うっっ!!! 後コレ言うの三十二回目だけれども僕は変態じゃないッ!!!」


 結局、争いで僕がシロに勝てるはずも無く、誠に遺憾ながら僕がリヤカーを使ってシロを運ぶという役目を仰せつかっている。


 因みに棺は意外に広く、中でコスプレ用スーツが着れるぐらいの広さがあるというのだから、まあ……その言葉だけで大体の僕の苦労が察せるであろう……


「……零人さん、ちょっといいですか……?」


 おずおずとした様子で水玉模様の傘を差した伊月君が声をかけてくる。


 僕は彼を怖がらせぬよういつもの・・・・苦笑いで返す。


「何かな、伊月君?」


 ――瞬間、伊月君が少し怯えた表情をした気がした。が、瞬きするとそんな違和感を感じなかったので、雨で表情が読み取り難かっただけであろう。


「あの……何でシロさんは棺に入ってるんですか……?」


「あ、やっぱり聞いちゃうんだソコ。」


「いや、零人さんがツッコまないから何か僕がおかしいのかな? って思っちゃったりですね? 有須川さんも何も言わないですし……」


「うん、あの人たちが異常なんだ……広義的な意味の『普通』じゃないんだ……常識が通じない人物なんだ……」


 僕と伊月君は目を合わせて二人で溜め息混じりの苦笑いをする。


「シロが棺に入ってる理由は……うん、知らなくてもいいと思うよ……多分聞いてもよくわかんないと思うから……」


「ハッハァー! 変態さん、この浪漫ロマニスティックがわからないとは人生の八割は損してますねぇ!!」


「ロマニスティックってなんだよ!? そんなの知らなくちゃ八割も損する世界だったのか此処は!? ていうか君ノッリノリだねぇ!?」


 無駄にハイテンションなシロのノリに、僕と伊月君は既についていけていない。


「教えてあげましょう愚民よ!! 棺に付いているプレートにちゅうもーくッ!!」


 愚民ってなんだ愚民って……


 非常に不本意ながらも他にする事が無いのでリアカーを引きながら後ろを振り向く。


 棺の表面には確かにプレートが打ち付けてあり、そこには『DIY』と彫られて――


「いや(Do)(It)(Yourself)!? 何故に!? 何を『自分でやる』の!?」


 思わずそうツッコんだ僕をシロは鼻で嘲笑う。


「フッ、だから貴方は愚民なんですよぉ! ちゃんとご覧なさいッ!!」


「はぁ……?」


 そう言われて注意深くプレートの文字をみると『DIY』ではなく『DIY。』と彫られて――


「いやだから何でだよ!? 何故『(句点)』を使った!? 『o(オー)』でいいじゃん!? そうしたら『中途半端にJ○JOるなっ!!』みたいなツッコミが出来るじゃん!? いや別にツッコミがしたいわけじゃあないけれども取り敢えず『DIY。(でぃーあいわいまる)』って何なんだよォオッ!!!」


「『DIY。』は『でぃーあいわいまる』ですよ! そんな事もわからないなんてやはり貴方は塵未満の価値すらない全宇宙上で最低最悪な生物ですねぇっ!!」


「意味がわからない上に暴論過ぎるだろっ!? どこまで僕の事嫌いなんだよ!?」


「七億変態さんぐらいですッ!!!!」


「何で嫌悪度の単位が僕なのに七億なんだよ!? 僕の七億分の一が一僕っておかしいだろ!?」


 雨の中リアカーを引きつつ棺と喧嘩するという奇妙な光景を繰り広げつつ、僕達は衣料品店アリスへと向かう。


 その途中、伊月君が「仲が良いんですね。」と、微笑みながら呟いた気がしたが、多分気のせいだろう。別に僕とシロは仲が良い、というわけではないのだから。


 ……まあ、悪くない関係になれるのならば、それは嬉しいと思うのだけれど。


 *(一度は言ってみたいあのセリフッ! はーい皆さんご一緒に? 閑話休題・・・・ッ!!)


 暫く歩くと、僕達は衣料品店アリスに到着する。


「京也には許可を取っているから無断で入ってしまおうか。」


 なんて事を有須川さんがニヤニヤしながら言い出した。良いのかそれは。僕同様京也の扱いがぞんざい過ぎないだろうか……


「大丈夫さ、今なら面白そうなものが見れそうだからねぇ……」


「何が大丈夫なのかさっぱり微塵も理解出来ない上にサラッと心を読まないでほしいな……」


「わかりやすい顔してるのが悪いんですよ変態さん。ほら、早く行きますよ。」


「センくん置いてくよー?」


 いつの間にか棺から出ていたシロや雨具を畳んだ先輩が先々と店の奥に入っていってしまった。


「あ、え? ちょ、ちょっと待って下さいよー!」


 一人だけ僕の事を待っていてくれた伊月君とアイコンタクトを取り、僕らは先輩達に続いた。


 *


 衣料品店アリスは二階建てで、その一階の殆どが店舗スペースになっており、店の奥に倉庫、そして二階へ続く階段がある。そして二階は居住スペース……と、いっても京也は一人暮らしだから結構部屋が余っているのだが、その幾らかを使って今回のお泊り会を進行するのだろう。


 店の奥へと進ませてもらい、階段を上がろうとした……のだが、何故か階段の前で先輩達は道を塞いでいた。


「何してるんですか先輩、早く進んで下さいよ。」


「いやーだって京也が楽しそうな事してたから。」


「は?」


 思わず階段の方を見るとそこには――


 手すりに掴まって前のめりになりながらも背中に五、六人の子供を乗せながら階段から転げ落ちないよう必死に耐えている京也が居た。


「何してんの!?」


「ちょっと調子乗って大道芸してたら死にかけてるだけだ安心しろ。」


 そう言って京也は白い歯を見せながら親指を立ててくる。


 いやその状態で片腕離せるって凄いね!? 案外大丈夫そうだね!?


「さて、京也は素通りで上がろうか。子供達はしっかりと回収してね。」


「流石に労ってあげない!? 良いの!?」


「京也は頑張った! 偉い! 金目鯛の半身あげちゃう!」


「なんでそんなもん持ってるんですか先輩!? というかどっから出したんですか!? ていうかどうせなら半身じゃなくて一匹丸々とかじゃないんですか!? 何故に半身!?」


「よし、捌くか。でもこの量じゃあ全員分はねぇから明日の昼のオカズにでもするかぁ?」


「何で京也はこの状況でアッサリ金目鯛を捌こうとしてるのかなぁ!? というかよくよく見たら持ってるのパン切り包丁だ!?」


「当たり前だろ!! 間違って普通の包丁が子供に当たったらどうすんだっ!!」


「そうですよゴミクズ変態さん。」


「そうだよセンくんっ!」


「いやそうだけれど!? そんな所で常識的なようで全然常識的な部分持ってこられても困るんだけれど、そんなアウェイ感出さないでくれる!? いやそもそもパン切り包丁で魚は切れないからね!? というか先輩貴方はあんまりわかってないでしょう!! あぁもう何だこの深刻なツッコミ不足ッ!!!」


「あ、えと……が、頑張って下さい零人さん……」


「いやぁ、これは中々に賑やかなお泊り会になりそうだ。」


「こんな賑やかさは要らないよぉッ!!!!!」


 はしゃぐ子供達と轟く絶叫。始まってしまったお泊り会の行く先を想像し、僕は頭痛が止まらないのであった。

 はい、ついに始まりましたお泊り会! プロット段階では全く思いついていなかったお泊り会! そもそもプロットをろくに練ってないぞ誰銭っ! どうしよう! そんな駄作者です。どうも残機1LIFE0です(´・ω・`)ドウスンネンマジデ


【お知らせ】私用により次回の更新が数週間空いてしまいます。もしかしたら三月になるやもしれません。申し訳御座いません。ツイッターには顔を出して生存は報告しようと思います。多分。


 はい! ということでですね、何かPVとかUAがそこそこ行ってた筈なので、記念SSです! テキトー? 読者様様に感謝の気持ちが伝わりゃいんだよ。


・ボケを止める方法

零人「伊月君、君だけが頼りだ……」

伊月「ど、どうしたんですか零人さん……?」

零人「どうかあの人達を鎮めてくれ!! 僕が行ってもツッコんでしまって彼らのボケを加速させるだけだ!!」

伊月「え、えーと……はい、やるだけやってみます。」

零人「有難う……!」


 十分後


伊月「……あの、零人さん。」

零人「どうだった……?」

伊月「可愛がられました。」

零人「は?」

伊月「撫でたり愛でたりされました……」

零人「……何か、ゴメン。」

伊月「でもボケたりとかはあんまりなかったですね。」

零人「何故だッ!?」

伊月「零人さんが……ツッコミ上手だからじゃないでしょうか……愛されてるんですよ多分。」

零人「それはない。」

伊月「ですよね。」



 ……あ、因みに大体のSSは本編とはあんまり関係ありませんよ? あしからず。


次回予告

氏神「半身のキンメダイを調理していた九条 京也だったが、キンメダイは想像より手強く、京也のライフポイントは千を切ってしまう……苦戦を強いられる京也。だがその時、パン切り包丁が新たな覚醒をする……!

次回、【連載版】誰か銭湯の男湯に美少女(ロボ)が居た時の正しい対処法を教えてくれ。

『24軒目:死闘! 半神のキンメダイ 麭斬刀と聖龍王の力』

次回もだらだらと見るがいい。」

内容は予告なく変更される場合がありましあっ!

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青い鳥(ツッタカター)
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ええっ!? 新連載だって!?
【連載版】「旦那様、僭越ながら申し上げますが私めに欲情していただけないでしょうか」
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