18軒目:誰が正しい刑事ゴッコの遊び方を教えてくれ。
全部で、六千文字越えですって。
いつもより、駄作ですって。
前半後半のテンションが、全然違うんですって。
……二章、完結ですって。
H29.10.23:最後にサラッと付け足しました。後書きもサラッと……?
『追記』:暫く更新が出来そうにありません。申し訳御座いません、
某年六月三日
いつもの帰り道。といっても、今日は昼過ぎに仕事を上がる事が出来たので、明るい道の上を少しばかり新鮮な気持ちで自転車を漕ぐ。
まあ、その足取りは重いのだけれど……
――これは勘だが……お前、帰る途中でその銀髪美少女にメッタメタにされるから。――
嫌だー……帰りたくないー……店長の勘は勘の範疇を超えてるんだよ……もう軽い予知だよアレ……
ていうかそもそも僕が何をしたっていうんだよ……お金だって置いてきて……ないね。うん、どうしようか。それは怒るよね、百パーセント僕が悪いね。
だからといって殴るのは勘弁してほしいんだけどなぁ……出来れば話し合いで――
「――見つけましたよ。」
「ッ!?」
殺気。そうとしか呼べない空気が前方の十字路の角から吹き出してくる。
咄嗟の事で少し驚いた僕は、慌てて自転車のブレーキをかけてしまいギキィ……という鈍い音を立てながらヨロヨロと止まった。
交差点の右側から銀の髪をたなびかせながら、僕の『同居人』は大変ご立腹な様子で静かに姿を現した。
「さて、変態さん。大人しくジワジワと嬲られながら処理されるか、逃げて逃げて逃げて逃げ疲れた末に呆気なく処分されるかどちらか選んで下さい。」
おおっと? 出鼻から平和的解決のへの字も無い発言だぁ……ていうかどっちを選んでも結末は一緒なんだね!?
うん、取り敢えず落ち着こうか。まずは交渉というか話し合いというかそんな事をしないと死ぬ。十五回は死ねる。いやもう何言ってるかわからないけどそれぐらいヤバい。
「い、いやぁ……まず話し合いをして妥協案を決めるというのは……」
迫り来るシロと距離を近づけぬようジリジリと遠ざかりながら僕がそう言うと、目の前の彼女はゆっくりと微笑んだ。
「まずは誠意を見せる。そこから話し合いです。」
「にこやかーな顔で親指を下に向ける様を見ると、話し合いする気は更々なさそうだけどねぇ!?」
「当たり前でしょうさっさと選んで下さい。その後の状態がDEADだったとしてもALIVEだったとしても、私にはどうでもいいことです。」
「出来ればALIVEでお願いしたいっねッ!」
その言葉と共に素早く方向転換。シロに背を向け脱兎の如く逃げ出す。
「無駄な足掻きを……『コード、G-RIF――』ッ!?」
気付いたなシロ。君は今コスプレ用スーツを着ている……つまり、右腕をアサルトライフルに変形させるのは不可の――
「シロちゃーん!」
後方、シロが居る場所より更に後ろから声が聞こえる……この声は――
「やぁっと追いついた……お、零人!」
京也ッ! なるほど、シロに昼を奢っていたとかそんな感じか……ありがとう京也、お金は必ず返すッ!
「シロちゃん、スーツ破っていいぜ。無償で一時間で直してやる。」
「何を言っているんだ京也!?」
「うるせぇ! こんな美少女に昼飯を食わせねぇなんて万死に値するッ!」
僕が思わず自転車を止めて振り返ると京也はびっくりする位コチラを睨んで人差し指を向けてきた。
「君だけは信じてたのにッ!」
「俺はいつも美少女の味方だァ! 後お前が居なかった所為で深刻なツッコミ不足だったんだぞ!?」
「どっちの理由も凄い理不尽だね!?」
って、そうじゃない!? 早く逃げないと――
「有難う御座います、京也さん。『十七』ッ。」
「待とうかシロッ! こんな所で武器なんか出したら通行人に見られて大事になるよ!?」
「安心して下さい、楓花に刑事ゴッコをすると言ったらここら一帯を封鎖してくれました。」
「バッカじゃないの!? 一般市民の方々に凄い迷惑だよっ!!」
「いえ、ここら辺は楓花の御父様の土地らしいので大丈夫です。」
「ここら一帯私有地なの!?」
「ええ、ですから……躊躇いなく撃てますね。」
瞬間、何かの皮が弾ける様な音と機械音が周囲に鳴り響く。それと同時に僕は身を翻し必死に自転車を漕ぎ出した。
「――知っていますか変態さん。アサルトライフルは確かにスナイパーライフル等の狙撃銃に比べて射程距離や命中率は低いです。然し銃の命中率は凡そ、反動と銃の精度で割り出しますが――」
捕まりたくないとか怒られたくないとか、そういう次元の話ではない。単純に死にたくない。心臓が警鐘を鳴らす。人間、強大な恐怖を前にすれば足が竦みそうなものだが、自然と僕は全速力で逃げていた。
「――私の銃の精度は良い方です。手入れもしっかりとしていますしね。」
ジャキッ!
何故かハッキリと聞こえるマガジンの装填音焦っているのに周囲の状況や絶望感が嫌でもわかってしまう。
「――反動? 自分の身体を上手く使いこなせるように努力するのは至極当然でしょう?」
今、僕はシロの前を直線上に走っている。アンドロイドのシロなら照準を合わせるのに一秒もかからないだろう。
チャンスは一瞬。でも一度でも躱せればそれで良い。後は演技をしながらのハッタリでどうにかなる……!
………………今ッ!!
ハンドルを瞬時に右へ切る。体が傾き、足を地に
パンッ……! という音を立てて飛んだゴム弾は、僕の自転車のタイヤにかすりはしたものの、僕に大きな打撃を与える事は無かった。
「ッ!? 何故今のを避けれるんです!」
慌てながらもこれ以上僕との距離を離さぬように銃を下ろし此方へ走ってくるシロに対し、僕は依然として自転車を走らせながら答える。
「簡単な事だよ、人は自転車のハンドルを切る前に少し体を傾ける。所謂、体重移動ってやつだね。これなら下手に普通に体を傾けるより少なく無駄のない動きで避けれるんだよ。」
息が割と切れ切れなのだが何とかカッコをつける。こういう戦いの場に於いては自分に余裕がない事を相手に悟られてはならない……
「どうするシロ、乱射でもしてみる?」
「……いいでしょう、正直貴方をナメていた節はありますしね。挑発に乗ってあげますよ。但し、私のは『乱射』ではなく精密な『連射』ですがね。」
あれ? もしかして僕、選択肢間違えた?
「『コード、G-RIF-十六』」
再度、何かの皮が弾ける様な音と機械の稼働音が鳴る。
うん……? 待って、もう一つシロの武装が増えた……?
「少し多めにいきますか。『装填』」
待って待って待って待とう! 何か凄い音聞こえてる!?
「ちょっと待ってそれホントに全部ゴム弾だよねえ!?」
「ええ、偶に手違いによりプラスチック片が混入している可能性のある只のゴム弾ですよ。」
「殺す気満々だねぇッ!? 撃たれる位はいいけど殺される気はさらさら無いからね!? ていうか君燃費はいいんだから一日三食食べる必要無いでしょ!?」
「あ、零人。シロちゃんはカツサンド七つ食ってたぞ。」
「食べ過ぎだろ! ていうかシロと自転車に乗ってる僕に生身で追いつくって京也何者だよ!?」
立ち漕ぎだよ!? もう陸上で世界狙えよッ!
「生身じゃねぇ!」
は?
「優雅に紅茶飲んでる恵が乗ったソリを引っ張りながらだ!!」
「君ホントに人間か!?」
「頑張ってくれたまえよ京也。」
愛の力!? 愛は世界を救うとかそういうアレなの!?
「ってそうじゃないよ! 殺されるのは筋違いって言ってるんだよぉッ! シロの体も温まってるだろうしそろそろ限界だろ!? ここら辺で休戦としない!?」
あぁ、ヤバイ。そろそろ足が疲れてきた。本気で説得にかからないと死ぬ……!
「フッ、変態さん……貴方はご自分が何をしたかまだ理解していないようですね……」
「な、何……?」
シロは一呼吸置いて言った。
「――貴方の所為で罪の無い五百円玉が犠牲になったんですよ!?」
「…………何かよくわからないけど凄い理不尽を強いられている気がする!? ていうかそもそも罪の有る五百円って何なんだよ!」
「もう少し部屋を出るのが早かったらジェンガも買えてたかもしれないじゃないですか!!」
「知らないよ! ……ていうかこう言っちゃ何だけどジェンガって売り切れる物なんだ!?」
「当たり前でしょうッ! 単純なゲーム性で子供から大人にまで老若男女楽しめるロングセラー商品ですよ!?」
「ステルスマーケティングお疲れ様だね! 結局大部分が只の八つ当たりじゃないか!」
「ええ八つ当たりですよ悪いですかッ!?」
「開き直ったぞこのロボッ!!?」
「後、貴方を見てるとメッタメタにしたくなるんですよ!」
「そんなジャ○アンより理不尽な理由で人を殺めようとするなよ!!」
そんな口論をしていると有須川さんの乗ったソリを引いた京也が僕と並走して……いやホントに引いてたの!? ホントに君人間か!? そして有須川さんもティータイムするなよ!?
「お前ら漫才すんなよ!恵が紅茶溢すだろ!?」
「「漫才してない(ません)ッ!」」
「シロちゃん恵の時(前話参照)より息ピッタリだな!?」
「京也さんソコ退いて下さいッ! その動く高分子化合物を撃つのに邪魔です!」
「高分子化合物なんて言うの面倒くさいからタンパク質でいいでしょッ!」
「いや零人そういう問題じゃないだろ!?」
「ブフッ、ゥアッツいッ!?」
「あーー!? ホラ、恵が紅茶吹いちまったじゃねえか!」
「京也、ジャケット借りるよ。」
「引っ張るな拭くなこれ結構作んの大変だったから!」
「すまない、後で手洗いして返すよ。アイロンもかけてね。」
「お、おうならいい、のか……?」
何か有須川さんと京也が良い雰囲気(?)になってる!?
「ゴメン京也! 生憎だけど今の僕には君達のラブコメ的な雰囲気にツッコミを入れる余裕は無いッ!!」
「仕方ありません……『十六、十七、解除』」
「!?」
不意に後ろを振り向くとシロが両腕を銃の形から人間の形態に戻していた。
……あれ、助かっ――
「『リミッター解除、ブースト』」
瞬間、シロと僕との距離が一気に縮んでってああもうこれ助かってないパターンですねゴメンナサイお小遣い渡さなかったのは謝りますから出来れば穏便にっていう言葉を口に出す暇もなく右ストレートが目の前にって、あ……死――
「やっめなさーいッ!! 『めーれー』です!」
聞き慣れた声、その声が辺りに響いた瞬間、シロはどう考えてもおかしい軌道で地面に着地した。
「楓花……ッ!」
シロが少し複雑そうな視線で見つめた先――そこにはベージュのロングコートを着た四十代半ば程の男性が……
「「「「誰だよッ!!?」」」」
「ああこれ?」
そう言うと男性(?)はおもむろに自分の髪の毛を引っ張った。男性(?)の顔がズルリと剥けたかと思うと中から先輩の顔が現れる。
「ア○ゾンで買ったの。」
「「「「アマゾ○スゲェッ!!」」」」
「びっくりした? いやーやっぱり刑事さんといえば変装だよね!」
いえーいピース! じゃないですよ先輩……いや、助かりましたけどね?
「それはそうと……」
先輩がシロの方を向き、頬を膨らませる。
「駄目だよシロちゃん! 刑事さんならなるべく傷付ける事無く相手を無効化しないと!」
「「そこですか!?」」
「? だってセンくん犯罪者なんでしょ?」
「犯罪者『役』って言ってくださいよッ!!」
そもそも刑事ゴッコしてたわけじゃないけどね!? 本気で刑事ゴッコしてると思ってたんですね!?
「じゃあやろうか!」
「「「「……何を?」」」」
「決まってるでしょ! 刑事ゴッコッ!!」
え、いやマジでやるんですか? ……うん、やめて? そのキラキラした目をこっちに向けないで?
ハア……まあ、正直帰っても内職するだけだし、先輩の遊びに付き合ってあげるか。先輩もシロと遊びたいだろうし……
「シロ、一時休戦ね?」
「空手か柔道、どっちがいいですか?」
そう言ってシロは手首を回してコキコキと鳴らす。鳴るんだね!?
「うわーお、どさくさ紛れにボコボコにする気満々だぁー。」
「姉ちゃん……今日は店開けれそうにねぇな。」
横を見ると、京也は溜め息を吐きながら苦笑いをしていた。
「じゃあ僕は警視総監役で。」
「一番楽そうなやつを選んだな?」
「当たり前じゃあないか。」
そう言ってケラケラ笑う有須川さんもなんだかんだ参加する所を見ると優しい所も……うん……あるんじゃ……ないかな……?
「じゃあ私怪盗役ね!」
「「「「その格好で!?」」」」
*(いい大人が元気に刑事ゴッコ)
「……じゃあ先輩が遊び疲れて無事寝たので、そろそろ帰ろうか。」
時刻は夕方。先輩は何か煙幕とか張ったりネット銃とか撃って好き放題した末に寝た。
「……楓花はどうするんですか?」
そう言ってシロがコテンと首を傾げる。
スーツが破れていなかったら可愛い少女の仕草に見えたのだろうが、なんだかんだで先輩の次に刑事ゴッコを楽しんでいたシロの服装はかなり酷い事になっているので、絵面は狂気しか感じない。
「心配しなくても先輩の周りには至る所に使用人さんが潜んでいるから大丈夫だよ。因みに、先輩が寝た後の銭湯の運営は使用人さん達が全部やってる。」
「……それ働いてるって言うんですか?」
「世間一般では留守番とかお手伝いって言うね。」
「…………変態さん、今私凄い複雑な気持ちです。」
「本人もちゃんとやる事はやってると……思う……よ……?」
「徐々に失速していくのやめて下さい。」
うん、ゴメン。先輩がマトモな時なんて無かった。
僕が頭をポリポリと掻くと、シロは先輩を何処かから現れるであろう使用人さんの元へ運びに行った。
「じゃあ俺は帰るわ! また今度な零人!」
京也は急いでいた様で、先輩がシロに運ばれていくのを見届けるとさっさと帰ってしまった。
「……有須川さんはついて行かないの?」
また京也についていって嫌がらせとかするのかと思ったのだけれど、有須川さんは此方を向いてジッとしていた。
「行く場所はわかっているから後で行こうと思ってねぇ。思ったよりもシロくんとの仲は悪くはなさそうだねぇ。」
「どこをどう見ればそう思えたのか詳しく教えてほしい……」
「まあ、ある意味では似たもの同士だからねぇ……それより仙台 零人、『昨日僕が言った言葉』について考えたかい?」
昨日の言葉、というのはおそらくアレの言だろう。
――ああ、言い忘れていたよ仙台 零人。そろそろ『善人を演じるフリをする』のは止めた方が良い。――
「……ああ、覚えているよ。答えを聞きたい気分でいっぱいだね。」
「僕は『考えた』かどうかを聞いているんだがねぇ……まあいいよ、その調子じゃあ何もわからないまま中途半端な所で思考を停止させたんだろう?」
「まあ、考えてもわからないと思ったからね。」
僕がそう言うと有須川さんはつまらない物を見るような目になった。
「期待外れもいいとこだねぇ……決めつけや固定概念なんてものは、人の成長の妨げにしかならないというのに。」
そう言って彼女はヤレヤレとわざとらしく首を横に振る。
「……何が言いたいんだよ。」
僕のイライラとした口調を気にしないかのように、有須川さんは淡々と話を続ける。
「十七世紀、フランスの学者ブレーズ・パスカルは人間を『考える葦』と表現した。」
知っている。人間は一茎の葦の様な弱小な存在だが考える事で人間は宇宙等よりも尊い存在になる……確かそんな考え方だった。
「葦……場合によってはヨシと言われる場合もあるが……これは大変素晴らしい植物でね。茎は丈夫な棒として活用出来るし、動物の住処になったり、近年では浄水効果も発見されたらしい。つまり、葦は考えなくとも偉大な植物なんだよ。」
何処からともなく葦の棒を取り出した有須川さんは、それをクルクルと器用に指の上で回す。
「以上の理由から私はパスカルの考え方には賛成だが、比喩表現には共感出来なくてねぇ。」
今度は棒の回転をピタリと止めたと思うと、それを此方へと突き付けてきた。
「考える事を止めた人間は葦以下のつまらない生命だと思っている。そもそも、獣でも生きる方法について考えたりするしねぇ。」
そう言って此方を見つめる有須川さんの瞳は、どことなく怒気を孕んでいる様な気がした。
「……僕がそのつまらない生命だとでも?」
「そうは言っていないさ。只――」
一呼吸置いて放たれたその言葉は、重く、そして深く僕の胸に突き刺さる。
「――沢山の人に支えられているにも拘わらず、それに気付かないで只々不毛な事を繰り返す『碌でなし』だとは思っているよ。」
「ッ!」
「『考えろ』よ。正直僕は君に飽き飽きしている。君が考え、自分の手で足掻き出す事こそが、君を助けてくれている全ての人間に対する報いだと思え。」
そう言うと有須川さんは棒を放り捨て、僕に背を向け歩き出す。
「君を思って動く姉弟を、僕はこれ以上見てられないんだよ……」
風の音でかき消されそうになるくらいに小さなその呟きが、僕の耳に染み込んだ。
*
「……変態さん。」
「!?」
急に肩を叩かれ驚いて振り返ると、そこには僕の同居人が居た。
「驚かないで下さいよ……正直気持ち悪いですよ?」
「何か今、理不尽にディスられた気がするよ……」
「……帰りますよ。ツッコミにキレの無い変態さんなんて只の変態です。」
「そもそも変態ですらないけどね!?」
「五月蠅いです。変態さんは黙って私を楽しませながら私にお昼を用意しなかった罪を深く反省し、スーパーの格安肉でA5ランク級の肉でも錬成してればいいんですよ。」
「サラッとレベル高い要求してくるのやめてくれない!?」
僕のツッコミを受けても当のロボはしれっとした顔をしていた。
「ホラ、行きますよ。」
そう言うとシロは身を翻し歩き出した。彼女の隣に並べる様に、僕は小走りでその背中を追いかける。
有須川さんが放った言葉。正直その意味は全くわからない……でも、変わらくちゃならない。その事は自分でも薄々感じていたし今日の出来事でそれがハッキリとわかった。
シロという存在が現れ、僕を取り巻く環境が変化していっている今、僕も何か変われるのかとそう自問してしまうのは…………いけない事なのだろうか。
「ハンバーグになったらごめんね。」
「……弁当屋でステーキ弁当でもいいのですよ?」
「ゴメン予算的に無理。」
どうも色々台無しにした上殆どカオスにしてしまった残機1LIFE0です。投稿遅れてゴメンナサイ。待って下さった皆様に私の血涙とかを差し上げ……いらないですよねハイすいません。
有須川さんの真意については幕間的な『売店』にて語ろうと思っております(語るとは言っていない)前回みたいにラブコメ(?)はしないよ? ……多分。
追記:シロさんが長時間稼働できてるのはスーツが一部破れてたり保冷剤を京也さんからカツアゲしたり零人くんをパシらせて水飲んだりしていたからですあしからず。
以下、PV四千突破記念SSです。本編に入れれなかった割りと重要なネタをどうぞ。
シロ「変態さん、楓花が使用人様方に監視されているのなら、私の存在は楓花の両親に伝わっているのでは?」
零人「まあそうだろうね。」
シロ「私、貴方と同居する意味あります?」
零人「ぶっちゃけ無いね。」
シロ「楓花に監視の事を伝えて……」
零人「やめといた方がいいと思うよ。先輩にその事が伝わるのは意地でも防ごうとしだすから、アノ人達。」
シロ「ファックッ!」
零人「先輩のお父さんが過保護でねー……でも、今頃どう君を保護しようか考えてるんじゃないかな。」
シロ「……それまでの同居、ですか。」
零人「君としては一刻も早く僕から離れたいだろうけど、少しすればその望みも叶うでしょ。」
シロ「そうですか…………服、洗っておきましたから。」
零人「ロボとはいえ女の子に自分の服を洗ってもらうなんて、複雑な気持ちだなぁ……」
シロ「服だけにですか。全然面白くありませんね。」
零人「別に狙ったわけじゃないよ!?」
シロ「……ああ、色々探すのに押入れを調べさせてもらいました。」
零人「それぐらいならいいよ。見られて困る物があるわけじゃないしね。」
シロ「因みに出した物は戻してません。」
零人「待ってそれ散らかったまま放ったらかしって事!?」
シロ「同居中はあそこは私の家な訳ですし、何をしようが私の勝手です。」
零人「僕の部屋でもあるからね!?」
シロ「ガタガタ言わないで下さい、一応生物学上では男でしょう。可燃ゴミの。」
零人「女尊男卑な上に生物じゃないみたいな言い方するのやめてくれる!? 後、一応じゃないから!」
シロ「あー、この凄い五月蝿くて殴りたい感じ落ち着きます。」
零人「もう貶されてるのか褒められてるのかよくわかんないよ!!!」
次回予告
京也「二章終わったな。」
有須川「終わったねぇ。」
京也「次回って、何するんだ?」
有須川「作者が言っていたように『売店』じゃあないのかい?」
京也「なるほどなぁ……んじゃ、次回もなるべく」
有須川「読んでくれると心の底から嬉しいねぇ。」
真・次回予告
楓花「これ私今回要る?」
零人「あれだけ出たい出たいと言っていた癖に……」
楓花「だって今回の私の役目って収集つかなくなった連打されるネタに更なるネタで無理矢理終止符を打つ要員だよ?」
零人「先輩って時々そういう正しい感じの発言しますよね……本編の外で。」
楓花「天才だからね!」
零人「そうですね天災ですね。ていうかこの『真・次回予告』って何なんですか?」
楓花「三章の予告だよ? つまり19軒目の予告。」
零人「あー……なるほど?」
楓花「それで、次回はどんなお話になるの? センくん。」
零人「僕も知りませんよ……」
シロ「楓花、ここは役立たずの廃棄物などより私に任せて下さい。」
零人「それは僕の事を言ってるのかなシロ!?」
楓花「任せる☆」
シロ「今回で起承転結の起がやっとのこさ終わったという感じなので次回からは変態さんが只々悩んだり私が家事に勤しんでアパートブレイカーになったりというクッソ面白くない話です。つまりいつものテンションがいつものテンションになります。」
零人「いつものテンションがいつものテンションになるってどういう状況なのかよくわからないし面白くないってキャラクター本人が言うのはどうかと思う!! 後、アパートブレイカーっていう不穏な単語が聞こえた気が――」
楓花「それじゃ皆!」
シロ「気がついたら上げられているかもしれない三章をダラダラと片手間に読むとつまらないからオススメですよ。」
零人「話聞こうよっ! そしてちゃんと宣伝しようよ!?」
内容は勝手に変更されてる場合があるっぽいね。嘘だよなるべく変えないよ。




