13軒目:誰か正しい客(神)の捌き方を教えてくれ。
はい、疾走もとい失踪しかけました。調子出なくてメチャクチャですが駄作で良いならスクロールしてPV数を稼いで駄作者をぬか喜びさせたらウワッホイッ!!!! はい、スイマセンでした許して下さい何にもしませんけど。
[京也の前回のあらすじ]
「君には夜までここで働いてもらう。」
突如バイト先の店長、氏神 冥に呼び出された零人――
「ああ、言い忘れていたよ。五番テーブルの店員呼び出し鈴。爆弾の起爆装置に替えといたから。」
いや、全くもって訳わかんねぇよ。何だこの状況。……まあ、取り敢えず頑張れ零人。
H29.9.13:本文を修正させて頂きました。後書きが追記されている気がしても気のせいですよきっと。
H30.4.27:サブタイを修正させて頂きました。
某年六月三日
この世界は理不尽に溢れている。非正規雇用社員である僕には敵わない人物が沢山いる。
例えば――店長とか……
いやでもちょっとこれは理不尽過ぎやしないですかねぇ!? 労働組合に訴えるよ!?
「文句を言わずにキリキリ働け。週七日労働を見逃しているのは誰だと思ってるんだ。」
「ハイハイ、わかってますよ店長。」
働きもせずに昔から続いているRPGゲーム、ドラメドサーチをプレイしている店長を尻目に、山積みになった食器を丁寧に、然し手際よく洗っていく。
「……仕事して下さいよ。」
「店の宣伝なら先程済ませたぞ?」
「この集客率でなお!?」
「それとも何だ? 私に店員の仕事を奪えと?」
この人はぁっ……!!
「というか、君の指示で巧く回っているじゃあないか。何の問題があるんだ?」
クルクルと器用に事務椅子で回っている店長が、そう訊ねて……
「ギリギリ回してるだけです。五番テーブルに気を付けながらとなると、いつ何時この陣形が崩れるかわかりませ……」
「うっひょーっ! 今回のアプデで出た新キャラってコイツかぁ!」
「聞けよっ!!」
ていうかゲームやってると随分と性格変わるなアンタッ!?
「ん? ああ、彼らなら大丈夫だろう。スーパードジっ子鈴木、狂気のゲーマー田中、元ヤンDQN佐藤に、厨房の鬼の山田君まで居るんだぞ?」
「変な異名付けないであげて下さいよっ!!」
そして異名が仕事と全く関係無い!?
「……というより、そんな非常事態の時の為に君というフリーな立場を作ったんだろう?」
「まあそうですけど……」
フロアにある程度人数を割きつつ、僕といういつでも動ける立場の人間をつくっておく事で緊急事態にも対応しやすくなる。
因みに、この布陣と役割分担を考えたのは狂気のゲーマー(?)こと田中君である。有難う田中君。でも、何で僕をこんな重要な役にしたんだい?
「でもまあ、安心したまえ。」
「何ですか店長、椅子の背もたれに体重掛けながら僕の背中蹴って。ていうか、その玉座の椅子は何処から持ってきたんですか!? 何で玉座ッ!?」
「君が蹴りたい背中をしているから悪い。そして玉座は拾った。」
「意味わかんないですよ!?」
「更にぶっちゃけると客の九割九分九厘はサクラだ。」
「アンタ本当に何がしたいんだっ!?」
「そうだなぁ……許される限り、人と対立したい。」
「思ったより最低な発言だっ!?」
店長が玉座の上でふんぞり返りながらニヤニヤしてくる。因みに皿洗いしながら後ろに居る店長を見たりしているので僕の体制がすっごい辛い事になっている。
ていうか、すっごいムカつくな、この人。グーパンしたいぞ……ハッ、シロの暴力精神が僕に移っている!?
「冗談だ…………一割程。」
「九割本気!?」
「本音を言えば君達……いや、君の実力を試したくなった。」
僕の背中に飛足刀蹴りを決めながら店長はニヤリと笑っ……アンタ何やってんの!? 後、何で僕限定で実力測るの!?
「自分の胸に、聞いてみろ。」
「蹴った理由は全くわかりませんねぇっ!!」
「それ以外はわかるんだな?」
「…………」
黙っている僕に向かって溜め息を吐いた店長が一言。
「沈黙はエンペラーと受け取ろう。」
「ボケが解りにくいですよ……」
『肯定→皇帝→エンペラー』って普通わかんないから!
「グラウンドの方が良かったか?」
「いや、そういう問題じゃないです。」
「じゃあどうやってボケれば良いんだ!?」
「ボケるなよっ! 今何かシリアス入りかけただろ!?」
何なのこの人!? もうわけわかんないよっ!!
「なるほど、ボケ続ければいいのだな?」
「何で真剣な顔でそっち路線行くの!? さっきから全然話進まないよ!? こう、何か、人生相談的な……ゲームを再開するんじゃないよっ!!」
「あーっ! リヴァイアサンがっ!!」
さあ、仙台選手。振りかぶってー、ポータブルゲーム機をそっとテーブルに置きましたーっ!
「丁寧な対応だな!?」
「いやだって壊したら悪いですし……あ、ちゃんとポーズ画面にしておきましたよ?」
「さっきまでボケるなと言っていた割にはネタっぽい対応だなぁっ!?」
……店長が何を言っているか、僕には微塵も理解出来ませんでした。
「何だ君は!? 実はボケキャラなのか!? 君だけはツッコミ役と思っていたんだぞ!? 君がボケだしたらツッコミ不在だぞ!? 無法地帯だぞ!? 良いのか!?」
「取り敢えずこのままだと良くないという事だけは理解しました。」
「わかってくれたか。」
皿洗いをする手を止め、綺麗にタオルで拭いた後に店長と熱い握手を交わす。
「……いや何ですかこれ!?」
「君が元に戻っているかの、テストだ。」
そう言って謎ポーズを決める店長……いや何だコレ!?
「まあ兎に角だな、君の能力をフル活用した姿が見たかったのだがな……全員で協力して乗り越えるとは思わなかったな。」
「……僕以外の店員をそれに巻き込んだ、その事をしっかりと皆に謝って下さいよ?」
「反省は微塵もしていないが謝罪はしっかりとするつもりだよ。……まあ、君以外の人は強制労働ではないから、そんな必要は無いかもしれないがね。」
「僕の扱いが酷い気がするんですが気のせいですか!?」
「気のせいだとでも思ったかバカめっ!!」
何だこの人ッ!? マジで何なんだこの人!? 人をボキャ貧にする天才か!?
「否、神だ。」
「人の心を読んだ上に堂々と人類超越宣言しないでくださいっ!」
「『断るっ!!』」
店長がそう言った瞬間、厨房に物凄い風が吹き荒れ――アンタホント何でもアリだな!?
「さて、」
一通りふざけて満足したのか、店長は玉座を片付けた後、僕の肩に手を置いて一言――
「そろそろ真面目に働こうか?」
「アンタがなッ!!!?」
僕の長いバイトは、まだまだ始まったばかりだ。
前回の更新から大きく時間が開いてしまいました。残機1LIFE0です。
本文書いた後にそういえばバイト編なのにバイトしてない事に気付きましたが店長が出てきた時点で仕方ないと思――はい、スイマセンでした。ダメだね、一話丸々ネタに使ったらね。
ところで、店長が出張り過ぎて他の店員が出て来る隙がありませんでしたが……何か登場したら更に物語が進まない濃い方々なのでこれで良かった気もします(´店ω員`){そんなー
仕方ないね、こればっかりはね。次話も新キャラ出るかもしれないしね。
……感想強請り? そんな事よりSSダッ!!
・呼び方
氏神「私は君の事を何と呼べばいいんだ?」
零人「それ、本人に聞きます?」
氏神「では、他に誰に聞けばいいんだ?」
零人「…………」
氏神「……取り敢えずだな、案は幾つか考えて来た。」
零人「なるほど、じゃあそこから僕が選ぶ事にしましょうか。」
氏神「わかった。では一つ目がな……レイレイ。」
零人「却下で。」
氏神「何故だっ!!」
零人「何ででもですっ!!」
氏神「いいではないかレイレイ。」
零人「うわ、背筋ゾワッとしたっ!」
氏神「レイレイ♪」
零人「やめて!?」
・呼び方2
零人「レイレイは一旦置いときましょう!」
氏神「わかった、では二つ目を聞いてくれ。」
零人「どうぞ。」
氏神「零人きゅ――」
零人「却下で。」
氏神「なぁぜぇだぁっ!!」
零人「察せよ! 他の店員の皆から関係を疑われるよ! 何で恋人風味何だよ! しかもバカップルな方ッ!!」
氏神「私の事、嫌いか?」
零人「アンタのそういう所僕は嫌いだよっ!!」
・呼び方3
氏神「三つ目はマトモだから、な?」
零人「……どうぞ。」
氏神「センくん☆」
零人「っ!?…………却下で!」
氏神「何故ダメ何だっ!?」
零人「もう理解しろよっ! そのシリーズはダメ何だよっ!! 大体その呼び方で呼んでいいのは…………ッ!?」
氏神「ほうほう、なるほど……」
零人「いや、あの、今のは……」
氏神「聞いたか視聴者の皆ッ!!」
零人「誰だよ視聴者ッ!?」
次回予告ッ!?
有須川「君は知っているか? 次回は仙台 零人が出ない予定な事をッ!」
京也「ナニィーーーッ!? 主人公なのにかっ!?」
有須川「主人公なのにだッ!」
京也「なんてこった、じゃあ次回は誰視点なんだ!?」
有須川「察してくれっ!」
京也「……無理だっ!」
有須川「君みたいな奴に察しを求めた僕が馬鹿だったよ。」
京也「オイ、それどういう意味d――」
有須川「次回ッ! シロくんが何か散歩的なアレをする回ッ! お楽しみにっ!」
京也「お前そんなキャラだったっ!?」
内容は予告なく変更する可能性がなきにしもあらず。




