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200文字小説集

それほど悪くはない(200文字小説)

作者: 日下部良介

このところ、気が滅入ることばかり続くなあ…。


そう感じながらも、惰性で時間だけが流れて行く。


またやっちゃった。

入力ミスで会議の資料が台無し。

上司に怒鳴られても上の空。

手直しで残業になった。


夜のオフィスは私の心を食いつくすよう。

いっそこのまま消えてしまえばいい。


そんな時、目の前に置かれたカップ麺。


「腹減ったろう?」

昼間怒鳴られた上司だった。

「早くやっつけて飲みに行こうぜ」

ちょっとだけ救われた気がした。



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― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。上司の優しい心遣いが身に染みますね。こんな上役がいたら頑張って働こうという気がおきますね。上司はとても賢明な方のようですね。主人公にはミスをとりかえしてほしいなと思いました。…
[一言] 仕事の顔とプライベートの顔の使い分け。 これって、意外と重要な社会的スキルだったりするんですよね。 私も次は、こんな上司に恵まれた職場に行きたいなぁ……。
[一言] いい上司ですね。
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