0, プロローグ(はじまり)
初投稿・初連載です。
私は妄想が大好きなので、自分の好きな妄想を形してみたく、物語にしてみました。
自己満足のところもありますが、暖かく見守っていただければ幸いです。
「なんなの・・・これ・・・」
目のまえに広がる光景は大きな穴。建物のひとかけらも残っていない土砂と瓦礫だけが残った大きな空洞。誰が信じるだろうか、この深さも広さも終わりがないこの大きな空洞に世界一の大国が存在していたことを。
「滅ぼされたんだ・・・たった一晩で・・・たった5人の子どもたちに・・・」
世界が一目置く世界一の大国、アテナ帝国はたった一晩で滅びてしまった。信じることなどできるわけがない。この大国を滅ぼした犯人はたった5人の子どもたちであるという。
「・・・最強最悪の悪魔の里、スルタの里の子どもたち・・・」
この世界では誰もが知っている常識。悪魔の里、スルタの里には手を出すな。この光景はこの禁忌を犯した国の末路であるとでもいうのだろうか。悪魔の里の前では世界一の大国であろうが関係ない。悪魔の里の怒りに触れるということはこういうことだ。
この事件は瞬く間に世間の耳に広まっていき、世界中の人間を震撼させる出来事となった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「女王陛下!いけません!」
東南にある小さな国。この小さな国では侵入者を知らせる国境に貼ってある結界が突如警報を鳴らした。軍は侵入者を追跡するべく、国境へと進行する。この国の女王は軍の誰よりも最前でこの国の軍を指揮していた。だが、女王は突如何かの人影に反応し、軍を置き去りに走り込んだ。
「・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」
国境に姿を現したのは涙を流し、何度も力なく謝罪の言葉を告げ、倒れこみ、気を失った少年であった。この国や隣国では見られない服装と黒髪の整った顔の10代半ばであろう少年。彼は茂みの中に丸まりこみ、全身傷だらけの姿で気を失っていた。
「この子・・・」
女王は気を失った少年を見たあと、何かを考えるようにしばらく呆然ともう一度少年を見つめ、少年を抱きかかえた。
とりあえずはじめはこんな感じかなってしてみました。最初なので少し短めです。




