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僕は小説をどのようにして読んでいるのかというお話

作者: 狭間梗也

最近プライベートや仕事で時間・・・・・・よりモチベがただ下がりのため、読む事も書くこともできておらず、このままでは全く文章を書くことをしないだろうなということで、エッセイを書いていこうと思います。


今回は小説の読み方っ。


これは読む場所や時間などといった環境の事ではなく、どう文章を読み取っているのかというお話です。


読み取るとはなんぞや?


そう思われる方もいるかもしれませんが、小説の読み方って結構人によって違うみたいで、聞いたり調べたりすると、「そんな風に読んでるの!?」ということがままあったりします。


一番わかりやすいのが「文字」か「映像」


「文字」で物語を楽しむか、読み取った文章から脳内で「映像」で再生して楽しむかの違い。


僕は「文字」を読み取っているだけなので、映像の方はあんまり詳しく言えないですが、アニメーションのように流れていたり、実写ドラマのように見えていたり、様々な見え方があるようなのです。


気になる方は、そういった方の見え方について調べてみると、面白いかもしれません。


この見え方ができる人は、小説を読む時だけでなく、空想する際にも映像を用いている事が多いみたいなので、そういった方面で調べたりすると、検索に引っかかるかもです。


正直聞いた当初は信じられず、本音をいうと羨ましい部分が多々ありますが――


――じゃあ、僕は小説を楽しめていないのか?


そう自分自身に問いただした時、「いやそんなことはないな」と結論が出せたので、羨ましいと思いつつ、今まで通り自分の読み方で楽しんでいこうと思います。


さて、一番大きな部分を語った中で関係しているだろうなと思った事がいくつかあったので、次はその部分に語っていきますね。


これは文字から読み取っているからなのか、物語の人物に注目して読んでいる、ということ。


これ、どういうことかというと、背景などの描写に関して書かれていても「映像化」できないから、細部を読んでもいまいちピンとこないので、なんとなく理解できればいいや、と思って深く読み込んではおりません。


そのため、舞台の建物や場所なんかの構造が理解できていない事が多いですが、その分その場所に存在する登場人物のセリフや行動、または心理描写で、「こういう所で戦っているんだな」とか「そこは人が生きるのに厳しい場所なんだな」と補完している感じですね。


書く側に立つと、そうも言っていられないので、他の方の背景描写から学んでいるところですが「物語を楽しむ」という点では、今も読み方はそのままです。


物語に登場する、セリフや行動、心理描写。


それらに魅せられながら、小説を読む。


映像は出てこず、文字だけでも。


時に笑い、泣き、ドキドキしながら読んで、読み終わった後は満足感があり。


好きなシーンや、お気に入りの場所は、ひたすら繰り返して読む。


端からみると、最後まで読み進めたあとに、ページをめくり返しニヤニヤと笑っている危ない人間だとは思いますが、僕はそのようにして小説を読んでおります。


読み方は人それぞれで、そこには正解も間違いもありません。


どんな風に読んでも、その物語を楽しんでいるのであれば、それで十分。


自分が好きなように読んで楽しむ、それが小説の楽しみ方だと思います。


ただ、ちょっとした興味があれば、他の読み方に注目してみると色々違いがあると思うので、そういった部分を楽しんでみるのは、いいかもしれないですね。


今回はここまで、お付き合い頂き、真にありがとうございました。


最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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