表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/31

(三)

 さらに翌週の土曜日、拓弥は車の中にいた。

「今さらデートですか」

 助手席に座る拓弥が、運転席の実奈美にそう尋ねた。

「いいから付合ってよ。私の久しぶりのお出かけなんだから」

 意外と安全な運転をすることに、実奈美が年上のお姉さんなのだと拓弥は今さら気づかされた。

 特に目的地も教えてもらえずに、車は圏央道を快走していった。その後、久喜白岡IC(インターチェンジ)から東北道に入り、ひたすら北上していった。

 さらに車は栃木ICで東北道を降りると、今度は下道を走って行った。栃木バイパスから横道に入ったところにある住宅街に入っていき、そのうちの一軒の家の前で車を停めた。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ