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(二)-14

「ヒモにしてくれるのか」

「しないわよ!」

「知ってるよ、私。ジョーが財布を持ってない理由」

 唐突に拓弥の右腕をしっかり掴んで逃がさないようにしているレイカが言った。

「えー、なになに?」

「お金貯めているんだよね」

「うっそー、マジマジ~。すっごーい」

「自分のブランドを持つのが夢なんだよね」

 レイカは丈の顔をチラッと見やる。

「うっせえよ。お前、そのこと言うなよ」

 丈がレイカに言うと、拓弥が「そうなんですか」と口を開いた。

「おう。そん時はお前、俺んところのモデルになってくれよ」


(続く)

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