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“結び合った僕とキミ、でも待って! 今じゃないから來世まで待ってくれないか?”

作者: 七瀬
掲載日:2023/08/26







僕は知っていた。

“キミは前世からずっと僕と結ばれる運命の女性ひとだという事!”

だけど待ってほしい! 今世の僕にはやるべき事があるんだ!

だからキミとは当分! 結ばれる事はない!

それでも、知っていてほしいこともある! 

“僕がどんな事があっても次は、キミを見つけ出すから!”

今はごめんね、キミを僕は迎えには行けないんだ......。




『“どうして、私を拒むの? 他に好きな女性が居るとか?”』

『・・・・・・』

『黙ってたら分からないじゃない!』

『・・・ご、ごめん。』

『“ごめん”って、そればっかり! ちゃんとした理由を聞かせてよ!』

『“ごめん。”』

『なんにも私には、話してくれないんだね!』

『・・・・・・』

『“私も知ってるよ、愛輝が私の運命の男性ひとだって事ぐらい!”』

『・・・・・・』

『それでも何も話してくれないんだ!』

『・・・ご、ごめん、』

『もう分かった! 別れてあげる! それでいいんでしょ!』

『・・・・・・』

『“でもなんでよ! また私は運命の男性ひとと既にあっているのに、

別の男性ひとを探さなきゃいけないの?”』

『本当にすまない!』

『“そんなに私に謝るぐらいなら、最後にキスして!”』

『えぇ!?』

『もうこれで、愛輝に付き纏ったりしないから! お願い、最後に、、、。』

『分かった。』




・・・僕とキミは最後に暑いキスをして、別れる事になった。

僕だって分かっている!

“キミは間違いなく、僕にとっても運命の女性ひとだという事を、、、!”

それでも僕はキミと一緒には居られない。





キミに幸せになってほしいとまでは、今の僕は言えない!

それでも、“普通の幸せぐらい感じて一生を終えてほしいんだ!”

その相手は僕じゃない!

せめて! “キミを好きだと言う男性ひとと一緒になって!”

僕の最後のキミへのお願いだ!



今じゃない!

僕にはやるべきことが残っていて! 今はそれをしないといけない。

僕の一生をかけてする事があるんだ!

理解してほしい訳じゃない! それでも僕はキミを遠くから幸せで

あってほしいと願っているよ。

キミがそれを認めなくても、僕はいつもキミの幸せを願っている。

 









 *









・・・こんな事ってあるんだね。

“彼は間違いなく! 私の運命の男性ひとだ!”

それなのに、どうして? “私達は結ばれないの?”

こんなに私が彼を想っていても、届かない想いもあるだね。

それまでの私は、“私を好きだと言ってくれた男性ひとと付き合って

きたの!”

私はそれが幸せだと想っていた。





でも? “彼と出逢って、今までの私の考え方が違うと気づいたわ!”

だって! 私から彼に告白したんだから!

こんな想いをしたのは、“彼が初めてだった。”

こんなに、“好きな気持ちが溢れ出す事は初めてだったの!”



それなのに、“私と彼は結ばれないの?”

“運命の人って? 私にとって、彼にとって、なんなんだろう?”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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