“結び合った僕とキミ、でも待って! 今じゃないから來世まで待ってくれないか?”
僕は知っていた。
“キミは前世からずっと僕と結ばれる運命の女性だという事!”
だけど待ってほしい! 今世の僕にはやるべき事があるんだ!
だからキミとは当分! 結ばれる事はない!
それでも、知っていてほしいこともある!
“僕がどんな事があっても次は、キミを見つけ出すから!”
今はごめんね、キミを僕は迎えには行けないんだ......。
『“どうして、私を拒むの? 他に好きな女性が居るとか?”』
『・・・・・・』
『黙ってたら分からないじゃない!』
『・・・ご、ごめん。』
『“ごめん”って、そればっかり! ちゃんとした理由を聞かせてよ!』
『“ごめん。”』
『なんにも私には、話してくれないんだね!』
『・・・・・・』
『“私も知ってるよ、愛輝が私の運命の男性だって事ぐらい!”』
『・・・・・・』
『それでも何も話してくれないんだ!』
『・・・ご、ごめん、』
『もう分かった! 別れてあげる! それでいいんでしょ!』
『・・・・・・』
『“でもなんでよ! また私は運命の男性と既にあっているのに、
別の男性を探さなきゃいけないの?”』
『本当にすまない!』
『“そんなに私に謝るぐらいなら、最後にキスして!”』
『えぇ!?』
『もうこれで、愛輝に付き纏ったりしないから! お願い、最後に、、、。』
『分かった。』
・・・僕とキミは最後に暑いキスをして、別れる事になった。
僕だって分かっている!
“キミは間違いなく、僕にとっても運命の女性だという事を、、、!”
それでも僕はキミと一緒には居られない。
キミに幸せになってほしいとまでは、今の僕は言えない!
それでも、“普通の幸せぐらい感じて一生を終えてほしいんだ!”
その相手は僕じゃない!
せめて! “キミを好きだと言う男性と一緒になって!”
僕の最後のキミへのお願いだ!
今じゃない!
僕にはやるべきことが残っていて! 今はそれをしないといけない。
僕の一生をかけてする事があるんだ!
理解してほしい訳じゃない! それでも僕はキミを遠くから幸せで
あってほしいと願っているよ。
キミがそれを認めなくても、僕はいつもキミの幸せを願っている。
*
・・・こんな事ってあるんだね。
“彼は間違いなく! 私の運命の男性だ!”
それなのに、どうして? “私達は結ばれないの?”
こんなに私が彼を想っていても、届かない想いもあるだね。
それまでの私は、“私を好きだと言ってくれた男性と付き合って
きたの!”
私はそれが幸せだと想っていた。
でも? “彼と出逢って、今までの私の考え方が違うと気づいたわ!”
だって! 私から彼に告白したんだから!
こんな想いをしたのは、“彼が初めてだった。”
こんなに、“好きな気持ちが溢れ出す事は初めてだったの!”
それなのに、“私と彼は結ばれないの?”
“運命の人って? 私にとって、彼にとって、なんなんだろう?”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




