表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新の詩篇  作者: ノーリターン新
596/656

限りなく塗り替える心

同じ空を見つめている二人は、


もう別れる。


心が払拭されてゆく。


今ここにあるものすべてを否定されても、


俺にはこれしかない。


腐った世界に生きて、


心を彩り躍らせる、ときめきってやつ。


クソみたいな人間がどんなに常識を振りかざしても、


心は染まりはしない。


あなたの自分だけの絵の具で、


自由自在に塗り替えてほしい。


心に深い爪を立てて、掻きむしった傷。


こんな想いのままじゃ救われない。


もっと知性を尖らせて、透過させる心。


悲しみに勝とうとするから負けてしまう。


さよなら愛しい人。


最後だと分かっているのに唇が離れない。


誰にも邪魔できない永遠の愛が、


音を立てて崩れてゆく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ