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新の詩篇  作者: ノーリターン新
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蒼さを忘れた空

運命が待ってる。


始まりと終わりの場所に咲く花。


もうあの真っ青な空は取り戻せない。


水色の空の下、飛行機雲を見つめながら。


今日も忘れるために生きている、


嘆きの丘で刻んだ思い出の傷跡。


泣きわめき叫び散らした淡い心の色。


がんじがらめの世界で、


夢見ることは何処までも自由だから。


思想犯になるよ、


支配者が人を操ろうとするなら。


星の希望を探して、常識なんてどっかへ忘れて。


もうだれにも止められない。


陰謀と結託の未来、


書き換えられた遺伝子の災い。


あなたが心を奪われる何かのために、


臭いセリフを言ってあげる。


どこまでも空が青く透き通って、成層圏の蒼さと同じになったら。


夢の弾薬が再装填される、何もかもが流されてゆく。


ありがとう。


今ここで出逢えた奇跡の証。


本気だったさ、振り絞る勇気の全ては。


無念のままに消えていった魂も、生きる絶望に疲弊する魂も。


激しい雨が洗い流す、永遠の名のもとに。


祈りは誰の幸せも具現化する。


誰もが己の運命と向き合う明日。


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