552/656
答えのない明日
照れ臭くてぶっちょう面で、
ぶっきらぼうに言い訳した。
もしも常識がすべて偽物なら、飼いならされた欲望の化け物。
何ものでも埋めることができない。
あなたに出逢えたなら、世界は輝くのに。
心の練度は透過してゆく想い、鋼の心と身体が欲しい。
目を逸らさないで見つめてほしい、命が命を喰らう星で。
あなたがいつか見つけたもの、
大切な思い出のかけら。
脳内流しソーメンの世間を横目で見る、我先にと流行に群がり喰らい尽くす。
高価な装飾や着飾った身なりで街を歩く、
いつだって心が大好きなくせに。
想いの速度は壊れた世界に浸透する、どんなことがあってもくじけないと誓う。
幾ら悩んでも出ない答えもあるさ。
わからないものが明日を構築する。
迷いながら奇跡を掴むのもいい。