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新の詩篇  作者: ノーリターン新
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君と一緒に見たいんだよ

夜が流れてゆく。


自分が世の中から取り残されたみたいで、


風に溶けてゆく想いを数えている。


未来には希望しかないと信じていた、それが当たり前のことだと。


訳知り顔でアイツがやってくる、羊の皮を被ったお人好しが。


光が欲しかったんだよ。


どんな夢も宇宙の夢に組み込まれている。


君はどんな顔で過ごしているのかな、


楽しいことばかりでもないよね。


自分を傷つけたと泣いている、


世界にひとりぼっちのような気がして。


君と一緒に見たいんだよ、文明が再編される明日を。


戦いに明け暮れる毎日でも、言葉を伝える繰り返しでも。


死んだような世界が色を魅せるなら、


他に何もいらないと思った。


波打ち際に打ち上げられた魂。


忘れ去られた道化師の夢。


覚めた人たちは気がつかない、


賭けてみたいんだよ。


言葉で傷つけることができるなら、


言葉で救うこともできる。


くっさい台詞だと笑って欲しい。


泣いても笑っても、


人生は深く刻まれてゆくから。


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