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新の詩篇  作者: ノーリターン新
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スターシード

銀河の渦に眼を回して、輪廻の旅を続ける。


歩き疲れたら君の声を思い出すよ。


こぼれてゆく涙は風に溶けてゆく。


始まりと終わりの場所の光のプリズム。


未来を夢見て信じた季節を、精いっぱいの想い出に変えて。


もしもときめきが全てを変えるのなら、傷跡さえ肌に優しい烙印だから。


遥か彼方で呼んでいる。


世界を支配しているのは悪魔、悪意が世界を運営している。


全てが嘘に塗り替えられる、真実の上に。


終わりを感じてしまう夜、力が欲しいと泣いている。


星の子供たちが歌っている、心の歌を。


運命の等価交換が世界を変えるから。


何かを得る為に何かを失ってゆく、希望すら売りものにして。


カッコいいセリフで骨抜きにする吟遊詩人は、


今日の糧も稼げない。


愛の道標に置き去りにされた迷い子が、疑いを憎んでいるから。


肝心なことが言えない、想いが何ひとつ伝わらない。


何もいらないとは、全てが欲しいということ。


もしも願いが叶うなら、お星さまに橋をかけてほしい。


誰もが必ず出逢えるように。


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