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優しさの黎明期
あばよ、お前なんか幸せになっちまえ。
いいか、幸せにならなかったらぶっ殺すぞ。
さよならは再び逢うまでの約束。
だったら、とびっきりの笑顔が約束なのだ。
さよなら私の大好きな人。
一緒に笑って一緒にふざけたあの日々は、もう帰ってこないけど。
眼を閉じればいつだってあなたはここにいる。
お前の匂いはいい匂いだな、
ご飯のおかずにもっと嗅がせろ。
メシが進むぜ~。
誰かさんを傷つけてしまった優しい嘘は、最高裁で裁かれた。
罪状、被告人○○は魚の死んだような目で、
この腐った世界と同化しようとした。
どこまで同じ地獄に落ちてアホたちを説得しようとした。
ハンケチを言い渡す。
被告人に接吻を命じる、愛をもって熱き抱擁を良しとせよ。
○○さん、何か言い残すことはありますか。
今なら牛丼2割引きです。
女学生と花吹雪・下描き