表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新の詩篇  作者: ノーリターン新
507/656

優しさの黎明期

あばよ、お前なんか幸せになっちまえ。


いいか、幸せにならなかったらぶっ殺すぞ。


さよならは再び逢うまでの約束。


だったら、とびっきりの笑顔が約束なのだ。


さよなら私の大好きな人。


一緒に笑って一緒にふざけたあの日々は、もう帰ってこないけど。


眼を閉じればいつだってあなたはここにいる。


お前の匂いはいい匂いだな、


ご飯のおかずにもっと嗅がせろ。


メシが進むぜ~。


誰かさんを傷つけてしまった優しい嘘は、最高裁で裁かれた。


罪状、被告人○○は魚の死んだような目で、


この腐った世界と同化しようとした。


どこまで同じ地獄に落ちてアホたちを説得しようとした。


ハンケチを言い渡す。


被告人に接吻を命じる、愛をもって熱き抱擁を良しとせよ。


○○さん、何か言い残すことはありますか。


今なら牛丼2割引きです。




挿絵(By みてみん)

女学生と花吹雪・下描き



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ