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きのこたけのこ戦争

作者: この
掲載日:2020/06/15

たけのこ派です。

ある晴れた夏の放課後の教室にて。


長島という奴が突然の問いを俺たちにぶつける。

「キノコ狩り行かねぇか?今が旬で美味しいぞ」

それに大沢は、

「いいや今の旬はタケノコだ。タケノコ狩りをしよう」

と答える。


その言葉に俺は

「いやどっちも旬じゃねぇよ、今真夏だよ!」

と突っ込んでしまう。

先ほどから俺たち三人は仲良く左から長島、俺、大沢の順で座り楽しく会話をしていたのに、いきなり「きのこたけのこ戦争」の火蓋が切られた。


「やっぱキノコだろ。無料家計簿アプリReceRecoの購買データ分析によるとキノコは歳を取るに伴って好まれる“大人の”お菓子なんだよ」

と長島が言う。

よくサイト名まで覚えていたな。と関心を覚える。

「いーやその主張は間違っている。無料家計簿アプリReceRecoの購買データ分析によると確かに歳を取るに伴ってキノコを嗜む割合は高くなるかもしれない。しかしだ、どの年代をとって見てもタケノコの割合の方が高いんだよなぁー。」

大沢は言い返して見ろと言わんばかりの表情をする。

大沢は続けて

「だいたい“大人の”ガリガリ君ナポリタン味を食べている大人にいいイメージ持つか?購買者はだいたいはドンキにいる馬鹿な学生か安さ目当ての貧乏人だろ。(個人の感想です)

大人のお菓子だとか言っている時点でお前らキノコは負けだ」

と言い長島を完膚なきまでに打ち負かしたと思ったが長島の目には希望が光っていた。

「ガリガリ君ナポリタン味は“大人の”シリーズではなくリッチシリーズなんだよ!」

どうでもいい反論に大沢は余裕を見せるかと思いきや不安そうな表情を見せる。そして縋るように

「お前はどっち派なんだ?」

と俺に聞く。

返答しようとした瞬間耳元で「後できのこの山奢るからさ今だけタケノコ派になってくれ」

と言う。俺どっち派か言ってねぇよ。


口を開こうとしたとき今度は逆側からも賄賂提供のお知らせを頂く。

お前らもっと自分の好きなもん信じろよ。


ようやく俺は口を開く。この戦いに終止符を打つために。

「戦争には必ず何か目的がある。豊かな土地、文化、人、金なんかを求めて人は戦う。そこで今回はどうだ?相手のより美味しいなんていう自分勝手な意見を相手に押し付けている。それで本当にいいのか?人の好み、好き嫌いなんてバラバラだろ。それを尊重し合うことが大切なんだ。」

二人は納得したようにこちらを見ている。

そして俺は続ける。

「というのは建前で

アメリカが軍需産業が大きく戦争をすれば儲かるなんてことは聞いたことはあるよな。それと同じことが日本でも同じことが起きているんだ。相手に勝つために買っていた2つのお菓子。実は共通の味方であり敵であるmei○iの懐を潤していただけだったんだ。実は本当に倒さなければいけないのは悪質極まりないme○jiだったんだ」


二人の顔は青ざめていた。聞いてはいけない事をを聞いてしまったのだ。これはこの話を聞いた事実を背負って生きていかなければいけないことを意味する。


この後、話を聞いた二人はm○ijiという字を見る度に青ざめてはいたが他言しないことで平穏な人生を送ることができた。

しかし一方の「俺」という人物はある日この話を別の場所でもし、その翌日謎の死を遂げたそうだ。

深夜のテンションで書きました。

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