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胃がんって言われちゃったよ。  作者: 魚住すくも
第1部 初めての入院。
2/7

魚住、まさかの吐血!?

 忘れもしない、2015年10月9日。

 夕方から胃がおかしかった。そして、なぜか頭がクラクラしていた。

 夕飯ごろにはマシになってきて、でも。

 午前2時ごろ、吐き気で目が覚めた。

 そのまま吐き気で悶絶していた時、便意が訪れた。

(いま排便すると、絶対吐く……ま、いいや、吐いちゃおう)

 そう考えて、トイレに入って排便&嘔吐(キタナイ話で済みません)。吐いたことで胸のムカムカはだいぶんマシになった。

 が……しかし。

 吐いた物のいろが茶色っぽい。

(これって……血?)

 長い間、胃酸に触れていた血液はコーヒーのような色をしているとどこかで聞いたことがあった。


 母親を起こして、言う。

「おかーさん、吐血したかもしれん」

 吐瀉物を見て母は言った。

「えー、ほんま? 明日、ちゃんと内科に行きや」

 翌日は精神科にいく予定にしてたけど、予定を変更しないといけないようだ。


 しばらくして母が言った。

「救急車、呼んだ方がいいみたいやな」

 ネットで色々調べていたらしい。救急車を呼ぶとなると父親も起こさないといけない。

 父親を起こして、119番を押す。


 しばらく救急隊員の人と母が話をしていたが、わたしの持病の話の段階になって電話を交代。

 吐いて楽になっていたわたしは、救急隊員の人に説明する。


 程なくしてサイレンの音が近づいてきた。

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