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ビビりのダンジョン経営  作者: 爬虫類さん
3/4

3ビビり 人間なんてやめちゃえ!

たいへん長らくお待たせいたしました。

ブックマークしてくださった方々、ありがとうございます!!

おっはよーございまーす!

いやあいい朝ですねえ。朝かどうか知らんけど。

さ、今日も迷宮づくりしますか。

とりあえずメニューを開こう。

ブオン

________迷宮コアLv1________

・迷宮拡大

・迷宮改造

・トラップ設置

・モンスター生成

            所持ポイント 2100

隠蔽結界残り時間 5day18h32min

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_______________________

おお、100ポイント増えてる!

そういえばモンスター生成のことすっかり忘れてたな。

どんなんか見てみるか。

ポチッとな

_______モンスターリスト________

スライム・・・10ポイント

ゴブリン・・・50ポイント

スケルトン(無)・・・100ポイント

                    閉じる

_______________________

すくなっ!いや、こんなもんか。

スライムかぁ、どんなんだろう。目とかついてるのかな?

ちょっと見てみようかな。

ポチ

パアァァァッ

なんと、魔法陣が現れた。

その魔方陣の光は次第に弱まっていき、青いぷにぷにしたのができた。

目はついてなかったが、結構かわいかった。

しばらくするとずるずると動き出した。

「かわいいなぁ、あ、ちょっと待て!そっちはまず…………」

ババババババババババババ

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ


「あ。」


ポーン

『スライムの生成が完了しました。残りのポイントは2090です。』

そして遅れてくる説明。

目の前には青い水たまりが。

すっかり忘れてたよ先生(セントリーガン)のこと。素晴らしい腕前です。

・・・・これは盲点だった。モンスター置けないじゃん。

やっちまったぜ。

こうなったらいっそのことトラップだけで行くか。

だってそうするしかないもんね。今んとこ。

とりあえずポイントを稼ぐまではこのままだな。

んーとはいってもさすがに先生だけじゃ頼りないからなあ。

トラップリストでなんか考えるか。

ポーン

______トラップリスト________

落とし穴 小

落とし穴 中

落とし穴 大

扉 小

扉 大

セントリーガン 小型

                  閉じる

_____________________

セントリーガンの大型ってなんだろう?ガトリング付いてるやつかな?

『トラップリストに「セントリーガン 大型」が追加されました。一つ1000ポイントです。』

どうやらあっていたようだ。

二回目以降は音声だけで知らせてくれるみたいだ。

よし、この調子でどんどん増やすか!

『トラップリストの「クレイモア地雷」が追加されました。一つ300ポイントです。』

『トラップリストに「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」が追加されました。一つ2,500,000ポイントです。』

『トラップリストに「機雷(大、中、小)」が追加されました。それぞれ一つ500,1000,1500ポイントです。』

『トラップリストに「ホーミング対空地雷」が追加されました。一つ5000ポイントです。』

                 ・

                 ・

                 ・

                 ・


ちょっと調子に乗りすぎた。

絶対使わんやつが大量に登録されてしまった。

並べ替えができることが分かったので使わんやつは後ろのほうに並べとこう。

よし、今使うのは「クレイモア地雷」だ。

正確にはM18 クレイモア地雷といって、起爆すると爆発により、内部の鉄球が扇状に発射される。

有効範囲は50メートルほどだ。

人を無差別に殺すから使っちゃいけないらしいが、知ったことではない。

リストからクレイモア地雷をタッチしてコアの前に設置した。

トリガーであるワイヤーはコアに近づこうとすると引っかかる位置にある。

ポーン

『クレイモア地雷の設置が完了しました。残り1790ポイントです。』

うん、まだ余裕あるな。またいいの思いついたら設置することにしようかな。

あーつかれた。ちょっと休憩するか。

そして僕は、コアの前(・・・・)に腰かけようとした。

「ふぅ~~。」

ピン!

「あ。」

ドゴーーン!ビチビチビチ!

またやってしまった。後ろの岩がちょっとえぐれてる。

いちいち気を付けるのめんどくさいんだよなあ。

どうにかならんだろうか。

もう人じゃないんだし、なんかこう、お化けみたいなのになれんもんかねえ。

シューー

ん?何この音。どっかでガスでも出て・・・・・

「えええ!?ぼ、僕の手がー!?」

その音は僕の手から出ていた。白い煙が勢いよく出ている。

ボシュゥゥ

「うわっ」

気付いたら全身から煙が出ていた。

フヒュ――……………

気の抜けた音とともに煙の噴出はなくなった。

あーびっくりした。

今のはなんだったんだ?

疑問に思った僕は、自分の手を見ようとした。

「あれ?手どこ?つーか体どこ?」

しかし、見えるのはコアと、いつの間にか再生しているクレイモア地雷だけだった。

「あ、マジでお化けになった?」

どうもそんな気がする。

ちょっとステータスを見てみよう。

「ステータス!」

――――――ステータス――――――

名前:大林 凌夢(15)

種族:迷宮管理人(ガス形態)

装備:異世界のパジャマ(半袖)

   異世界のパジャマ(半ズボン)


HP    -  

MP   0/0


攻撃  5  ▽130

防御  -

魔攻  0

魔防  -

速さ 350 △260


〈スキル〉

・異世界格闘術 Lv1

・コア復活

            閉じる

―――――――――――――――――――――

お化けじゃなくてガスだったか。

なぜ喋れたり見ることができたりするのか気になるが、まあ考えるだけ無駄だろう。

だってファンタジーなんだから!

「ふあぁぁぁ。」

ガスでも眠くはなるようだ。

今回はふわふわ漂いながら、おやすみー。

作者はTF、transfur、状態変化などが大好物です。


読みにくい場合や誤字脱字などがあった場合は報告してくださるとうれしいです。


引き続きかたつむり以下更新でお送りいたします。

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