時の流れ
まぁ、いろいろと注意してください。
ナミッチが隼を連れてきてから約二時間と二十六分五十秒・・・
こんなに時に詳しいのはわけがある。
「おい・・・ディア・・・怪しいよ?」
隣にいるクラがつぶやく
「・・・俺は忍者だぞ?怪しくないわけがない!」
「そんなことでキレられても・・・(汗)」
「俺は息を潜めて観察しているだけだ!!何が怪しい!!」
「怪しすぎだよ!!」
「声がでかいよクラ。」
「お前がでかい声出したくせに・・・。」
俺はそっと隼を見る・・・。
あいつは始めてみる世界に驚き、感動しているようだ。
この村には余計なものはない。
車なんて・・・トラックしかない・・・。(なぜあるのかは不明・・・。)
作者の都合だろう・・・。
作者・・・いわゆるナミッチであり隼であり・・・そしてこの小説を書いている人物である。
作者はキャラクターの数だけ存在し、全てが作者であり作者でない。
「ねえ・・・ディア・・・」
「クラ?何?」
クラは心配そうにこちらを見ている
「ディア、さっきから本当に怪しい・・・頭、大丈夫?」
「さらっと酷いなぁっ・・・」(=□=)←表情のイメージ。
クラは少し微笑み明るい声で言った
「もともと酷いだろ俺は」
「うわぁ・・・あの大きい木はもしかして黄金樹?あっ・・・あっちは何かなぁ・・・あれは誰かなぁ・・・」
僕はハイテンションだった。
自分の作ったキャラが生きている・・・話せる世界に来たから。
「そんなにきょろきょろして・・・どうした?」
小さく・・・且つはっきりとした声が後ろから聞こえた。
「えっ・・・・?」
「変だし、怪しい・・・ディアより怪しい。」
彼は黒い髪の所々に赤い色の髪の毛があり、クラの様に長髪・・・。
僕は彼を知らない・・・。
「君・・・誰?」
「レジェント・・・。伝説という名前がつけられた人造人間。」
「人造人間っ・・・?」
「そう。」
レジェントは冷静で表情ひとつ変えない。
「ディアとパルとクラの血液から造られた。」
「パルって・・・?」
そうたずねた瞬間・・・僕の隣の空間が開き・・・赤い髪の毛の人物が出てきた。
「誰か~僕を呼んだ?」
「・・・隼が、パルって誰って言ってた。」
「えっ・・・あ~勘違いしちゃったんだ~テヘっ☆」
僕はわけがわからない・・・目の前にいる人物がパル・・・?
「あ・・・あのぅ・・・パルさん?」
「あっ、パルって呼び捨てでお願いしまっす(>ω゜)b」
「あ・・・うんパル・・・。」
「なぁに^^隼」
僕はちらりとある方角をみる。
青い髪の毛の人物とクラ・・・青髪はずっと見ている。
「さっきから見てる人が・・・。青髪で・・・クラの近くに・・・。」
レジェントが見ないで答えた。
「どうせディアだろう。」
パルも答えた。
「あ~・・・青髪でクラの近くにいるひとなんて、ディア以外いないとおもう^^;」
「ふっふっふ・・・ばれてないばれてない・・・・。」
ディアはつぶやいている・・・。
俺はもうばれたと思うのだが・・・・。
だって・・・怪しいし・・・
「ディア、無駄なことはやめようぜ・・・?」
「なっ・・・無駄って!?」
「もうばれてるって。」
「え・・・。」
隼がこちらに来てから・・・約五時間三十分と二十三秒・・・。
彼の家はいいのだろうか・・・。
こちらの時は速い・・。
人間界では1時間だが、こちらでは1分ほど・・・・
すでに五時間たっている・・・。
五時間=300
トータルで、300+30=330分。
人間界では330時間経過していることになる・・・。
330時間=約14日・・・・
親、警察、親戚、友達がどれだけ捜しているだろうか・・・・。
ナミッチは教える気はないのか・・・。
俺はため息をついた・・・
そして、隼のいる方へ歩いていった。
「なあ隼・・・。」
突然クラがやってきた。
「ん・・・?なに?」
「お前、帰ったほうがいい。」
「え・・・・?」
クラは・・・そのあと、とんでもないことを言った
「こちらの一時間はお前の世界での60時間と等しい・・・お前がこちらに来てから5時間31分15秒・・・14日はたっている・・・・。」
と・・・・。
たぶん続く、てかうん・・・続く^^;
下手だなぁ~・・・表現とか。




