表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/169

マリアベル・デミ(後)


 マリアベルが14歳の時。

 大好きだった千の丘は魔物や人間の血で赤く染まった。

 魔物たちの酸や毒素で、橄欖(オリーブ)の木や(オレンジ)の木は溶かされた。

 海は灰色に濁り、風は(ぬく)く腐った。


「どうして? 私たちは、何かしたの……?」


 先に瘴気の手が伸びたのはモラン子爵領であった。モランの兵たちは(ことごと)く敗れ、土地は強力な魔物で溢れた。領民は無惨にも殺された。いつもの如くエドワードに助けを求めたが、それでも間に合わなかった。


 この状況を受けて、モラン卿は苛立った。苛立ったと言っても、彼にとって人々が襲われる状況は、そこまで重要ではなかった。だが、(ぜい)を尽くした歌劇場(オペラハウス)や大庭園が破壊されるのは嫌だった。自らの趣味を詰め込んだ、大事な大事な結晶だ。それを失うなど、我慢ならない。


 ──そこでモラン卿が取った行動は、魔物達をサウスダナン子爵領に流すことだった。


 魔物の大半は、血の匂いに誘われる。死にかけの人間を喰らおうとするからだ。その特性を活かし、か弱い女子供を半殺しにして、領と領の境に置いたのだった。瀕死の女子供が杭に(くく)られてずらりと横に並ぶ様は、まさに地獄の光景であった。


 かくしてモラン卿の作戦は成功し、魔物たちはサウスダナン領へと雪崩れ込んだ。


「モラン卿は何がしたいの……?」


 この10年近く、エドワードは自領のみならず、モラン子爵領の為に戦ってきた。それだけではなく、防衛策まで提案した。それも全て、隣領の不憫(ふびん)な民達、そしてモラン卿が苦労しているだろうと思ってのことだった。それにも関わらず、この仕打ちはあんまりだ。


「今、旦那様が何とかしようとしてくれています。ですから……」


 エスメラルダが宥める。だが、その声はマリアベルに届かなかった。


「どうしてこんなことするの? なんで、彼らの為に戦ってきて、考えてあげて、補ってあげたのに、こんな風にされなきゃならないの……?」


 そこからは早かった。5日と経たぬ内に、サウスダナン子爵領は瘴気に飲まれ、街一つといくつかの農地、集落を残すのみとなった。


 領主エドワードは最早(もはや)どうにもならないと察し、最後まで付き添った側近達や農民に私財を分配して、良きようにしてくれる領へと逃した。


「お嬢様、どうかお元気で」


 マリアベルは、長年女中を務めていたエスメラルダとも別れる事となった。エスメラルダはマリアベルが物心ついた頃から共にいた、言わば母親役だった存在。我儘(わがまま)が過ぎた時も、悪戯(いたずら)をした時も、いつも笑って許してくれた。苦楽を共にしてきた。


「必ず、必ず、神が良いようにしてくださいます。こんな終わりはあんまりですから、神が良いようにしてくださいます」


 最後に抱きついたとき、マリアベルはエスメラルダの温もりに涙を流した。母というものがあれば、こういうものだったのだろう、と思った。


 その後、残った領地は隣領のリューデン公爵領と合併。サウスダナン子爵領は完全に消滅した。ほどなくして、モラン子爵領も合併し、消滅した。


□□


 エドワードはマリアベルを連れて、隣領のリューデン公爵領に行くことになった。騎士として近臣(きんじん)となる約束になっていたのだが、それはあまりにも簡単に裏切られた。


 自ら呼んだはずの公爵はその地位を与えなかったのである。理由は、サウスダナン子爵領が陥落(かんらく)して魔物が押し寄せるのだから、責任をもって対処するのが先であるとした事からだった。したがって、エドワード・デミは一兵の身に落とされた。


「約束と違う……! なんでお父様がこんな目に……!」


 マリアベルは兵舎でエドワードに問うが、父は黙々と装備を整えるばかりで何も言わない。獣人(ワーウルフ)の軍勢が、旧サウスダナンとの境にあった砦に攻めてきているのだ。いち早く撃退しなくては、リューデン公爵領で暮らす人達に危険が生じる。それはエドワードにとって耐え難い。


「それが私の務めだからだ」


 また、エドワードが率いる兵は、老人や子供ばかりであった。どれも元難民で、公爵が押し付けたものだった。自分が真っ当な指揮を取らねば、不憫な彼らをも死なせてしまう。


「違う! お父様は子爵です! こんな、こんな風な扱いをされる(いわ)れはありません……‼︎」


「マリアベル。私に領主としての才能はなかった」


「え……?」


「私は元々兵隊だ。この国の為に出来ることは、これなんだ」


 ──そんな事はない。


 父の作る世界は、幸福に満ちていた。農民達も、商人達も、エスメラルダも、将も、子爵領に生まれて良かったと言っていた。多くの人に認められていたのだ。お願いだから、才能が無いだなんて、そんな悲しい事を言わないで欲しい。──己の憧れを否定しないでほしい。


 マリアベルが目に涙を溜めるのを見て、エドワードはいつものように頭を撫でてやった。


「いいか、マリアベル。後悔などしていない。私は剣で国王に認められたのだ。ならば国のために、それを振るおう」


□□


 マリアベルは教会で働くことにした。父を側で支えたいと思っていたが、公爵領では兵として女が前線に立つことを許されていなかった。


 教会での仕事は、掃除に炊事、洗濯と、多岐に渡った。リューデン公爵領でも田舎街の教会だからか、ここでは新参者に辛く当たる風習があるようで、若いマリアベルは苦労した。


 それでも弱音を一つも吐かずに耐えられていたのは、全て父を助けたいという一心からだった。父は死に物狂いで働いたが、大した給金を与えられていない。なので自分が働けば、少しは良いものを食べられて、力を蓄えられるはずだと、そう思って健気に耐えた。


 3日働けば燻肉(ハム)腸詰め(ソーセージ)が買え、1節働けばエールを(たる)で買えた。少ないかもしれないが、それでも父の助けにはなる。


□□


 マリアベルが炊事の当番をしている時、ふいに声が聞こえた。勝手口の裏で、修道女が立ち話をしていたのだ。


「聞いた? モラン卿の話」


 マリアベルは野菜を切る手を止めて、聞き入る。


「聞いたわ。──公爵様の騎士になられたようね」


 耳を疑った。


 馬鹿な。そんな事があるはずがない。なぜ、周りに迷惑をかけるばかりだったモランが。なぜ、領民を虐げ、自分の贅沢に一生懸命だったモランが騎士となれるのか。


 あり得ない。あり得てはならない。


「周りの人に媚を売ってたからねぇ。お仲間作って外堀(そとぼり)を固めたんじゃ、どうにもならないわよねぇ」


「早速、豪華なお屋敷を作ったみたいよ。何で、あんな人が……」


「まあ、領主時代は魔物を撃退したり、内乱治めたりしたものねえ。一応は認められているって事なのかしら」


 ──違う。


 それは父がやったのだ。モラン卿は何もやっていない。


「もともと騎士になる(はず)だった人を押し退けたみたいだしねえ」


「サウスダナン卿よね。まあ……、仕方ないわね。寡黙(かもく)な方で、横のつながりも薄かったみたいだし……」


「あと財力も違うわ。モラン卿、ばら撒いてるみたいよ」


「教会に少しでもお恵みくださると良いのだけれど」


 ──悔しかった。ポタポタと涙が溢れて出た。


 結局は、それではないか。父がどれだけ人格者であろうと、どれだけ能力があろうと、どれだけ強かろうと、どれだけ努力をしようと、結局はそれではないか。横の繋がりとやらで、何の努力もしていない無能で浅はかな人間が、支配層に君臨する。ならば兵の身からの成り上がりで、初めから横のつながりの薄い父は、どうしたら良いというのか。


 悔しくて悔しくてしようがなく、石鹸(サボン)で荒れた手でナイフを握りしめ、ポロポロと涙を流すことしか出来なかった。


□□


 その翌日の事だった。大寒(だいかん)の節、暁月(ぎょうげつ)。寒空の下、湿る風に粉雪が舞う。それは何の前触れもなく訪れた。


 午前10時。その一団は、(いぶ)した香の薫りと絹のような紫煙を雪に溶け込ませながら、リューデン公爵領に足を踏み入れた。兵達は白く輝く甲冑(よろい)を揺らし、燦々(さんさん)とした赤い聖鳥章を掲げ、小さな街の中央を行く。


 異様な集団だった。庶民たちは道を避けて頭を下げ、しばらく上げられなかった。その一団の佇まいに粛然(しゅくぜん)たる畏怖(いふ)を感じていたからである。


 前を行くのは白髪の男で、年は50か60か。大層な甲冑を身につけて、左手には杖を持ち、その杖を左右に動かして足元を気にしながら前を行く。目には深い傷があり、瞼を閉じている。(めしい)だった。畏怖(いふ)の正体はこの男なのだと気づいた者は、庶民の中に混じる元軍人や元冒険者などに限られていた。


 ──正教軍大元帥(だいげんすい)『ヴィルヘルム・マーシャル』の巡礼である。


 ヴィルヘルムは教会に、街にいる15歳未満の処女を全て集めさせた。聖女の選定を始めるのだと言う。


 教会に出入りしていたマリアベルは、第一陣として選定を受ける事になった。マリアベルにとっては何が何だか分からなかったが、とにかく従うしかなかった。他の娘と同じく一斉に横に並び、大元帥が目の前に立つのを待つ。


 大元帥は聖水を乙女の頭に振りかけ、黙る。その後、何事もなく隣の乙女の前に立ち、再び聖水を振りかけるのを繰り返す。乙女の前に立っているのは、およそ20秒ほどだった。


 その間、マリアベルは震えていた。この盲の男の周りが、陽炎のように常にぐにゃぐにゃと歪んで見えたからだ。それが何によるものなのか、見当もつかなかった。とにかく、恐れた。


 ヴィルヘルムはついにマリアベルの前に立った。それで、きゅっと目を瞑る。聖水を振りかけられ、ひやりとしたものが首筋を伝った。この感覚は、冬には辛かった。


 ──帰りたい。


 そう思った時、(へそ)の下辺りに妙な温かみを覚えた。今まで感じたことのない力だった。次いで、脈打つのと同時に、まるで太鼓の響きのような振動が全身を駆け巡った。それがあってから、血の流れる音がざあざあと漣のように聞こえてきた。


 マリアベルをそろりと目を開けて、気がつく。盲のヴィルヘルムは目を開けて、既にこちらを見ている。男の潰れた瞳は()んで白く濁っている。眼球とするべきか悩ましいほどにグロテスクなそれは、15歳の少女を恐怖させるのに十分過ぎた。


 ヴィルヘルムは何も言わず、右手に持っていた小さな鈴を鳴らした。ここに聖女がいたのだ。


□□


 マリアベルが聖女だったという報は瞬く間に国中に広がった。多くの人が祝いの言葉を口にし、誰もが聖女に近づこうとした。


「凄いぞ、マリアベル。お前は特別だと思ってはいたが……、聖女だったのだな」


 エドワードはいつものように優しく頭を撫でてやった。


「……」


 当の本人は、嬉しくはなかった。まだ聖女というものがよく分かっていないのと、多くの人に喜んで貰ったにも関わらず、デミ家の待遇が何一つとして変わらなかったからだ。


 今日も父は、公爵領を守る為に魔物との戦いに出る。日に日に、体の傷は増えていた。


 マリアベルが聖女だとされてから5日後。聖女の誕生を祝す、ささやかな式典が街の教会で行われた。祈りに始まり、少しの食事をし、祈りに終わる。街が主催するものであった為に領外からの来賓こそいなかったが、公爵領の騎士は数人参加した。その中に、モラン卿の姿もあった。


「おめでとう、おめでとう。今日は素晴らしい日だ」


 式が滞りなく終わって、モラン卿はマリアベル親子に近づいた。マリアベルが彼の姿を見たのは、初めてのことだった。


 思っていたよりも、若い。第一印象はこれだった。


 下品に巻いた金髪に、嘘のような高い鼻と青い瞳。貼り付けたような塩気のある薄ら笑い。金と銀の糸で飾られたローブ。鼻を突くような香水の匂い。全てが教会という神聖な場に相応しくないように思えた。


「実にめでたい。君のような没落貴族でも、神は見離さないのだよ」


 モランは馴れ馴れしくエドワードの肩を抱いた。娘には目もくれていない。


 マリアベルは父の隣で、ぎりと歯を食いしばった。なんて忌々しい言い草。この男のせいで没落したと言うのに。握った拳、爪が肉に食い込み血が(にじ)んでいたが、それには気づかない。


「ありがとうございます」


 頭を下げる父を見たくなくて、目を伏せる。


「私は考えたんだがね、彼女を私の婚約者とするのはどうかね? うん?」


 マリアベルは硬直した。この男は一体何を言っているのか。


「君にとっても悪い話ではあるまい。うん?」


 エドワードは何も言わない。言葉を探している。はっきりしない態度に腹が立ったのか、手放しで喜んでもらえると思っていたのが裏切られたのか、モラン卿は声を荒げ始めた。


「言っている意味がわからんのか。地に堕ちた貴様を救ってやると言っているのだ! 恥を忍んで、聖女とかいう迷信に付き合ってやると言うのに! 感謝をしないか!」


 この時はまだ、聖女という存在が本当にあるのかどうかは誰にも分からなかった。信仰心の薄いモラン卿は聖女などは戯言(ざれごと)であると、この祝典などは全く面白くもない面倒なものだと、そう決めつけていた。


「頭を下げんか! ()れ者め! 貰ってやると言っているのだ、喜べ!」


 祈りに参加していた貴族達が、3人を見ている。嫌な顔をする人はいても、止めに入る者はいない。モラン卿は公爵を取り込んでいるようだから、あまり関わりたくないのだ。意見すれば、自分の立場が怪しくなる。


 だがマリアベルは、我慢の限界だった。肩で息をしながら、言う。


「──揺蕩(たゆた)う水の美よ。(とき)に岩を砕きしその清流よ……」


 詠唱。水の剣。


 父を侮辱するこの男を許せなかった。誰よりも痴れ者であるこの男を許せなかった。この時、マリアベルは生まれて初めて人間に対して暴力を振るおうとした。


「……ひっ!」


 マリアベルの(てのひら)に何処からともなく水が集まるのを見て、モラン卿は身を縮こめて、顔の前に手をやり、身構える。その上、情けなく震える。


 しかし、エドワードは水の剣が仕上がる前に、マリアベルの腕を掴んで魔法を止めた。


「マリアベル」


 ざばり、と水が床に落ちた。静寂が訪れる。


「……何の真似だ‼︎ クソッ‼︎ 教育がなってないぞ‼︎ 外道がッ‼︎」


 その静寂を破ったのは、頬を叩く音だった。モラン卿がエドワードの顔面を打ったのだ。次いで腹を蹴り飛ばした。エドワードは倒れ込む。


「いいかッ‼︎ この娘は俺の者にするッ‼︎ お前に拒否権はないッ‼︎ クソがッ‼︎ クソがッ‼︎」


 そう言いながら、何度もエドワードを踏みつけた。見ている者の誰もが止めようともしなかったし、何も言わなかった。関わりたくないと、目を背けた。


 父の虐げられる様をじっと見ていたのは、マリアベルただ一人だった。


□□


 マリアベルは兵舎でエドワードの治療をした。水の力を使った回復魔法は、すぐに傷を癒した。


 あの男は本気で拳を振るい、蹴りを喰らわせたが、エドワードには大した傷を負わせる事は出来なかった。それほどに、非力な男だった。


「私は……」


 マリアベルは、ぽつりぽつりと話し出す。


「……私は、聖女として必ず、大成してみせます」


 マリアベルは、教会で悟った。父は報われず、痴れ者のモラン卿が幅を利かせている事実を目の当たりにして、強く悟った。


 所詮、周りを良いように振り回して我儘(わがまま)をした者が得をする。恥知らずで、人を頼り、甘え、罪悪感を抱くことなく、あたかもそれが当然のように振る舞い、あまつさえ自分の手柄にし、人を蹴落とし、大した志もなく、自分だけがいい思いをすれば良いとして、楽をした者が成功する。


 父のように人道を重んじて、弱者を助け、寄り添ったところで、何の意味もない。弱者は弱者。感謝こそすれ、何もしてくれない。モラン卿のような恥知らずに足元を見られて、(すく)われて、利用され、馬鹿にされ、それで終わる。


 父は、自分を大切にせず、身分の低い人間などにかまっているから失敗した。それでは意味がない。自分が不幸になるだけだ。


 自分の幸福だけを考えた者だけが、幸せになる事が出来る。その者が勘違い(はなは)だしくても、恥知らずでも、それで良い。他人を蹴落としても、嫌われようとも、結果的に得るものを得られる。成功する。


 不誠実が得をし、誠実は足蹴にされる。世界は、そうやってできている。その真実を誰が否定することが出来よう。


「どんな行動を取ろうと……、必ず、必ず……」


 エドワードは娘の話を黙って聞いている。


「光の聖女として認められれば、きっと……、報われる……」


 そして、マリアベルの掌に血が滲んでいるのに気がつく。


「私は、お父様のようには、ならない」


 エドワードはいつものように頭を撫でてやった。


「マリアベル、私は……」


 娘の考えを否定してやりたいと思った。だが、その言葉が出てこなかった。


「──お父様は、上に立つ者として才能がなかったのかもしれません」


 マリアベルはつい、言いたくもない事を言った。それで急いで、父の顔を見る。父の目からは涙が溢れていた。初めて見る父の涙だった。


 その涙の意味を理解すると自身の決意が揺らぐと思い、マリアベルは考えるのをやめた。


□□


 時は経ち、聖女となって初めてとなる、国王アルベルト二世との謁見。


「──(おそ)れながら、私とデミ家に相応の地位をお約束くださいますよう、お願い申し上げます」


 静かなる部屋に、マリアベルの堂々たる声が響いた。


「出来ることがあるなら、何でも協力しよう……。うむ。何でも、協力する……」


 王はただ優しく笑って、そう答えた。その笑顔に、憂いはなかった。ただ、子供の我儘(わがまま)を聞く大人のような、生暖かくて、あまり味のない、素朴な笑顔。


 ──ああ。この人はエドワード・デミを忘れている。爵位を与えた男がどうなったかを知らない。


 そして、マリアベル・デミという悪女は完成した。


面白いと思ってくださったら、下部のボタンから★評価をお願いいたします。

作品ブクマ、作者フォロー、感想コメント・レビューもお待ちしております。

書籍情報は広告下部をご参考ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
html>
書籍第三巻(上)発売中!
書籍第一巻発売中
書籍第二巻発売中
ご購入いただけますとありがたいです。読書の好きな方が周りにいらっしゃれば、おすすめしていただけると助かります。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ