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⑻『揺れる花火』

⑻『揺れる花火』



揺れる花火だ、揺れる花火だ、子供たちの祭りでの叫び、いや、絶叫と言った方が良いかもしれない。しかし、俺はその絶叫をもろともせずに、河川敷に行くのだ。人々から離れた場所で、花火が揺れるのを見るのも、良いものなのである。



一興、という言葉がある。自分にとっては、揺れる花火は、喝采というよりは、一興という言葉のほうが、似つかわしいのである。一興、確かに、一興である。揺れる花火の一興、世界の中心の、一興と成り得るのである。



疲れた言の葉よ、もういい加減、揺れる花火をどうにかしてくれ給え。金閣寺が燃えた様に、揺れる花火は燃えたりしないのだ。もう既に、燃えているからである。ドストエフスキーを持ち出したならば、話はどう進むだろう、揺れる花火は。

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