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自殺は自分だけのことではない

4話



.......

配偶者や家族は時間の感覚がなく自殺したのが早朝だったとか曖昧の説明や曖昧にしたかった部分もあるのでしょう

時間の流れたははっきりしていても時刻ははっきりしていない為正確な時間はわかりません

日常や場所や病院名は掲載しません

本名も出しません

ご迷惑がかからないようにする内容内で描かせて頂いております


描かない部分はあっても事実であり嘘はありません

........



夕方頃に手術の出来る医師が到着した


手術内容の確認や同意書など手続きは終わっていた


担当医から挨拶がありそのまま手術が始まり夜中に手術が終わった


手術が終わって自分が戻ってくるかと思いきや自分は戻って来なかった


麻酔がきれても意識を取り戻すことがなかった為、そのまま検査にまわされた


結果、コウマッカ出血とクモ膜下出血が見つかった


しかし、手術できる場所ではないのでICUに運ばれた


その為、医師からは告げられた言葉は


「今夜が山場です」


配偶者はそれを告げられたが誰にも言わなかった


家族はそれを知らされることはなく配偶者以外は念の為ICUで様子をみていると思い込んでいた


配偶者は言えなかった


口に出せなかった


(コウマッカ出血やクモ膜下出血の当時の画像を後々自分で見たので配偶者から聞いた内容は事実だろう

しかし家族は当時も現在も信じていない人や知らない人もいる

聞かされてもいなければ画像もみていないのだから)


配偶者は時間が過ぎていく感覚もなく


ただただ祈っていた


祈るしかなかった


生きていてほしい


それだけでいい


生きて


生きて


生きて




早朝になった時に意識が戻り自分が話をしたらしい


それを聞いた配偶者は良かった、良かった、、、と隠れて泣いた


その後に配偶者や家族が面会できるようになった


ICUにる自分にお見舞いにきた人が入れるので配偶者は驚いた


面会謝絶でない事に逆に不安にもなりつつ配偶者は今は生きていると思っていた


安定してきてと言っても、心電図や名前のわからない機械が付いて、輸血や麻薬で痛みの緩和やその他の点滴が5〜6本点滴があり、尿も管がついて紙オムツをつけた状態で個室に移ることになった


その時に病院側から24時間2〜3人で付添して下さい、自殺した人が何かをしてしまう事を防ぐには病院側だけではできないからだ


配偶者は仕事を最低3ヵ月休む事を決めて基本24時間付添にした

主婦の叔母は昼間を出来るだけ付添、従姉弟や兄弟は仕事を調整して有給や仕事以外の時間帯に付添に両親は仕事を優先して付添よりはお見舞いにしてもらった


両親に付添を断ったのは自分だったらしい


自分と実母はうまくいっていなかった


ただ付添が出来ないのは実父の事もあった


泡をふいて倒れた実父だったのです、あまり心配はされず病院だから大丈夫くらいだったらしい


実父は検査中に痙攣も起こしたが糖尿病予備軍とわかった以外は異常がなかったが、実父は実父で通院や再検査をして安静にするように言われた為に病院にはあまりこれない事になり、世話をするのが実母しかいない為もあり病院には来れないことになった(他の人は自分に付添ので)


医師は術後も見解はかわらなかった

しかし誰も何も意見が言えない中でも自分

は歩けるようになると根拠も何もなく、信じる信じないでもなくただ、ただ単純に歩けるようになると医師に意見したのは実母だった


医師が歩けるようにならない、ベット生活か車椅子生活、と口にする度に自信をもって


「歩けるようになります」


と実母だけ言っていた


配偶者は生きるだけでいいと思い


他の家族は医師の言葉を受け止める余裕はなく、実母の自信はどこからくるのか不思議だった


現実は自分はほぼ寝ていた


お見舞いに来た人も付添の人も麻薬のせいか混乱した会話だった


名前と顔が一致しない


質問と答えが違う


寝てても叫びだしてまた寝る


寝言なのか話しかけてるのかわからない


付添は日記を書いて過ごしていた


ティッシュの波に襲われるー

溺れるー

と叫んで寝た


とか


宇宙人と会話していた


とか


水分許可が出た


とか


点滴の針の交換は貴方はいつも失敗するから拒否しますと看護師さんを困らせていた


とか


病院側からの指示と自分の観察日記のようなものを書いていた


中には、暇で落書きしたり、絵でしりとりしたり、ノートの隅にペラペラ漫画作ったり、付添も交代で寝るので相手の寝相やイビキが煩いとか書いてあったり、付添の寝言を書いたり付添してるノートと言うよりは授業が暇で勉強してませんって言ってるような高校生のようなページがあった


一人で起きてると暇には暇だったのでしょう


お見舞いに来てくれた人の名前やその人の言葉やお見舞いの品も書いてあった


しかし自分は記憶がない


医師は頭を打ったら打った前後がなくのはよくあるケースで麻薬を使っていたので記憶がなくても普通と後々で説明してくれた


ただ、病室に移ってからは自分は元気だったらしい


毎日、日記には「元気」と書かれていた


自分が記憶がはっきりしてきたのは病院に運ばれてから約2週間後くらいからだ





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