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歴代の彼女の自慢をしまくる彼。

作者: 七瀬




私の名前は、『新崎 ラナ』21歳、大学生。

私の彼の名前は、『武田 ゆうき』21歳彼も同じ大学に通っているわ!



彼と知り合ったのは、大学に入ってから彼の方から私に話しかけてくれて。

気が付けば、私は彼と付き合っていた感じなのよ。




でもね、、、?

彼と付き合ってから分かった事なのだけど、、、。


彼は私に、今まで付き合ってきた歴代の彼女の自慢話を私に聞かせるのよ!


例えば、、、?


『初めて俺が好きになって、告白した! あんなちゃん! あんなちゃんは

幼稚園の中で一番かわいい女の子だったんだよ! 俺があんなちゃんに告白

したら、、、? あんなちゃんも俺の事が好きだって! 凄いだろう!』

『・・・ううん。』



でも、、、?

それって! 幼稚園の時だよね!

本当に、あんなちゃんがゆうきの事を好きだったのかも疑わしいと私は

思っているのよ! だって、ゆうきって! 小さな事を大きな話として

盛るのが上手いからよ!



この日も、、、。

また、ゆうきが私に歴代の彼女を自慢してきたわ!


中学生の時に、初めて付き合った彼女の話だって、、、!


『俺が中学2年生の時に付き合った彼女の音羽ちゃんは、優しいし気が利くし!

何より可愛くて、本当にモテモテでさ~なんで、俺なんかと付き合ってくれたの

か分からないけど、、、? 俺は音羽ちゃんと付き合えて嬉しかったんだよ~!

あんなに可愛い女の子なんて! もう出会ないと思ったからだ! あぁ~今考え

てもかわいかったなぁ~音羽ちゃん!』

『・・・へーえ、そうなんだ、』



でも、、、?

じゃあ、なんで別れたのか? どうせ、他の男の子にでも音羽ちゃんを取られた

んじゃないかと私は思っているのよ! あぁ~みえて! 自信がない男だから!

かわいそうなゆうき。



また、ゆうきから歴代の彼女の自慢話を聞かされたわよ!


『高校の時に付き合った! 由羅ちゃんは、決して美人ではなかったけど?

凄くいい子でさ~何よりも俺と気が合って! 本当にいい子だったなぁ~!

ふっくらした丸みのある体は俺好みだったんだよ~!』



でも、、、?

ふっくらした丸みのある体って、、、? ぽっちゃり女子って事かな?

昔っからひょっとして? ゆうき、、、? ぽっちゃり女子が好きなの

かもしれないから! そういう私も実は、、、もっちゃり女子だしね!



ふと考えたら、、、?

私もそのうち、ゆうきから歴代の彼女みたいに言われる日が来るのかな?


私がそんな風に考えていたら、、、?

ゆうきがね! 私にこう言ったのよ!


『ラナちゃんはさ~俺の歴代の彼女みたいになってほしくないんだよな~

だって! 俺は、ラナちゃんと結婚をちゃんと! 考えているからさ!』



でも、、、?

・・・ううん、あんな風にゆうきに言われて私は嬉しかったのよ!

これって? いわゆる、、、“プロポーズ”って言うんじゃないのかな?

私は、なんたって! ゆうきの事が大好きだから。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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