歴代の彼女の自慢をしまくる彼。
私の名前は、『新崎 ラナ』21歳、大学生。
私の彼の名前は、『武田 ゆうき』21歳彼も同じ大学に通っているわ!
彼と知り合ったのは、大学に入ってから彼の方から私に話しかけてくれて。
気が付けば、私は彼と付き合っていた感じなのよ。
でもね、、、?
彼と付き合ってから分かった事なのだけど、、、。
彼は私に、今まで付き合ってきた歴代の彼女の自慢話を私に聞かせるのよ!
例えば、、、?
『初めて俺が好きになって、告白した! あんなちゃん! あんなちゃんは
幼稚園の中で一番かわいい女の子だったんだよ! 俺があんなちゃんに告白
したら、、、? あんなちゃんも俺の事が好きだって! 凄いだろう!』
『・・・ううん。』
*
でも、、、?
それって! 幼稚園の時だよね!
本当に、あんなちゃんがゆうきの事を好きだったのかも疑わしいと私は
思っているのよ! だって、ゆうきって! 小さな事を大きな話として
盛るのが上手いからよ!
▼
この日も、、、。
また、ゆうきが私に歴代の彼女を自慢してきたわ!
中学生の時に、初めて付き合った彼女の話だって、、、!
『俺が中学2年生の時に付き合った彼女の音羽ちゃんは、優しいし気が利くし!
何より可愛くて、本当にモテモテでさ~なんで、俺なんかと付き合ってくれたの
か分からないけど、、、? 俺は音羽ちゃんと付き合えて嬉しかったんだよ~!
あんなに可愛い女の子なんて! もう出会ないと思ったからだ! あぁ~今考え
てもかわいかったなぁ~音羽ちゃん!』
『・・・へーえ、そうなんだ、』
*
でも、、、?
じゃあ、なんで別れたのか? どうせ、他の男の子にでも音羽ちゃんを取られた
んじゃないかと私は思っているのよ! あぁ~みえて! 自信がない男だから!
かわいそうなゆうき。
▽
また、ゆうきから歴代の彼女の自慢話を聞かされたわよ!
『高校の時に付き合った! 由羅ちゃんは、決して美人ではなかったけど?
凄くいい子でさ~何よりも俺と気が合って! 本当にいい子だったなぁ~!
ふっくらした丸みのある体は俺好みだったんだよ~!』
*
でも、、、?
ふっくらした丸みのある体って、、、? ぽっちゃり女子って事かな?
昔っからひょっとして? ゆうき、、、? ぽっちゃり女子が好きなの
かもしれないから! そういう私も実は、、、もっちゃり女子だしね!
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ふと考えたら、、、?
私もそのうち、ゆうきから歴代の彼女みたいに言われる日が来るのかな?
私がそんな風に考えていたら、、、?
ゆうきがね! 私にこう言ったのよ!
『ラナちゃんはさ~俺の歴代の彼女みたいになってほしくないんだよな~
だって! 俺は、ラナちゃんと結婚をちゃんと! 考えているからさ!』
*
でも、、、?
・・・ううん、あんな風にゆうきに言われて私は嬉しかったのよ!
これって? いわゆる、、、“プロポーズ”って言うんじゃないのかな?
私は、なんたって! ゆうきの事が大好きだから。
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