表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/57

ハーレム作戦

 楽「誰だ!」

 ???「私だ」

 楽「だから誰だよお前は」

 扇「花園くんちゃんと説明しないとダメだよ」

 花園香「私の名前は花園 かおる人間の嗅覚について研究しているものだ」

 扇「実は連れてきた彼がちょっと修羅場に巻き込まれていてちょっとの間だけ部屋に入れてもらってもいいかな」

 香「べつに構わんよ。その代わりにその修羅場の空気をこれに入れてきてもらえんか?」

 そういって取り出したのは小さなボンベだった。

 扇「また研究に使うの?」

 香「修羅場の空気というものは実在するのかどうか気になるんだ。頼む」

 扇「いいよ任された。後はよろしく」

 彼女は部屋を去った。

 香「ところでどちらがその修羅場の関係者なんだい?」

 積「楽の野郎ですよ。事の犯人は」

 楽「あれは俺の周りで勝手に起きたことだ。話の中心は俺だが、俺のせいではない」

 香「クンクン、やっぱり匂うな。これは女の香りだ。もっとも女を惹きつける薫りだ」

 楽「そんな香りを出しているとは知らなかったよ」

 積「良かったな、楽にはハーレムの香りがするらしいな。はじめからハーレムじゃねえか」

 楽「違う、俺の目指すハーレムとはこんなんじゃない」

 香「自分だけのハーレムが欲しいのか。面白いな君は、気に入った僅かながら力になろう。ところで君のいうハーレムとは多人数から恋愛感情を抱かれることなのかい?」

 楽「ああそうだ」

 香「ならもっと自分を前に出さないといけない。人と交流無しにハーレムは築くことはできない。

 直に授業が始まる。

 授業に参加していないものは少数だが、君とは意見があうだろう。」

 香が窓から指を指した。その先には俺と同じで制服を着ずに私服の女の子がいた。

 (この学校はべつに制服を着なくてもよい。むしろ服は自由だ)

 香「あの子を攻略してこい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ