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くそ、はめられた

この作品は作者のハーレム物とはこうだという偏見で執筆しています。

ツメカクシ

 楽「よくもだましたな……」

 美告「騙してないよ。楽に取って非常に珍しい物が目の前にあるじゃない」

 目の前に広がっているのは学園。

 そう、通っている学園そのものなのだ。

 楽「俺は帰るぞ」

 美告「おじいさま。ありがとうございました」

 老人が頷いてから車を発車させた。

 自宅から学園までの距離はかなりのものだ。

 歩いて帰ることはできない。

 あいにくお金も今持っていない。

 楽「仕方がない。学園に入るか」


 ~学園内~

 モブ1「誰だあいつ。みたことないぞ」

 モブ2「あれは例の成績上位の不登校児だよ」

 モブ3「いいなー。彼女が居やがる」

 モブ2「幼なじみらしいよ」

 モブ3「幼なじみのか彼女かー。俺も欲しかった」

 モブ2「諦めるのは早いだろう。お前にの家の隣に幼なじみが住んでるだろう」

 モブ3「あれは俺好みじゃない」

 モブ2「お前理想が高すぎ。自重しろ」

 生憎しょうもない事しか喋れない奴らがいる。口ばっかで努力をしない。

 才能がない?

 笑わせるな!

 まず踏み出すことが重要なんだ。

 自分は引きこもりだからそんな偉そうなことは口が裂けでも言えないがな。


 ~教室~

 水川せせらぎ「あらあらお久しぶりですわ。晴井さんはこの数日間何をしていたのですか?」

 彼女の名前は水川せせらぎ。

 大自然芸術の名門の水川家のお嬢様だ。

 楽「少しゲームをしていた」

 せせらぎ「そのゲームと言うものは楽しいのですか?」

 楽「ああ、楽しい。なかなかやめれないぐらい楽しい」

 せせらぎ「是非ともタイトルを教えてもらえませんか?わたくしも一度プレイしてみたくなりましたわ」

 美告「私の楽といちゃいちゃしないでよ」

 頬を膨らまして言った。

 せせらぎ「あなたの楽とは随分横暴を言うものですわね。まるで棒付きキャンディーを落とした子供のようですわ」

 美告「なによー。あんたこそ他人の真似ばかりしてよく芸術家を名乗れるわね」

 互いが睨みつけてまるで火花が跳ぶようだ。

 元本積「楽 おい、楽こっちにこい」

 教室の扉の向こうから男性の声が聞こえた。

 楽「ありがとうなつもる

 積「お前も随分罪深き人になったなー」

 彼の名前は元本積。

 金融会社(闇金)を営んでいる組織のリーダーの息子だ。

 楽「好き好んで修羅場を作ってるんじゃない」

 積「だがよ、お前の夢のハーレムだろあれ」

 楽「あんなのはハーレムとは言わない。俺の求めるハーレムとはもっと優しくそしてイチャラブし放題の事をいうのだ」

 霧雨扇「おー珍しいな楽がいるとはなにしてんの?」

 彼女の名前は霧雨扇。

 伝統工芸品屋の娘。

 なぜか男としか話をしない。

 積「こいつ自分のハーレムが欲しいみたいなんだ。どうかしているだろ」

 扇「そうでもないと思うよ。むしろいいねハーレム。男の子ならみんな欲しがるものだよ。協力しよう」

 意外にすぐ受け入れられた。

 楽「ちょっと訳あって今逃げてるんだ二人から」

 扇「あれだから女は嫌いなんだ!すぐに感情的になって自分を見失う。いいよこっちに来て」


 ~???の部屋~

 扇「ここにくれば大丈夫」

 この部屋には今まで入ったことない。

 積「この匂いはバラのよう。いやこれは偽物だ」

 楽「流石嘘を嗅ぎ分けることのできる裏の人だ」

 真っ暗な部屋に太陽が差し込んだ。

 ???「ふっふっふっふ。ようこそ我がラボへ」


 

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