入学式~自分で考えるのは設定について~
一気に飛んで中学校。
相変わらず描写がなさ過ぎて状況が分かりにくいが…どうぞヨロシク
「入学おめでとう諸君!」
随分と偉そうな言葉だな
こんなだったか?中学校の入学式って
どうせ内容がどうだろうと聴く気はないんだが。
だって2回目なんだぜ?いや一回目も寝てたけど
と、いうわけで(どういうわけだとかは突っ込んじゃいけない)
座っていた席(珍しいことに自由席だったので一番後ろのすみ)から気づかれないよう立ち上がり素早く体育館から退散しておく。
気づかれないわけないって?見つかるハズがないんだ。
『技術』・『気配操作』を使用
サボリにうってつけなので新たに購入しといた
『体質』に『影が薄い』とかもあったがそれは…さ
…ともかく。校長が学校の歴史やら新生活についてやら語ってるがどうでもいい。
別に困らないだろうし
「二回目の中学校生活…。どんなキャラ演じるかな…」
こっちのが重要
何度も言っているが俺はやる気無しの面倒くさがりなんだ。
だから下手に行動して『天才』だとか『優秀』だとか言われたくない。
…あぁ何処にいるかって?屋上
退屈な小学校生活中に独学でピッキング覚えたから、鍵なんてないようなモン
自分で言っちゃあなんだが妙。
さて面倒が嫌いな俺が上記の考えに至ったわけは
「2回目なのに同じことを繰り返すなんて面倒なだけ。
どうせ面倒なら楽しもう!」
…ってワケ
正確にはちょっと違うな。
目標なんてないからこそ「人生を楽しいものにしよう」なんて考えになるんだ
多分、生死に関わることでも「生き残るには?」ではなく「この状況を楽しむには?」に変換できる。
だからアッサリ死んだのかもな。
前世の悪友にはよく「早死にする」って言われてたが
「デフォルトで無表情、クール。
あえて反感を買うように授業は不真面目、成績優秀!
……うっわ嫌味!」
ええ、自分でわかってるさ
でも2回目の人生くらいなにしてもよくねえ?
どうせ一度くらい大悪党になったって地獄に堕ちられないんだし
オプション効果+二回目の学生生活というのもあるから成績優秀は正直、楽勝だし
…あ、考えてたらもう式終わりじゃんか
まーなるようになれ。
「Ⅰ-A…だっけか。面倒だが行きますかー…」
行われるであろう自己紹介文を考えつつ教室へ
友達100人できるかなっと…
後悔がお決まりになりつつあるが、俺は入学説明を聴きもせず
この学校に入学したことを後悔…はしない
いやだってさ、楽しめると思わねえ?
たとえそれが最初のウチだけでも…さ
次あたりでやっと主人公の現在の名前だせるかと
ある程度進んだら登場人物表作るんで読んでくれている方がいるならお待ちいただきたい