プロローグ 小さな女王様、さっちゃん先生
魔界情報網がざわめく教室いや、魔界勇者訓練場に、小さな女王様、さっちゃん先生が赴任した。
「ふん……弱点だらけの勇者たちね。私の教育で真の勇者に生まれ変わるのよ!」
机に散らばるデータを指でなぞり、今日のターゲットを指差す。
臆病すぎる魔導士 ルル
無計画突撃の戦士 ゴル
自己中心的な弓使い ピピ
「まずは自己紹介から、地獄の洗礼よ!」
初対面での地獄(暴力なしギャグ版)
ルルは震えながら魔法書を抱える。
「えっと……魔法…撃っても…いいですか…?」
ゴルは胸を張りすぎて鎧がガタガタ。
「突撃するぞー!」
ピピは矢を放つも、なぜか自分の帽子に刺さる。
「なにこの三文芝居!勇者って名前返せ!座れ!立て!」
さっちゃんが両手を腰に当てて激しくジェスチャー。
ここで副担任のボブ先生(人間型ゴブリン、温厚で冷静)が割って入る。
「ちょ、ちょっとさっちゃん先生!拳とか飛ばさなくても、勇者は教育できるってば!」
「ふん、冗談じゃないわ。甘やかす暇はないの!」
さっちゃん、まだ小さな体で威圧感を振りまく。
ゴルが転びそうになり、ルルが魔法書で自分の靴を照らす。
ピピは帽子を矢で貫通させて固まる。
ボブ先生は大きくため息をつく。
「皆、まずは落ち着け。帽子は弓で守るものじゃないし、靴は魔法で光らせないんだよ!」
教育の目的と毒舌ギャグ
さっちゃんは机に手をつき、にやりと笑う。
「甘やかさないわよ。あなたたちは弱すぎる!
今日から肉体、心、技術、すべて鍛える。私の教育を受けて、真の勇者になりなさい!」
ルルは震えながらも少し前に踏み出す。
ゴルは肩の鎧を直して拳を握る…いや、握ってるのは肩ベルトか?
ピピは矢を握り直し、帽子を押さえる。
ボブ先生、ツッコミ。
「うーん…勇者の第一歩は帽子の安全確保からか…?」
三人は顔を見合わせ、震えながらも少し勇気を出す。
「……勇気ある者が、勇者……か…」
さっちゃん、心の中でひとこと:
「ふふ、失敗しても笑いは保証するわ――でも、私の手で強くなるのよ!」
ボブ先生、最後にひとこと。
「じゃあ、私は傍観担当ってことで…でも怪我はナシね!」
こうして、鬼教官さっちゃん先生による勇者育成日記の第一歩が、ギャグとツッコミ満載で始まった。




