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ベビーサタンさっちゃん 七変化 【さっちゃんのミラクル人生!】  作者: 虫松
3年ONI組 さっちゃん先生7 心の授業だ人間再教育

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第五話 漫才迷宮・ネタの試練

――コンビ再編地獄!相性診断で大混乱――


MNC養成所の中庭に、突如として出現した巨大建造物。


漫才迷宮マンザイ・ダンジョン


その名の通り、迷路そのものが舞台。

各部屋でネタを披露し、クリアしないと先へ進めない地獄仕様。


さっちゃん先生、腕を組んで宣言する。


さっちゃん

「今日の課題は“ネタの起承転結を理解し、

かつ即興で拾いながら進むことや!”」


生徒たち

「えぇぇぇーーー!!」


まずはさっちゃんとグラディウス先生による

“相性診断”が行われた。


さっちゃん

「はい、ボルカとクール=リースはコンビ解散!」


ボルカ

「えっ!?俺の炎、君の氷で消されてバランス良かったやん!」


クール

「いや……半分ぐらい溶けてたし……」


さっちゃん

「物理的に危険や!!」


次にスカル兄とふぅこが組まされる。


ふぅこ

「なんで私が骨と!?歯車みたいに噛み合わんわ!」


スカル兄

「噛み合わなくても……骨は外れる……(ゴトッ)」


さっちゃん

「外れるな!!まず繋がれ!!」


ゴブ郎×ラミリス という最悪の組み合わせも発表。


ラミリス

「あなたのボケの期待値……マイナスです。」


ゴブ郎

「そこをプラスにするために俺はいるんだ!!」


さっちゃん

「違う。アンタ足引っ張る方や。」


教室は大混乱、

生徒たちは不安と怒号の嵐の中、迷宮へ放り込まれた。


漫才迷宮・第1ステージ

『起のキノマ


扉を開くと、観客席と照明付きの小空間が出現。

“起”をしっかり作らないと扉が開かない仕組み。


しかし……


ボルカ & ウィステリア

→ 最初からウィステリアが暗い詩を朗読し、ボルカの炎が弱まる。


ボルカ

「暗い!火が消える!!」


ウィステリア

「焔は……哀しみの中で……散る……」


さっちゃん

「起が葬式やねん!もっと明るく!!」


第2ステージ

『承のショウノマ


ボケを広げる部屋。

ここでスカル兄が“骨の中に隠したボケアイテム”を披露。


スカル兄

「骨の中から~……たらい!!」


ふぅこ

「なんで骨から!?怖いわ!!」


たらい落下 → スカル兄の頭が外れる。


観客(迷宮の罠)

ゲラゲラ笑い、扉が開く。


さっちゃん

「事故をボケに変えるな!……いや変えて正解や!!」


第3ステージ

『転のテンノマ


ここは予測不能なハプニングが起きる部屋。


1)クール=リース

→ 滑り芸を狙うが、床が本当に氷化して自爆。


2)ボルカ

→ 火力調整ミスで部屋の壁を焦がす。


3)ウィステリア

→ 暗いポエムを言い始めて観客のメンタルを凍らす。


4)スカル兄

→ 扉にぶつかって骨30本が散乱。


全部リアルハプニング。


しかし……


さっちゃんの指導が飛ぶ。


さっちゃん

「頭(理論)で笑わせるな!!

体で笑わせろバカタレ!!

笑いは“予定調和”より、

“崩れた瞬間の輝き”や!!」


迷宮の観客

「おおおおお!!」


生徒たちの動きが明らかに変わる。


そして第4ステージ

『結のケツノマ


ここでネタをまとめて“オチ”を決めないと

迷宮の出口が出現しない。


コンビ再編された全ペアが奮闘する中、

最も注目を集めたのは……

ゴブ郎 × ラミリス


ラミリス

「あなたのボケは……計算不能です。」


ゴブ郎

「つまり……俺は天才ってことだよな?」


ラミリス

「違います。“ノイズ”です。」


しかしこの瞬間、

ラミリスのアルゴリズムが暴走。


ラミリス

「笑いとは……計算か……混沌か……

結論……“あなたとなら混沌が生まれます”!」


ゴブ郎

「よっしゃあぁぁ!!」


二人の混沌漫才に迷宮観客が爆笑し、

出口が開く。


◆◆エンド:迷宮クリアと先生の総評◆◆


迷宮が消え、

生徒たちは汗だく、氷まみれ、炎まみれ、骨まみれ。


それでも全員、生きて帰還した。


そこでさっちゃんが静かに言う。


さっちゃん

「今日の学びは一つ。

“ネタは順番だけじゃ完成しない。

崩れた瞬間を拾える奴だけが、

本物の漫才師になるんや。”」


グラディウス

「……悪くない成長だ。」


生徒たち

「先生……!」


さっちゃん

「よし、次は……

M-1予選形式、地獄ネタ見せ大会や!!」


生徒たち

「うわぁぁぁぁぁ!!」


生徒たち(魔界養成カルチャー・MNC)


ボルカ・ハッパー(炎獄族)

特技:舞台で火炎芸(炎を吐く)

弱点:緊張すると観客にファイアボールを投げる

特徴:ツッコミされると炎の色が変化(赤→青→白→黒)


さっちゃん評価:

「緊張で劇場燃やすなバカタレ!!」


クール=リース(氷霊族)

特技:氷魔法で“スベり芸”を物理再現

弱点:ギャグ外すと舞台が凍って崩壊

性格:やる気ほぼゼロ、口数少なめ


口癖:「笑いとか……溶けるし……」


スカル兄(白骨族)

特技:自称“魔界の松本人骨”、ボケ担当

弱点:骨が外れやすく、医療事故が多い

特徴:「お約束の崩壊」が得意技、補助者必須


キツネ乃ふぅこ(妖狐族)

特技:妖術トリックスター芸、幻術で観客半分異世界へ

弱点:可愛いのに口が悪く、さっちゃんと舌戦で場が凍る

さっちゃん評価:

「アンタ私に勝てると思うなよ??」


ゴブ郎(ゴブリン界のプリンス)

特技:ゴブリンジョーク

弱点:圧倒的につまらない

特徴:本人だけは天才だと思い込む


校長の評価:

「お前は逆にすげぇよ……笑いゼロって才能だぞ」


ラミリス・バニー(AI式魔人)

特技:量子演算でネタの最適解を瞬時に算出

弱点:完璧すぎて逆に受けない、計算がロボット的

口癖:「そのボケの期待値は0.62……改善が必要です」


ウィステリア(月影族)

特技:お笑いを“詩”として表現する文系芸人

弱点:ネタが暗すぎて観客のメンタルが欠ける

特徴:たまに名作を生むが、ほぼホラー


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