第9話 蘭堂コトリの爆発、言いたいことは言ってもいいんだよ。
教室の隅、いつも静かなコトリ。
ぬいぐるみの「モコ」と話すことで、自分の感情を抑えていた。
コトリ(モコにささやく)
「今日もみんな…うるさい…」
「レンジ、また机蹴飛ばすんだろうな…」
しかし、その小さな声の裏には、破壊級の感情爆弾が詰まっていた。
ミナト
「コトリ、なんだか元気ない?」
さっちゃん先生、教室に入りすぐ察知。
さっちゃん
「よし、今日の授業テーマは——
**“吐き出せ!心の悪口祭り”**です!」
アヤメ
「悪口祭り…?先生、それ授業ですか?」
さっちゃん(ツッコミ全開)
「祭りだから授業です!我慢ばかりだと、心が爆発するんですよ!」
さっちゃんがコトリに目を向ける。
「コトリ、ぬいぐるみだけに話すのは今日で終わりよ。
今日はみんなの前で、心の中の毒を吐き出せ!」
コトリ(震える声で)
「でも…みんなのこと、嫌いって言ったら…」
さっちゃん
「だから何!言いたいことは言ってもいいのよ!仲間なんだから!
全部吐き出せ!悪口も、愚痴も、恨みも!」
レンジ
「え…それ、ちょっと怖くないですか…?」
さっちゃん
「怖いも何もないわ!我慢しすぎると、心が壊れちゃうの!」
コトリ、少しずつ勇気を出して、みんなに言い始める。
「レンジ…うるさい…!」
「アヤメ…SNS女王ぶって、実は弱い…!」
「ミナト…映え映えうるさい…でも応援してる!」
生徒たちも次々に反応。
レンジ
「お、おう…俺もう少し静かにするよ…」
アヤメ
「SNSの件、ごめん…コメントちゃんと見てなかった」
ミナト
「うん、私も映えばかり意識してた…」
ガロ
「俺も筋トレ自慢ばっかりで…」
さっちゃん(ツッコミ)
「ちょっと待って!筋トレの自慢は置いといて、気持ちは伝わったから大丈夫!」
吐き出したことで、コトリの表情がぱっと明るくなる。
ぬいぐるみモコも、少し安心した様子。
さっちゃん
「ほら、コトリ!心の爆弾、爆発させたらスッキリしたでしょ?」
コトリ
「…うん、言えてよかった…」
さっちゃん
「我慢は毒、吐き出すのは薬です!今日からみんな、心のゴミはためずに吐き出すこと!」
ONI組全員、心の距離がぐっと縮まる。
レンジ
「…俺もモコに負けてられないな…」
ミナト
「みんなで笑える教室っていいな…」
さっちゃん
「ほら!爆発したら笑いに変わる!ONI組最強よ!」




