第6話 ミナトの闇、映える世界の裏側で
ミナトはONI組でも “映え女子”。
SNSのフォロワーは学校随一。
しかしある日
SNS大炎上
なぜかミナトの「ランチ動画」に
『加工しすぎwww』
『陰で性格悪いらしい』
など根拠不明のコメントが殺到。
翌朝、ミナトは登校拒否寸前。
さっちゃん
「ミナト、どしたん?今日は光度ゼロやん。LED切れかけじゃない」
ミナト
「…私、ネットで叩かれてるんです…。
学校来るの怖くて…。」
アヤメ
「え、それ本当にミナトが悪いん?
ネット民って“事実0%の魔法”使うやん」
さっちゃん(即ツッコミ)
「魔法って言うな!炎上は魔法じゃない!ただの暇人の火遊び!」
ミナトは笑う余裕もない。
ミナト母・登場
プリントを届けに来た母親が、
ミナトの様子を見て眉間にシワ。
ミナト母
「ミナト、弱音はやめなさい。
あなたは“完璧な娘”でいないと」
さっちゃん
「はい出ました〜!プレッシャー界のボスキャラ!」
ミナト母
「ボ、ボスキャラ…?」
さっちゃん
「完璧求める親、だいたいラスボスや!
子どもをプレッシャー前線で戦わせないで!」
母の“愛の歪み”を解く時間
さっちゃん
「ミナトのお母さん。
ミナトは優しいし努力家やけど…
“映える娘”じゃなくて“生きて笑える娘”です。」
ミナト母
「でも……叩かれて傷つくくらいなら…
完璧にしてあげるほうが…」
さっちゃん
「違う違う違う!逆逆逆!!
“防御力MAX”は“自由ゼロ”の裏返しです!」
母親の表情が揺らぐ。
さっちゃん
「お母さん。
ミナトは“いいね”取るために生きていないのよ。
“好きに笑うため”に生きとるんですよ」
ミナト母、涙目
「……そんなこと、一度も…言えなかった…」
さっちゃん(優しくツッコミ)
「ええんよ。今言えば十分よ。
ママも初登場のキャラや、成長よ!」
ミナトは、
震える手で、ひとこと。
「私は“いいね”じゃなくて、
誰かに“笑ってほしかった”」
静かになるONI組。
レンジ
「……ミナト、そんなこと思ってたのかよ」
アヤメ
「ごめん…私、ミナトの“映え”ばっか見てた。
本当はめっちゃ頑張ってたんだよね」
ミナト
「アヤメ…」
アヤメ
「友達やろ。炎上も、落ち込みも、一緒に消火したる!」
さっちゃん
「お前の比喩、たまに天才ね!」
クラス全員が味方に
ガロ
「ミナト!お前の動画、俺の筋トレより役立つって!」
さっちゃん
「比較対象が独特すぎるわ!」
コトリ
「私、ミナトの声好きだよ。落ち着く」
さっちゃん
「ほら〜!“いいね”より“生の声”の方が価値高いって証拠よ!」
ミナト、涙ながら笑う。
ミナト、アヤメと本気の和解。
クラス全員も協力してミナトの心の炎上は静かに消えていった。
さっちゃん
「SNSの火より、
お前を笑わせる火のほうが…ずっと温かいわ」
ミナト
「……ありがとう、さっちゃん先生」




