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2.冒険者ギルド

ステータスの項目を追記しました

 僕らが降り立ったのは開けた広場で大きな噴水の前だった。目の前に広がるのは、石畳の道が広がるヨーロッパ風の街並みだった。街は城壁に囲まれていていわゆる城壁都市という奴だろうか。


 邪魔になるといけないので、広場の端でステータスや装備品などを確認する。お金が右上に表示されている最初は5000G貰えるみたいだ。ステータスには筋力、耐久、敏捷、魔力、精神、器用の値がありそれぞれの数値は平均的だ。JOBが変われば数値の補整も変わるのかな?


 次に装備を見る。《テイマー》の初期武器は杖なのか。防具はローブなどで、全体的に魔法使いの装いだった。


 あとはスキルを見るかな。スキルは《テイム》のみ取得済みであり、SPが5ある。このままじゃ戦えないから何かスキルとるかな。《テイマー》らしくモンスターを強化するために《支援魔法》を取得した。《支援魔法》は対象の味方のステータスを1.1倍する魔法だ。スキルははじめはMPマジックポイントのみで発動できるが強力なスキルにはクールタイム——再使用できるようになるまでの時間——がつく。


 ステータスの確認はこれくらいにして、新たなモンスターを仲間にしに行こう。タコちゃんと一緒に大通りを歩いて遠くに見える門に向かっていく。すると大通りの途中に気になる大きな建物見つけた。看板には冒険者ギルドと書かれている。やっぱり冒険者ギルドとかあるんだ!


 新たな仲間を迎えに行くついでに、クエストとか受けられないかと思い、ギルドに寄ることにした。ギルドの中に入るとまず受付だと思われる場所へ向かった。


「こんにちは、僕初めてなんですけど、ここでは何ができますか?」

「こんにちは、当ギルドでは冒険者として登録を行いギルドから発行されたクエストを受けられます。そして、《テイマー》の方ならば従魔をお預かりすることもできますよ。」

「従魔?預かり?」

「はい、従魔とはテイムされたモンスターのことで、預かりとはこちらの従魔石にモンスターを収納していただいて、当ギルドで管理させていただくことです。」


 そういって受付のお姉さんは黒い石を1つ見せてきた。


「今回は新しい従魔を連れ来ているので、従魔石を1つ差し上げます。」


 なんかタダでアイテム貰っちゃった、ラッキー!


「じゃあ早速、冒険者登録をしてクエストを受けます。」


 僕はギルドに登録し、クエストを受けることにした。


「クエストは受付でも受注できますし、奥の掲示板からも受けられます。」

 今回は受付でクエストを受注することにした。

 クエストの一覧を見ていくと、やたら報酬が安いクエストに目が留まった。なになに、孤児院に“うさぎ肉”5個の納品か。報酬は安いけど、誰も受けなさそうだし逆に受けてみようかな。


「すいません、うさぎ肉はどこで手に入りますか?」

「《北の平原》にいる《バニー》というモンスターが落としますね。ちなみに《東の森》や、《西の山脈》はレベル15や20を超えたモンスターがいるので初めての方にはお勧めしません。」

「南はどうなんですか?」

「南は海なので船がないとそもそも探索できませんね。」


 危なかった~適当に門の外に出ようとしていた。ここで情報が聞けてよかった~。

 それじゃあ孤児院のクエストを受けて《北の平原》に出発だ!!!

読了ありがとうございました。

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