第22話 龍皇高校生徒会長
遅くなってすみませんでした。
「北条さんはどんな部活に入りたいとかある」
「うーん、特に無いかな」
俺たちは今学校の廊下を歩きながらどんな部活を見に行くか話している。
「中学校はどんな部活に入ってたの?」
「私は部活には入ってなかったわ。生徒会に入っていたの。生徒会長をやっていたのよ」
「へー、すごいな」
龍皇学園の生徒会長か……なんかすごいな
「でも中学生徒会は高校生徒会の下部組織みたいなものだから何にもやってないけどね」
「へー。でも生徒会に入っただけですごいと思いますよ」
「ありがと。如月君は中学校は何部に入っていたの?」
「あー俺は帰宅部だったよ」
「ふーん。じゃあ何部に入りたいとかある?」
「うーん……特に無いねかな」
「そう、じゃあ……」
「うん、どうした?」
北条さんが固まり、視線を向けていた先を見ると一人の女性が歩いて来ていた。
「やあ、久しぶりだね陽葵くん」
「……お久しぶりです。西園寺先輩」
どうやら西園寺というらしい。久しぶりって言ってから中学校の頃の知り合いかな?
「お隣の男の子は彼氏君かな」
おっと!?いきなり何言い出すんだこの人は……
「いいえ、この人は友達ですよ」
さすがは北条さん、一切動揺せずそう言った。
「そうか、残念だな。あの陽葵が彼氏を作ったら面白かったのに…。おっと自己紹介がまだだったな。龍皇高校生徒会長西園寺華麗だ。ちなみに中学生徒会長もやっていたぞ。その時の生徒会に陽葵がいたな」
へぇー、北条さん生徒会に入ってたんだ
というかこの人が生徒会長……。高校の生徒会長となると相当すごいんだな。その証拠に西園寺の名字。西園寺は北条、南雲に並ぶ四大財閥の一つだ。家柄かな。おっと俺のターンだ。
「俺は如月修です。北条さんとは仲良くさせていただいてます」
「如月……」
「会長?」
「いや。何でも無い」
俺の名前を聞いた瞬間会長は俺の名字を呟き何かを思い出すような素振りをしたが、すぐに元に戻った。
「ところで二人は何してたんだ?」
「部活の見学してたところです」
北条さんが答える
「ふむ、ならば二人とも生徒会はどうだ?」
「え、生徒会ですか?」
中学校の生徒会は役員も前の年の生徒会発足以来、ほとんど変動しなかった。ちなみに俺は入っていない。
俺も疑問に答えてくれたのは北条さんだった。
「この学校は新入生から数人役員を入れる慣習があるのよ」
「そ。そうゆうことだからどうだ。まぁ庶務だからほとんど仕事はないぞ」
なるほどまぁ楽そうだな。でも一つ疑問がある。
「あの……」
「うん、どうした?」
「北条さんはわかるんですが、俺も入っていいんですか?」
「ああ、大丈夫だぞ。先ほども言った通り仕事は少ないからな。それに陽葵の友達なら信用できるからな。で、どうする?」
そう聞かれて俺は北条さんの方を向いて「どうする?」と聞く。
「私は如月君がいいならいいけど」
そう返してくる。
「うん、じゃあせっかくだし入ろうかなと思ってるんだけど」
「そう。じゃあ私も入るわ」
「そうか。じゃあ早速生徒会室に行こうか」
俺たちのことをニヤニヤしながら見ていた会長がそう言って歩き出した。
これからは前のペースで上げたいと思っています。
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