表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/45

第17話 行事告知、そして

 涼と遊んだ日の夜、北条家に帰りお風呂に向かう途中、北条さんとすれ違ったのだが、特に声はかけられず、無視された。


 その時北条さんが少し寂しそうにしていたのは俺の思い違いだったのだろうか。


 それからは普通に過ごし、たまに涼たちと遊びに行ったりしていた。その時も北条さんは来なかった。克人さん達も帰ってきたり、また出張したりを繰り返したりを数週間。


 5月の中盤になったある日、山崎先生が帰りのホームルームでクラスに向けて言った。


 「みんな、もうこの学校に入って一ヶ月ちょっと経った。そろそろ学校生活にも慣れてきた頃だと思うが、早速一つ行事がある」


 行事?なんかあったけ?体育祭は9月ごろのはずだし……


 「その様子だと……忘れている奴がたくさんいるな……それとも忘れたい奴なのか……そう中間テストだ!」


 あっ……忘れてた。


 「まぁ、最初だからそこまで難しくないから心配するな。今回はお試しみたいなもんだ。それよりも中間テスト終わった後の方が大事だ」


 終わった後?復習しろってことかな。


 「部活勧誘週間だ!」


 あー部活か。中学の時は帰宅部だったからすっかり忘れてたわ。


 「この学校では部活も熱心に取り組んでいるからな。特に9月の体育祭が終わった後、10月にはスーポーツ大会があり、そこでは部活対抗でやるんだ。豪華な賞品もあるからこの1年生の時の部活決めはとても重要だぞ」


 山崎先生特に熱心だな。スーポーツ好きなのかな。そんな事を考えていると涼が後ろを向いてこそっと耳打ちをしてくれた。


 「実は賞品は顧問の先生にも出るんだ。だからボーナスがもらえるって張り切ってるんだよ」


 あーなるほどね。


 「ところで涼は何部に入るんだ」


 参考までにと思って聞いてみた。


 「うん?俺はどこにも入らないよ」

 「え、入んないの?」

 「おう、中学の時はサッカー部に入ってたけどもう良いかなって」

 「ふーん。千秋さんは?」


 ここで俺たちの会話を聞いていた千秋さんに話をふった。


 「え、私。私もりょう君と同じようにはいらないつもりだよ。陽葵ちゃんは?」


 千秋さんがいきなり北条さんに話をふった。

 北条さんはと言うといきなり振られたにしては驚いてなく、呼んでいた本から顔を上げて言った。


 「私は入っても入らなくてもどちらでも良いわ。今のところはまだ決めていない感じよ」


 なるほど。俺はどうしよーかな。運動は嫌いではないけど……さらに北条さんが部活に入らなかった場合俺だけ残って部活をするのは送迎とかで面倒なことになるからな……まぁ後で考えようとりあえず今は試験勉強だ。


 それから俺たちは帰宅し、克人さんたちと一緒に夕飯を食べた後、俺は自室で試験に向けて勉強していた。


 めっちゃむずいやん。えー、範囲広くないですか。やばいよこれ、北条家のおかげで通わせてもらっているんだからせめて成績はそこそこ良くないと。


 試験勉強に苦戦して、龍皇学園に通えるのは北条家のおかげだ、と考えた時、ふと北条家に来た本来の目的を思い出した。


 そうだ!もともとは北条さんの心を開かせるために来たんだった。すっかり気にせずに生活してたわ。そろそろ動き出さないとな。ふあぁ〜


 そんな事を考えていると眠気が襲ってきてあくびが出た。何時かなと時計を見るともう23時を回っていた。明日も学校があるため試験勉強はとりあえず切り上げ、今日はもう寝ることにした。


 そして寝る前に用を、とトイレに行った帰り廊下でたまたま翔子さんと出会った。


 「あら、修くん。どうしたの?」


 翔子さんは綺麗な銀髪とマッチした白い長袖のワンピース型ネグリジェを着ていた。翔子さんも多分自室に戻る途中で俺が見えて声をかけたのだろう。


しかしとても目のやり場に困る。最近気温も徐々に上がってきたせいか、翔子さんのネグリジェの襟のところが大きく開いていて、二つの大きなたわわの間の谷がとてもよく見えてしまっているのだ。


 女慣れしてない男子高校生にとっては本当に目に毒である。


 「トイレに行ってたんです」


 翔子さんの質問に答える。

 そして「おやすみなさい」言おうと口を開いたが、翔子さんが先に一言言った。


 「ねえ、少し話せないかしら」

 「え、僕とですか」

 「ええ」

 「大丈夫ですけど」

 「そう。ここで話すのもなんだから移動しましょう」


 俺と話したいと言われて少し戸惑ったが了承すると、翔子さんは場所を変えようと言って歩き出し、俺はその後についていくのだった。


良かったら下の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして、ブックマークを押していただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ