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フィーネ

ESN大賞の作品です。


ので、できるだけここでは、おふざけをしないように努力致します( ̄^ ̄ゞ


あと、山場を読みたい方は開会式から見てください。

最初の方は、人物紹介・世界観の説明の部分ですので………


あと、来年の七月までに十万文字いかないとダメなんでなるべくこっちを優先します。


私の事なので気分次第で投稿が片寄ると思います。

誤字脱字あったら報告してください。

お願いします┏○┓

 どうして僕はこの世界を選んだのか。

 どうして僕はここに生まれてきたのか。

 どうして僕はまだ生きているのだろうか。


 この世界を愛護する存在でありながらどうして僕はここにいて ここで生きているのだろうか



 まあいい。シュウマツはもうすぐ。

 それまでの間もう少しだけ楽しもう。



 長く溢れた太陽にも勝る金髪は柔らかいウェーブを描きながら床に向かって伸びている。


 金の刺繍が施された白い王族の衣装が重そうに揺れるのに合わせてシャラン……シャラン……と上品な金属が触れ合う音が聞こえる。


 バルコニーへ続く赤い絨毯(じゅうたん)の上を胸を張りながらゆっくりと足を動かす。

 絨毯(じゅうたん)の両側には顔を白い布で隠した者が深々と頭をさげている。


 バルコニーに一歩踏み出すと大勢の声が聞こえた。全て彼を称える国民たちの声だ。

 バルコニーの手すりまで来るとさらに歓声は大きくなった。

 金の目に映るエルフとオークの国民たち。


 いや、国民ではない。もう、幼い頃から教えられ続けた治めるべき国はどこにもない。

 “国”という言葉は、この世界から消えてしまったのだから。

 強いて言うならこの世界そのものが一つの国となったのだ。


 頭に冠のような帽子を乗せた老人が一歩前にでる。

 皆、跪き手を組み下を向き黙る。

 静寂が場を支配する。


「今、この時よりスミレニー都の都知事をディミータ・ディオニュソス・スミレニーとする。賛成の者は拍手を!」


 先程の老人が羊皮紙に書かれた文を読む。歳のわりには、よく通る声だ。


 言葉が終わるとうわっと再び歓声を上げながら立ちがりその場にいた全員が拍手をする。


「では、正式にディミータ・ディオニュソス・スミレニーをスミレニー都の都知事する!」


 仮面のような作り笑顔で国民ではなく、都民となった者たちに手を振る。


 彼は、世界初のエルフとオークのハーフである。


 これは、彼の物語である。

ここは、落ち着くまで登場人物紹介のコーナーにしようかと思います。


ディミータ・ディオニュソス・スミレニー


スミレニー王国 第一王子

美しい金髪と整った顔はエルフ族の父譲り

横にとがった大きな耳と異形の右眼は母譲り

自分がどれだけ細い綱の上で歩いているか認識しているため基本他人を信用していない。


異名:忌み子の王子

髪色:金

虹彩:金(右眼は白目の部分が黒)

身長:112cm(現時点)

服装:白のシャツに紺のベスト(冬場はセーター)を愛用している。



サンプルボイス


☆自己紹介


「皆様、お初にお目にかかります。わたくしスミレニー王国 第一王子 ディミータ・ディオニュソス・スミレニーです。

とても長い名前で覚えるのが大変だと思います。

ですので、ディミータというファーストネームを覚えてくだされば大変恐縮です。

それでも無理という方は、ディミと略してください」


☆フリー


「僕を侮辱する者など相手にしていたらキリがない。そんなものにいちいち構っていたら人生の無駄さ」

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