表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

短編集

生きるという始まり

作者: 桜川藍己

 生きる。生きる生きる生きる生きる生きる生きる生きる生きる生きる。生きるってなんだろう。って考えてるうちに世界が終わりそうで泣きたくなった。泣きたくなった後に生きるってそういう事なんじゃないかって思って今度は笑いそうになった。


 生きているから泣きたくなるし、笑いたくなる。死にたくなるし、殺したくなる。生きているからダメなんだ。生きているから生きたくなる。生きているからダメなんだ。生きているから考えてしまう。生きているから……。


 おはよう・いい朝ですね・僕は・生きてます・そしたら君は・生きてるってなに・と聞いた・僕は・僕は・答えられなかった・今は・わかる・生きるって・そういう事だ・悩むということ・考えるということ・始まりを考えると言うこと。

 始まりという・ものは・いつも孤独で・哀しい。悲しい夜。悲しい月。カーテン・月の光が・キラキラと・写真立てを照らす・美しい光が・私を街は・連れていく。


 始まりというものはいつもこんな空気だ。空が青く・人々が・霞む・自分一人になってしまったかのような・暗闇の中に投げ捨てられたかのような孤独。ウロウロと彷徨い、でもワクワクと心躍る。始まりとはいつもそうだ・嫌になるほど孤独で・青くて・温かい。僕は歩く。ここはどこだろう? わからなくなってきた。でも歩く。新しい何かを掴むために。

 暗くなってきた・街が明るくなった・昼よりも眩しい光が頬を照らす。僕は呆然とした。この世界は・この世界は一体・一体・誰のための世界なのだろう。僕はただそれだけを考えていた。僕は一人。街ゆく人も一人。どこかへ向かっている。どこに向かっているのだろうか? 僕には分からない。ただ一つ僕には行く場所がない。それだけが僕の知っている事だった。僕にはどこかへ帰るつもりはなかった。帰る必要もなかった。ただただこの場所というものを体験してみたいと感じていた。

 皆つまらなそうな顔をしている・どこかへ向かっているのにつまらなそうな顔をしている・きっと僕もそんな顔をしているのだろう。僕は全てが嫌になった。

適当に書いた即興小説です。30分クオリティ〜。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ