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大陸英雄戦記  作者: 悪一
共和国炎上
198/496

意外な客人

 ここ最近、クラクフスキ公爵領総督府は妙な客が出入りすることが多い。


 リゼルさんを筆頭にしたグリルパルツァー商会の皆さん、フィーネさんやベルクソンなどの領事館関係者の方々、そしてカールスバートからの亡命資本家。おかげで公爵領はかつてない賑わいと混沌さを生み出している。

 だけど今日総督府の扉を叩いた来客者の名、もしくはその人物の肩書きは上記の者たちと比べ物にならないくらいの驚きがあった。おそらくそいつがこの総督府に来たという時点で後世の歴史に語り継がれるような人物。


 つまり、旧カールスバート王の末裔のカレル・ツー・リヒノフである。




 11月1日13時40分。

 軍事査閲官室の隣にある応接室にて、軍事査閲官たるエミリア殿下、そしてその補佐役として軍事参事官である俺と殿下の副官であるマヤさんがそいつと対峙している。

 リヒノフさんは3人の護衛だか副官を連れているため、応接室には7人がいることになる。別に応接室が狭いわけではないのだが、でも肩身が狭い。


「王族の末裔と言っても我は遠縁、共和政移行後は『ツー』の冠詞も飾りみたいなものだ。だからあまり畏まらなくても良い」


 曰く、リヒノフさんは現在20歳。カールスバート王国最後の王であったヴァーツラフ・スラヴィーチェクⅡ世の従姉妹の孫、つまり従姪孫じゅうてっそんに当たるらしい。


 そしてカールスバート王国はオストマルク帝国から独立した影響か、貴族の命名方法にリヴォニアの影響が残っているのだという。リヴォニア系貴族において「フォン」は貴族を表す冠詞だが、それ以外に「ツー」というのもある。どう違うかと言えば「フォン」の後に来るのは家名、「ツー」の後に来るのは領地名ということらしい。

 つまりフィーネ・フォン・リンツの場合は「リンツ家のフィーネさん」になり、そして俺の目の前に座る人物の場合「リヒノフを統治するカレルさん」という意味になる。


 でも、現在カールスバートに貴族はいない。彼の言う通り共和政移行後に、持っていた領地を国に没収されたのだろう。ちょっと「ざまぁ」って感じだな。言わないけど。


「それでリヒノフ様、今回はどのようなご用件でしょうか」


 エミリア殿下は紅茶の入ったカップを手に取りながらリヒノフに問いかける。一方のリヒノフさんは出された紅茶を先ほどから口にしていない。コーヒー派なのかしら。ちょっと親近感が湧く。


「……此度、我が故郷で内乱が起きているのをご存知か?」

「はい」


 ま、やっぱりその話だよね。まさかこんな時に「今日の夕食は一緒にどうですか?」なんて……言った奴はいるか、うん。なぜだろう、思い出すだけで胃がキリキリしてきた。


「そして今、我が再びカールスバート王となるための戦いが始まる」


 ほほう? ということはリヒノフさんが王権派の名目上のトップとなるわけね。そんな人物が、クラクフスキ公爵領総督府の扉を叩いたということは……。


「……その戦いに、是非ご協力願いたい」




---




 エミリア殿下は「即答しかねる」として、「中央政府と相談の上回答する」とだけリヒノフさんに伝えた。リヒノフさんの方も即答は求めていなかったので、連絡要員として1人を総督府に残して当面宿泊しているホテルに戻って行った。


 彼が総督府から出たのを確認した後、エミリア殿下は俺とマヤさんに命令した。


「ユゼフさん。私は総督閣下に報告しに参ります。その後、これからの方針を決めたいと思いますので、クラクフ駐屯地と近衛騎兵の幹部、それとオストマルク領事館の方に声を掛けてくれますか?」

「わかりました。すぐ手配します」

「ありがとうございます。マヤは中央政府に報告する書簡の準備をお願いします」

「了解しました」


 こうして、総督府の中は少し慌ただしくなった。

 カールスバートとクラクフスキ公爵領は国境を接している以上対岸の火事では済まないとは思ったけど、まさかこういう形で向こうからやってくることになるとはちょっと予想外だったな。




 11月8日15時40分。


 総督府内にある会議室のひとつにエミリア殿下、マヤさん、近衛師団第3騎兵連隊第3科長のサラ、クラクフ駐屯地補給参謀補のラデック、そしてオストマルク領事館駐在武官のフィーネさんと二等書記官のベルクソン、俺を含めて総勢7人がここに集まった。


 議題は無論、隣国カールスバート共和国内戦についてだ。

 会議劈頭、参事官たる俺の方からカールスバートの現状を話す。


「去る10月27日、カールスバートの首都ソコロフの大統領府が放火されました。同国政府の公式発表によりますと、当時大統領府で演説を終えたばかりのエドヴァルト・ハーハ暫定大統領が軽い火傷を負いました。さらに、大統領府に詰めていた職員80余名が焼死、大統領の演説を聞きに来た一般市民や大統領府職員合わせて300名以上の死者及び重軽傷者が出た模様です」


 その悲惨とも言える事件に、会議室にいた全員が顔を顰めていた。最初に口を開いたのはラデックだった。いつもなら結構軽い感じの言葉を放つ彼でも、さすがにこれには驚いたらしく目が真剣だった。


「……随分と派手に燃えたんだな」

「そうだな。それが突発的な放火ではなく、周到に用意された放火だということの証拠だと思う」

「それで、犯人は?」

「翌28日に共和国軍憲兵隊が犯人を『逮捕』してるね」


 犯人は共和政時代、議会で第一党だった自治市民党の幹部だったということである。またその関係者として少なくとも700名が指名手配されたという情報がある。


「しかし、それはあくまで政府の……つまり国粋派の主張ということですね?」

「はい。エミリア殿下の言う通りだと思います」


 証拠は何もないが、この大統領府放火事件が自作自演という可能性もある。あるいは政府の言う通り共和派の犯行なのかもしれないが、それを一斉摘発の材料ということもありえるだろう。

 だが、もうそれは重要じゃない。


「いずれにしても、この事件のおかげで共和国は完全に燃え上がりました。10月29日には首都ソコロフで共和派の一斉蜂起があり、それに追随する形で共和国各地で暴動が発生している模様です」


 だが、燃え上がってからの情報は入ってきていない。それは内戦状態に突入して情報が錯綜しているからと、今までの情報の出所だったシレジア大使館が閉鎖したからだ。内戦突入後にクラクフにやってきた亡命者からも情報は来るのだが、もたらされる情報は一貫性と客観性に欠けている。あまり信用できないだろう。

 そのため、30日以降のカールスバートの状況は不明。まぁ、それまでの情報から現政権の国粋派と共和派の正面衝突という感じなのだろう。


「ユゼフさん、ありがとうございます。……さて、聞いての通りです。これを踏まえ、我々がどうするかを決めるのが今回の議事となります。皆の活発な意見をお願いします」


 それに対して最初に発言をしたのは、オストマルク領事館駐在武官のフィーネさんだった。


「その前にエミリア殿下、シレジア王国政府の意向はどういうものなのですか?」


 これだけの大きな事案、一公爵領が勝手にして良いはずがない。だから何をするにも国家として動くのが普通だろう。フィーネさんがそう言うと、エミリア殿下はマヤさんから1つの書簡を受け取った。


「我が王国の外務省からの正式な書簡が届いております。曰く『クラクフスキ公爵領軍事査閲官の責任において最善と信じる方法で対処すべき』とのことです」

「……それだけですか?」

「それだけです」


 エミリア殿下は笑顔でそう言ったが、質問したフィーネさんの方は呆れていた。まぁ、その気持ちはわかるよ。

 要は外務省が「面倒だからそっちで考えてね。勿論俺は責任取らないから!」と言ったのである。誰だか知らないけど仕事しろ外務尚書。


「まぁ、物は考えようですよフィーネさん。我々は中央政府や王宮内のゴタゴタを気にせず自由な裁量でカールスバートに介入できる。成果が上がれば責任を取る必要はないです」

「はぁ……」


 フィーネさんとベルクソンのオストマルクコンビはまたしても呆れ顔である。これがシレジア王国の現状なんでね、慣れてくださいな。


「ユゼフくんの言う通り、今回は我々には権限が与えられてると言って良い。だからこその今回の会議、即ちカールスバート内戦において我々がどの勢力を味方するかだ」

「それについては、考えるまでもありません」

「そうなのか?」

「はい。我々は、王権派に味方すべきでしょう」


 俺がそう言うと、会議室に集まったメンバーの反応は3つに割れた。


 驚愕の反応を示したのは、マヤさんとラデック。会議の結論を既に持っていたのかって感じ。

 一方「まぁそうだろうな」という納得の反応を示したのはエミリア殿下とフィーネさん。どうやら彼女たちも同様の結論に至っていたらしい。

 そして最後に状況を全然呑み込めてないサラとベルクソン。顔が「お前は何を言っているのか」と言っている。ベルクソンはまだ良いけど、サラの表情は相変わらず読みやすくて助かる。


 とりあえず、サラを基準にして説明してあげよう。会議に入ってから一言も発してないから、たぶん何もわかってないんだろうな。


「まずは国粋派に味方するのは論外です。これは言うまでもないでしょう」


 5年前に政変起こしてそしてシレジアに戦争吹っかけてエミリア殿下の殺害を企てた奴と手を組むなんて何の冗談だ、という話である。そんなことは理性よりも感情で理解してくれるだろう。


 勿論理性的な意味で論外な部分もある。

 国粋派は親東大陸帝国派だ。シレジア王国、そしてオストマルク帝国最大の仮想敵である東大陸帝国と手を結ぶ国粋派に味方することは、それは東大陸帝国を助けることにもなり得る。それはダメだ。


 会議室のメンバーを見やると、国粋派の味方を主張したい者は皆無だった。サラさんも頷いてたからちゃんと理解してる。たぶん。


「つまり我々にある選択肢は共和派か王権派ということにな。それでユゼフくんがその二者択一から王権派を選んだ理由は?」

「簡単です。恩に着せることができるからです」

「ほう?」


 国粋派と共和派と王権派の実力比は6:3:1で、王権派が圧倒的不利だ。カールスバート共和国軍は、確か5年前の時点で30個師団を持っていた。これをそのまま当てはめると国粋派はシレジア王国軍1個分に相当する18個師団を保有し、そして王権派は僅か3個師団だ。


 これでは王権派は絶対に勝てない。いくら三つ巴でも戦力差がありすぎる。


 でも、もしシレジアとオストマルクが王権派を支援したらこの戦力差は多少は埋まり、そして活路が見いだせる。絶対に勝てないと思われていた王権派が勝てたら、王権派の連中はどう思うか。

 簡単である。感謝感激雨霰だ。「助けてくれてありがとう代わりに何でもするよ!」とか言い出すかもしれない。そして俺らはそれにつけ込んで復活したカールスバート王国の内政に干渉しまくって属国にするのだ。

 しかも幸運なことに、先日王権派のトップであるカレル・ツー・リヒノフが正式に援助要請をしてきた。


 かんぺき!


「それは勝てたらでしょ?」


 と、サラさんからの冷静な突っ込みが飛んできた。よかった。ちゃんと理解できたのね。


「まぁね。勝てるかどうかは俺ら次第」

「でも、弱い方に味方するなら共和派でもいいんじゃないの? 国粋派の半分しか戦力ないから、支援したら恩に感じてくれると思うんだけど。それに共和国って確か、シレジアとなんか条約結ぼうとしてたわよね?」

「サラさんが言ってるのは、シレジア=カールスバート相互不可侵条約ですね。政変のせいでなかったことになりましたが」

「そう、それ。共和派を援助すれば、またそれを結べるんじゃないの?」


 ふむ。確かにそれもある。でも、それでも共和派は援護できないな。もしクリーゲル大統領が生きていて、そして今の共和派を引っ張ってくれてたならそれも選択肢に入れていたんだけど。


「共和派を援護できないのは、共和派が共和主義者だからです」

「どういうことよ? っていうか、そもそも共和主義って何よ!」


 そっから説明する必要があるのか……と思ったけど、これは仕方ないことでもある。この大陸じゃまだ共和主義だの民主主義なんて思想はまだマイナーだ。シレジアとオストマルクなどの大抵の大陸諸国は君主制、リヴォニアは寡頭制だもんな。


 というわけでかくかくしかじか民主主義について説明する。共和主義と民主主義は違うみたいな話を聞いたことあるが、んなことは今は関係ないしそこまで深く説明する必要もない。中学生レベルの民主主義が理解できればいいだろう。


「わかった?」

「……たぶん」


 …………理解してくれたと解釈しよう。


「話しを戻しますけど、共和政国家では手続きが面倒です。議会や選挙という手段で意思決定を行う関係上、下手すると1つの決定を下すのに1年かかる場合があります」


 君主制や独裁制なら、国家元首の鶴の一声で一瞬で事が決まる。一瞬で決まるからこその欠点もあるわけだが、今回の場合は時間を掛けられたら困る。


 例えば「シレジアが攻められてるから軍隊貸して!」とシレジアが言った場合。君主制なら決断が早いから下手をすればそれこそ一瞬で軍隊が来てくれる。

 でも共和制だったら? 「議会の承認があり次第派遣します」って言われ、その間に滅亡する場合がなくはないのだ。大統領による強権発動にも限界はあるし、こちらの要求を通しやすくするには君主制を標榜する王権派の方が何かと便利だ。


 だから共和派は援助しない。

 俺らも国益で動いてるのだから、国益が反映されやすい王権派を支援するのは当然ということ。


「わかったようなわからないような……」


 サラさんの頭がショートした。

 でも大事なところだから説明しないわけにもいかないのよね。


 一通り説明し終えた俺は、エミリア殿下に同意を求める。決裁権は殿下にあるからね。


「ユゼフさんの意見が正しいと私も思います。……オストマルク帝国の考えはどうなのでしょうか、フィーネさん」

「私もユゼフ少佐の意見に同意です。味方するなら王権派が一番でしょう」


 エミリア殿下とフィーネさんの同意が得られた。その後も反対意見が出なかったため、自然と王権派支持に議決が成された。あとはいつ、どのように介入するかだが、エミリア殿下はそれは既に決断していた。


「それでは我々は部隊を編成し、すぐにカールスバートに向かいましょう」

「すぐに、ですか?」

「はい。早く行かなければシレジアやオストマルク以外の勢力が介入し、恩に着せることが出来なくなる可能性があります。それに内戦が長引けば、カールスバートの民衆や国家経済にかなりの損害が出るでしょう。それは看過できません」


 なるほど。ある意味ではエミリア殿下らしい正しさだ。


「ユゼフさんは反対ですか?」

「いえ、エミリア殿下の判断に従います」

「……わかりました」


 エミリア殿下は一瞬目を伏せたが、すぐにいつもの毅然とした顔付きに戻り、そして会議室にいる全員に指示を飛ばし始めた。


「サラさん!」

「なに?」

「第一王女エミリア・シレジアとして第3騎兵連隊に要請します。私が動かせる公爵軍は3000程度、これでは心許ないので、これに合流して欲しいと」

「……エミリアもカールスバートに行くの?」

「当然です。公爵軍の指揮官は私ですから」


 サラは一瞬迷ったが、最後は軍人として階級が上であるエミリア大佐の指示に従い、軍人としての返事をした。


「了解しました。連隊長のミーゼル大佐にそう伝えます」

「頼みます」


 エミリア殿下がそう言うと、サラは忙しなく敬礼して退室する。走る彼女の顔は心なしか笑顔で、たぶんエミリア殿下と一緒に出撃できることを喜んでいるのだろう。


「ラデックさん」

「なんでしょうか」

「先ほどのサラさんの命令と関連することですが、戦力が足りないためクラクフ駐屯地の人員を貸してほしいのです。先日の事件のように、軍事査閲官としての正式な要請です。それと」

「それと?」

「今回の出征で、ラデックさんに我が部隊の補給参謀になってほしいのです」


 それを聞いたラデックは、面食らった表情になった。まぁ、俺も同じような表情してると思う。ちょっと予想外だったからね。


「俺で良いのか?」

「ラデックさんが良いのですよ。信頼できる補給参謀は、私はラデックさんしか知らないですから」

「……なら、俺に拒否する理由はありません」

「ありがとうございます」


 ラデックはニヤニヤしながら退室する。ちょっと気持ち悪かった。いや、気持ちはわかるけど。


「マヤは私と共に具体的な部隊編成の手伝いをしてくれますか?」

「承知しました。なんなら私一人でやりますが?」

「そんな無茶は言えませんよ。ただでさえ忙しいでしょうに」


 マヤさんはエミリア殿下と談笑する。

 にしても、エミリア殿下にマヤさんにサラ、ラデックが一緒に出撃か。いつぞや以来だな。

 俺はたぶん無理だろう。軍事査閲官だけじゃなく軍事参事官までもが任地を離れるわけには……。


「ユゼフさん」

「は、はい。なんでしょうか?」

「ユゼフさんには作戦参謀として今回の出征に参加してください」

「……えっ?」

「不満ですか?」

「い、いえ、そんなことは……ただ、よろしいのですか? 公爵領の軍事部門に誰もいなくなることになりますが」


 いくら事態が逼迫してるとはいえ、責任者が誰もいないのはまずいと思うけど。


「大丈夫ですよ。既に総督閣下の了解は得ています」

「いつの間に……」

「はい。ですからお願いできますか? 私も、信頼できるユゼフさんに傍に居て欲しいのです」


 ……やばい、ちょっと泣けてきた。

 よかった。エミリア殿下は俺のこと信頼してくれてたんだ……。なら、俺はその信頼に応えないとね。


「わかりました。不肖の身ながら、殿下にお供します」


 俺がそう言うと、エミリア殿下は笑って頷いてくれた。うん、生きてて良かった。


「最後に、フィーネさん」

「はい」

「今回の事に関して、情報面での支援を要請します」

「わかりました。領事と相談の上、早めに結論を出します」

「ありがとうございます」


 こうして、会議は終わった。

 みんなが忙しなく動き出す。やることは多い。作戦参謀になった俺もその例外ではなく、とりあえず作戦の内容、日程や行路などを考えなければならないだろう。


 思えば、1年ぶりに俺は戦場に立つことになり、そして軍に所属してから初めての実戦となるわけだ。

【今回の陣容】


公爵領の私兵+王国の正規軍による混成部隊

指揮官:エミリア・シレジア大佐

副官:マヤ・クラクフスカ大尉

作戦参謀:ユゼフ・ワレサ少佐

補給参謀:ラスドワフ・ノヴァク大尉

情報参謀:フィーネ・フォン・リンツ少尉


なお、これにサラ・マリノフスカ少佐が鍛えた王国最強の近衛騎兵連隊が加わります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公達というのもありますけどやっぱり揃うとドリームチーム感がありますね!大勢の指揮経験がないユゼフ参謀の活躍が気になります!
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