小説や漫画の高校は人間動物園だ
小説や漫画の高校は、人間図鑑である。
人間図鑑というのは、横尾忠則さんの作品の名前だったとおもうが、正確な名前は忘れた。
例えば、動物図鑑の、見開きのイラストの草原に、住む地域などを一切無視した様々な動物たちがいる。
小説、漫画の高校もそれと同じだ。本来あり得ないものが、一同に会する面白さ。インパクト。奇跡的な出会い。
しかしそんなものはあり得ない。現実には、動物たちの生息地は違う。一同に会することはない。そんなものは人工的に作った動物園くらいだろう。
小説や漫画も、そういう実際にはあり得ないごった煮の美しさや楽しさなどを書いているのである。当たり前だがそんなものは嘘っぱちだ。
集団が美化されすぎである。実際の集団はえげつない。そもそも集団の中ではいじめは必ず起こるものなのだ。集団は最初っから病んでいるのだ。 集団がなきゃいいのに。
皆さんもうちょっと集団幻想や友達幻想から目を覚まして現実的な理想の高校生活を書きませんか。そのヒントは出しました。てか、僕が書けば良いのかな。