人間不信の少年。
今年の5月に1話だけ書いてた小説。
もちろんフィクションです。
世間ではぼっちは悪いイメージを持たれている。
友達がいないかわいそうな人や社会不適合者などと思われる事も多い。
しかしぼっちは果たして本当に悪い事だろうか?
俺からすると、空気になりきれずに周りを気にしすぎたあげく、逆に不良に都合のいいように使われるようになってしまったいじめられっ子や、
周りに嫌われたくない一心で、自分を殺して周りと同調ばかりしてまで人間関係を保とうとしている中身の無い人間よりは何十倍もマシだと思う。
他人に興味を全く持たず自ら空気そしてぼっちの道を選んだ俺はむしろ最善の選択をしているとさえ思う。
大体友達なんていう面倒な関係の何が良いのか俺には全く理解出来ない。
クラスメイトの動向には全く興味ないがクラス内の雰囲気が最近特に悪いのは簡単に察する事ができる。
原因はlineだろう。
クラスサークルに入っていないのは俺含めて二人だけらしいが、あんなものをやるのは愚の骨頂だと俺は思う。
学校だけでなく放課後もずっと友達の輪に縛られ監視されているのだから疲弊して当然だろう。
そして今は9月中旬。こないだまでの夏休みという自由すらを、人間関係という名の鎖に縛られている状況はまさに生き地獄だと俺は思う。
そのうちこのクラスは崩壊すると俺は思う。
まぁ崩壊した所で俺には関係無いがな。
ちなみに俺は高2だが1年のクラスはこの時期には既に崩壊していた。
が、俺は元々いない扱いだから関係無いのが幸いだった。
一人で辛くないのかって?
勿論さ。俺は好きに行動できる一人は逆に快適だと思う。エセ友達と馬鹿やってる無駄な時間が有るんだったら好きな事勉強した方が楽しいし将来のためだと思う。
今だって一人で図書館で勉強しているが、もの凄い捗っている。
俺は一人ぼっちでもリア充していると思っている。
だから他人なんて必要無いのだ。
これは他人なんて信じていない高校生の少年少女二人による二人ぼっちラブストーリーである。
これの続きも書きたいな。