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偉人の翼~皇帝ナポレオンと名もなきマリー~  作者: トムさん


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第六話:霧の霧月(ブリュメール)、完全なる情報統制

一七九九年十一月。革命歴『霧月ブリュメール』の名の通り、パリ郊外のサン=クルー宮殿は、底冷えのする濃密な白い霧に包み込まれていた。


「……吐きそうだ」


宮殿の控え室。

豪華なタペストリーが掛けられた壁の隅で、ナポレオンは胃袋を鷲掴みにされたような激痛に顔を歪め、ひどくえずいていた。

英雄を飾る豪奢な軍服の襟元は冷や汗でぐっしょりと濡れ、美しい金糸の刺繍が施された袖口は、小刻みな痙攣を隠しきれずにガタガタと震え続けている。


「大丈夫です、ナポレオン。何も怖いことはありません」


その震える背中を、マリーの華奢で温かい手が、一定のリズムで優しく撫でていた。


「五百人会の議員たちは、皆あなたを喜んで迎え入れます。私が小鳥たちに集めさせた彼らの『秘密』……横領の証拠や、愛人への手紙の隠し場所を記した手紙は、今朝方、彼らの懐に全て届け終わっていますから。……彼らはあなたに、国の全権を喜んで委ねるはずです」


マリーのオリーブ色の瞳には、一切の疑念も不安もなかった。

彼女にとっての政治とは、愛する神様の周囲を飛び回る羽虫を駆除するような、単純で無垢な庭掃除に過ぎない。

「秘密を握られた人間は、沈黙する」。その絶対的な因果律を信じて疑わない彼女の冷たく透き通った声は、普段ならナポレオンの精神を安定させる特効薬となるはずだった。


だが、今日ばかりは違った。


(国の全権……? 俺が、このフランスのトップに立つだと……?)


ナポレオンの脳内で、絶望的な警鐘がガンガンと鳴り響いている。

彼自身は、国を奪うなどという途方もない陰謀を自ら企てたわけではない。シェイエスや弟のリュシアンといった野心家たちが、マリーの用意した「完璧な盤面」と、ナポレオンという「人気のある神輿」を利用して、勝手にクーデターの舞台を作り上げてしまったのだ。


(ここで失敗すれば、反逆罪で断頭台ギロチンだ。……いや、もし成功してトップに立ってしまったら? もう二度と『偽物』を降りることは許されず、少しでも無能を晒せば、俺は国中から八つ裂きにされる……っ!)


どちらに転んでも、待ち受けているのは破滅と死。

玉座とは、彼にとって逃げ場のない巨大な断頭台そのものだった。

「閣下、お時間です! 議場へ!」

控え室の扉が開き、側近の声が響く。

ナポレオンは、もはや呼吸の仕方すら忘れかけた肺を無理やり動かし、鉛のように重い足を引きずって、五百人会が待つオランジュリー(温室)の議場へと向かった。


しかし。

彼が重い両開きの扉を押し開け、議場に足を踏み入れた、その瞬間だった。


「――来たぞ!! 共和国を滅ぼす独裁者め!!」

「暴君を倒せ! 法外に置け(処刑しろ)!!」


マリーが予言していた「怯えた沈黙」など、そこには微塵も存在しなかった。

議場を埋め尽くしていたのは、顔を真っ赤に紅潮させ、口角に泡を飛ばしながらナポレオンへと殺意を向ける、狂信的なジャコバン派(強硬派)の議員たちだった。


(……え?)


控え室の扉の隙間から、小鳥の視覚を借りて議場を覗き見ていたマリーの頭の中で、初めて経験する不気味な軋み音が鳴った。

なぜ、彼らは怒っているのか。

マリーの届けた脅迫状は、確かに彼らの懐に入っているはずだ。汚職も、不倫も、全て暴かれているのに、なぜ彼らは自身の破滅よりも、目の前のナポレオンを攻撃することを優先しているのか。


マリーの純粋すぎる演算能力は、「理屈に合わない人間の狂信イデオロギー」や「国を憂う自己犠牲の熱情」という、非論理的な感情の暴走を計算に入れることができなかったのだ。


「引きずり下ろせ! 殺せ!!」

「ひっ……!」


怒り狂う数十人の議員たちが、雪崩のようにナポレオンへと殺到する。

誰かの太い腕が、ナポレオンの軍服の胸元を乱暴に掴み上げた。

「独裁者め!」という怒声が鼓膜を破らんばかりの距離で響き、何人もの手が彼の肩を、腕を、首筋を引っ掻き回す。人間の体臭と、憎悪の熱気が、ナポレオンの嗅覚を暴力的に蹂躙した。


(殺される。俺は、ここで殺される……!!)


ただでさえ極限まで張り詰めていた凡人の精神のキャパシティは、この物理的な暴力と憎悪の奔流を前にして、音を立てて完全に崩壊した。

ナポレオンの視界の端から、急速に色彩が抜け落ちていく。

胃袋の奥から酸っぱい胃液が喉元まで込み上げ、心臓が肋骨を突き破るような異常な早鐘を打ったかと思うと――次の瞬間、彼の瞳からふっと光が消えた。


「か、閣下!?」


白目を剥き、首をガクンと折って糸の切れた人形のように崩れ落ちるナポレオン。

完全なる「失神」だった。


「閣下をお守りしろ! 退がるんだ!!」


ミュラ将軍や屈強な擲弾兵たちが慌てて議場に乱入し、揉みくちゃにされながらも、気絶してずっしりと重くなったナポレオンの体を両脇から抱え上げ、控え室へと強引に引きずり出していく。

「逃げる気か! 追え!!」と怒り狂う議員たちの声が、議場を満たしていた。


控え室の冷たい床に、ボロ布のように投げ出されるナポレオン。

意識を失い、口から微かに泡を吹いて痙攣するその無惨な姿を見下ろしながら、マリーは音もなく彼に近づいた。


(……私のせいだ。私が、人間の愚かさを甘く見ていたせいで、私の神様がこんなにも恐ろしい思いをしてしまった)


自分の致命的な計算違い。

普通であればここでパニックに陥るか、計画の失敗を悟って絶望するところだ。

しかし、床に膝をつき、気絶したナポレオンの青ざめた頬を撫でるマリーの瞳に浮かんでいたのは、静かで、冷え切った、底知れぬ「凪」のような決意だった。


(……でも、大丈夫。あなたが立ち上がれないのなら。人間の言葉が通じない愚か者たちが、あなたをいじめるというのなら)


マリーの華奢な手が、気絶したナポレオンの軍服の袖口にそっと添えられた。

彼女のスカートの陰から、数匹の黒い影――泥にまみれたドブネズミたちが這い出し、チチチ、と微かな鳴き声を上げながら、ナポレオンの袖の奥底、冷え切った腕の皮膚の上へと滑り込んでいく。


(私が、あなたを直接動かしてあげる)


それは、愛する子供の手を引いて歩くような、一切の悪意もない無垢な母性の発露。

そして同時に、人間の尊厳を完全に無視した、最も悍ましい「操り人形」の完成だった。


議場では、いまだに怒号が飛び交い、クーデターは完全に失敗したかに見えた。

議長を務めていた弟のリュシアンが、必死に場を収めようと叫ぶ。

「静まれ! いま、我がフランスを救い、新しい政府の全権を担う強き指導者が必要なのだ! 誰か、誰かこの危機を救うために立ち上がる者はいないのか!!」


その言葉が議場に響き渡った、正にその絶妙なタイミング。


「――ひっ、ひぃぃぃぃぃぃいっ!!」


控え室と議場を繋ぐ開け放たれた扉の向こうから。

突如として、喉を引き裂くような、ひどく甲高く情けない悲鳴が響き渡った。


議場の全員が、弾かれたように扉の方を振り向く。

そこには、ミュラ将軍に両脇を抱えられて辛うじて立っている(ように見える)ナポレオンの姿があった。

まだ意識が半濁状態のままの彼は、袖の中でネズミの鋭い歯が二の腕の筋肉をガブリと噛み裂いた激痛により、反射的に奇声を発してしまったのだ。


そして次の瞬間。

「痛っ……!!」という声にならないうめきと共に、ネズミに筋肉を刺激された彼の右腕が、まるで天の啓示を受けたかのように、真っ直ぐに、そして力強く頭上へと跳ね上がった。


シーン……と。

怒り狂っていた五百人会の議場が、水を打ったように静まり返った。


(えっ……?)

(あ、あの男、自ら全権を担うと……立候補したのか……?)


気絶寸前の青ざめた顔(彼らには、怒りと決意に満ちた蒼白な表情に見えた)。

そして、空を貫くように力強く掲げられた右腕。

先ほどまで彼を殺そうとしていた議員たちも、そして事前にマリーの脅迫状を受け取って震え上がっていた大多数の議員たちも、その「命を賭した英雄の猛々しい雄叫びと挙手」という完璧な虚像を前に、完全に気圧されてしまったのだ。


「……見よ!! ボナパルト将軍が、自らの命を懸けて共和国を救うと立ち上がられた!!」


リュシアンの機転を利かせた絶叫が、静寂を打ち破った。

「おおおおおっ!!」

「将軍万歳! 新たな第一統領の誕生だ!!」


脅迫状に怯えていた日和見の議員たちが、これを好機とばかりに一斉に拍手喝采を送り始める。強硬派の議員たちは、もはや流れを止めることはできず、その巨大な熱狂の渦の中に完全に呑み込まれていった。


(……よかった。これで、誰もあなたを馬鹿にしない)


控え室の深い影の中。

気絶したまま腕を上げさせられ、遠退く意識の中で「俺は、終わった……」と絶望の涙を流しているナポレオンを背後から支えながら。

マリーは、世界で最も無垢で、最も恐ろしい『盤面の支配者』の微笑みを、その可憐な唇に深く刻み込んでいた。


クーデターの熱狂が夜の闇に溶け込んでもなお、パリの中心にそびえるテュイルリー宮殿の周辺には、新たな国家指導者の誕生に沸き立つ群衆のざわめきが波のように押し寄せていた。

しかし、かつて歴代の王たちが座した豪奢な第一統領の執務室の分厚い扉の向こう側は、まるで墓場のような陰惨な静寂に支配されていた。


「……おぇっ、げ、あ……ッ、ごほっ、ひゅっ……!」


重厚なマホガニーの執務机の足元。

王家の紋章が織り込まれた豪奢なペルシャ絨毯の上に四つん這いになり、フランスの最高権力者たるナポレオン・ボナパルトは、胃袋の底からせり上がってくる黄色い胃液を何度も吐き出していた。


「……っ、いやだ、俺は、こんなはずじゃ……っ。ただ軍隊で少し出世して、コルシカの家族を養えればそれでよかったんだ……。どうして、俺がこんな……っ」


吐瀉物のすっぱい匂いと、冷や汗の饐えた匂いが混じり合う。

飾り立てられた美しい軍服はドロドロに汚れ、金糸の刺繍は無惨に擦り切れている。

彼にとって、この絢爛豪華な執務室は栄光の頂などではない。国中から何百万という監視の目を向けられ、逃げ場を完全に塞がれた『巨大な断頭台』そのものだった。

軍を指揮するのとは次元が違う。今日からは、パンの価格が上がっても、外交がこじれても、すべてが「第一統領である彼の責任」として国中から糾弾されるのだ。少しでもボロを出せば、かつての王たちのように、首を刎ねられて民衆の歓声の渦に放り込まれる。


あまりの恐怖に過呼吸を起こし、白目を剥きかけて痙攣する青年の背中に、ふわりと、温かい布が掛けられた。


「大丈夫ですよ、ナポレオン。……ほら、お口を拭いて」


マリーだった。

彼女は床の汚れなど一切気にする素振りも見せず、泥水に溺れるようなナポレオンの頭を、自らの細い胸にそっと抱き寄せた。清潔なハンカチで彼の汚れを拭い、ひきつけを起こした赤ん坊をあやすように、一定のリズムで背中を撫で続ける。


「怖いことなんて、何一つありません。ここはフランスで一番安全な、分厚い壁の中です。……あなたを脅かそうとする悪い大人たちは、もう誰もあなたに逆らえませんから」

「マリー……っ、マリー……!」


ナポレオンは彼女の粗末なスカートにすがりつき、子供のように声を上げて泣きじゃくった。

彼女の体温と、その絶対的な肯定の言葉だけが、彼が発狂せずに自我を保つための唯一の命綱だった。


(ああ、よかった。……これでようやく、誰もこの人を傷つけられない場所へ隠すことができた)


泣き叫ぶ彼を抱きしめながら、マリーの胸の奥には、甘くどろりとした至福の蜜が満ち溢れていた。

彼女に国家を支配する野心など欠片もない。ただ、愛する神様がこれ以上誰かに怯えなくて済むように、世界中で一番高い石の壁(玉座)の中に彼を囲い込みたかっただけなのだ。


「さあ、立ち上がって。今日から、ここがあなたの居場所ですよ」


マリーはナポレオンの腕を引き、無理やり彼を立ち上がらせると、山のように書類が積まれた巨大な執務机の椅子へと座らせた。


「……む、無理だ。俺には読めない。こんなもの、どう処理すればいいのか分からない……っ」


机の上に積み上げられたのは、新政府の税制改革案、イギリスとの複雑な外交交渉の草案、そして民法典の基礎となる膨大な法律の文言。

大砲の射角や兵士の配置といった戦術しか知らない凡人の彼にとって、それらはまるで理解を拒む古代の呪文のように見えた。文字の羅列が視界の中でぐにゃぐにゃと歪み、脳の血管が破裂しそうになる。


「一緒にやりましょう。私が、読んであげますから」


マリーは怯える彼の背後に回り込み、まるで二人羽織りのように、自分の両手で彼の震える右手をすっぽりと包み込んだ。

そして、彼の手のひらにインクをたっぷりと吸った羽根ペンを握らせ、書類の一番上に乗せる。


「いいですか? この法案は、第三条の税の比率が平民に厳しすぎます。議会の反発を招くので、十五パーセントに修正してから、ここにあなたの名前をサインするんです」

「じゅう、ご……? 議会が……?」


マリーの滑らかな声が耳元で囁かれるが、極限のストレスと恐怖に蝕まれたナポレオンの頭には、その意味が全く結像しない。

もし、このマリーの言葉すら間違っていたら?

もし、この一筆で数万の農民が餓死し、暴動が起きて自分がギロチンにかけられたら?


(分からない。俺の器じゃない。俺には、この国の命運なんて重すぎるんだ……!!)


「――ひっ、ああああっ!!」


突然、ナポレオンは悲鳴を上げてマリーの腕を振り解いた。

ガシャン、とインク壺が床に転がり落ち、真っ黒な飛沫が絨毯を汚す。

彼はペンを放り出し、転がるように椅子から逃げ出すと、執務室の端にある豪奢な長椅子ソファの隅にうずくまり、両手で自分の耳をきつく塞いだ。


「無理だ!! 俺には理解できない!! こんな国中を巻き込むような責任、俺に背負えるわけがないだろう!!」

「ナポレオン……」

「お前がやってくれ!! お前が読んで、お前が決めてくれ! もう俺に、何も考えさせないでくれ……っ!!」


それは、一国の最高権力者としての、究極の責任放棄だった。

考えることの重圧から逃れるためなら、自分の魂も、数千万の国民の命運すらも、すべてこの泥まみれの少女に丸投げするという、哀れな凡人の完全な敗北宣言。


執務室に、彼の荒い過呼吸の音だけが響き渡る。

マリーは、耳を塞いで丸くうずくまる彼をしばらく静かに見つめていた。

自分が愛した神様が、国の重圧に完全にへし折られ、考えることすら放棄したただの空っぽの肉塊に成り下がってしまった。普通であれば、その底の浅さに幻滅するか、途方もない責任を押し付けられたことに絶望するだろう。


しかし。

マリーの口からこぼれたのは、春の陽だまりのように無垢で、そして背筋が凍るほど美しい、歓喜の吐息だった。


(……ああ。彼はもう、私の足でなければ歩けない。私の脳でなければ、考えることもできないのだわ)


マリーの胸を塞いでいた最後の「身分の引け目」すらも、その完全な依存を前にして綺麗に溶け去っていった。

彼は英雄なんかじゃない。私がいなければ、明日生きることもできない弱い弱い男の子だ。

だからこそ、私がこの途方もない重さを全部肩代わりして、彼を永遠に守ってあげなければならない。


「……はい。分かりました」


マリーは誰に聞かせるでもなく、静かに、優しく頷いた。

彼女は床に落ちた羽根ペンを拾い上げ、ハンカチで丁寧にインクの汚れを拭き取ると、ナポレオンが逃げ出した巨大な執務机の椅子に、ふわりと腰を下ろした。


(セーヌ川を渡る夜風、市場の裏で囁き合うネズミたちの密談、港で荷揚げされるイギリス船の積荷の重さ……。すべて、私の頭の中にあります。この国の正しい答えは、私がすべて知っている)


マリーは一切の迷いなく、山積みになった国家の最重要書類の束を引き寄せた。

そして、オリーブ色の瞳に冷徹な知性の光を宿し、一切の躊躇なくペンを走らせ始めた。

税率の決定。

将軍たちの人事。

外交書簡への返答。

そのすべてに、彼女は『ナポレオン・ボナパルト』の癖の強い筆跡を完璧に模写し、次々と決裁のサインを刻み込んでいく。


「ゆっくり眠っていてくださいね。私の、可哀想な神様」


ソファの隅で、現実から逃避するように泥睡し始めたナポレオンの寝息。

その背中を愛おしそうに一度だけ振り返り、マリーは再び書類の山へと向き直る。


カリカリ、さらさらと。

静寂に包まれた宮殿の奥深くで、小鳥やネズミを友とするコルシカの泥から生まれた少女のペン先が、大国フランスの歴史の針を、ただ純粋な愛の力だけで強制的に回し始めた。

(外の世界では今頃、何百万という人々が「新しい英雄」の誕生に熱狂し、彼を手の届かない存在だと崇め立てているのだろう。)


(けれど、本当は違う。この途方もなく分厚い壁の底で、重圧に泣き叫び、私がいなければ呼吸すらできないこの可哀想な神様は、今夜から永遠に、私だけのものなのだ。)


マリーは、インクの染みた指先でそっと自分の胸を押さえた。彼に代わって世界を動かすという途方もない重罪を犯しながらも、彼女の心にあるのは、誰にも知られることのない無垢で完全な幸福だけだった。

眠る凡人の傍らで、一人の少女の狂気的な純愛は、こうして誰にも邪魔されない絶対の玉座へと辿り着いたのだった。

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