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前編

「アイリッシュ=ハウンド男爵令嬢! 僕は君との婚約を破棄する!」


 王城の舞踏会にて、主役のように振る舞う男は、ラフ=コリー伯爵令息。

 私の婚約者──いや、元・婚約者だ。本人がそう宣言したのだから。


「とはいえ君に瑕疵はない! 僕が運命の番と出会ってしまったから……! どうか許してほしい」

「ラフ……」

「フリーゼ……」


 その元婚約者と抱き合っているのは、フリーゼ=ビション公爵令嬢。薄いブループラチナの髪とアクアマリンの瞳をもつ、儚げ美人。

 それに比べて私は元平民で、外見も黒に近い茶髪と瞳で地味。一生話す機会などない雲の上の人だと思っていたが、この瞬間に好感度は海の底へ消えた。


 “運命の番”

 私達の祖が獣人だった名残で、今尚その存在は確認されている。


 番とは「最も自分と相性がいい相手」であり、必ず優秀な子が生まれるため、国は「番尊厳法」というものを作り、彼らを敬った。

 裏を返せば、親の許可なく誘拐しても、人妻と不倫しても、婚約者を殺しても“運命の番”であれば無罪となってしまう。


 そんなものがあったせいで、平民の父が母と幼い私を捨て、女男爵の婿に入った事さえ美談となった。

 父に裏切られたことを悲しみ、貧しい生活で苦しむ私達を、周囲は哀れむどころか「祝福できないとは心が卑しい」と責め立てた。心が病んでしまった母は、孤児院に私を託して姿を消した。


 そして十年ほど経った頃、金に困った父に私は誘拐された。目の前の男と婚約させるためだけに。

 それなのに今、理不尽にも婚約破棄されている。私が最も嫌悪する理由によって。


「──何が番よ。本能で相手を選ぶなんて、ただの獣じゃない」

「な……ッ」

「あら、ごめんなさい。つい本音が」

「貴様…! 運命の番を愚弄するとは!」

「でも婚約中に他の相手と交尾したのは事実でしょう。運命の番なら“発情”したんですよね?」


 運命の番同士が最初に出会うと、“発情”が起こり、子を作らずにはいられなくなるらしい。

 その衝動がどれほどのものか知らないが、まともな人間なら恥じらうものではないのか。私はともかく、彼らは立派な貴族なのに。


「こ、交尾などと……ッ! 運命の番のそれは、神聖な…!」

「言い方なんてどうでもいいです。とにかく不貞行為なのですから、慰謝料は頂きます」

「金で解決しようとは卑しい奴め! だから平民とは婚約したくなかったのだ!」

「奇遇ですね、私もです。多少の金銭で運命の番と婚約出来るのですから、お貴族様が出し渋るはずがないと信じております」


 元々、金のための婚約だ。婚約破棄は大歓迎だし、慰謝料もどうせ父に奪われるだろうが、ここで黙って逃げ帰るなんて私の矜持が許さない。

 この獣共は私の逆鱗に触れた。このまま幸せになどしてやるものか。腕を組んで挑発するように笑みを浮かべれば、短気な獣(雄)は怒りで顔を一層赤らめた。


「断るッ! お前との婚約は政略でしかない! 不貞などと責められる覚えはないッ!」

「獣様には理解し難いかもしれませんが、人間の貴族の婚約とはそういうものだそうですよ。“番尊厳法”であれば認められたでしょうが──もう()()されましたし」


 つい二年ほど前、新しい王の即位と同時に番尊厳法は廃止された。当時は存続派の声が大きかったが、運命の番によって被害を受けた人々が少しずつ声をあげるようになり、今では廃止派が上回っている。

 そのせいで存続派の男爵家は落ちぶれ、金欲しさに私は誘拐されることになったのだが、新しい王様には感謝している。直接お礼を言いたいくらいだが、そんな機会があるはずないので願うだけだ。

 ──そう、思っていたのだが。


「僕達は認めていないッ! 運命の番は尊ぶべきもので、法に縛られるものではない!」

「──ほう? 随分と威勢のいい獣だな」


 怒鳴り散らすだけの前者と違い、後者の声は普通に話しているだけなのに広間中に響き渡る。

 現れたのは、黒髪に金の瞳を持つ美丈夫。当時十八という異例の若さで即位した賢王、シュナイダー=ジャック=ラッセルテリア。

 玉座に座った彼に、私含め、広間にいた全員が頭を下げる中、獣達も慌てて続こうとしたのだが──


「よい。我の法に従わぬというなら、礼など不要だ」

「へ、陛下……っ」

「どうした? 話を続けろ」


 先程まで威勢が良かったはずなのに、獣達の顔色が随分と悪い。

 番尊厳法を廃止した、陛下の「運命の番嫌い」は有名だ。彼が来るまで時間を稼ぐつもりだったが、絶好のタイミングで爆弾発言まで引き出せた。後はもう勝手に墜ちていくだろう。

 黙ってしまった獣達に見かねて、陛下が私にお声をかけて下さった。


「お前は何かないのか? こんな機会は二度とないぞ」

「いえ、そのお言葉だけで充分です。──私は陛下と法を信じておりますので」


 彼がそう言うのだから、この獣達と再会することはなさそうだ。私も何か罰を受けるかもしれないが、同じ牢屋でないなら構わない。

 頭を下げたまま答えると、フッと陛下が笑う気配がした。──変な事を言ったつもりはないんだけど。


「ならば次は我の余興に付き合え。──おい、ハウンド女男爵夫妻とこの獣共の親を連れてこい。ここにいないのなら、どうせ休憩室にでも籠っているのだろう? ()()()()()()でもいいから連れてこい」


 陛下のあからさまな発言に、伏せたまま顔をしかめる。彼が怒るのは当然だが、言い方というものがあるだろう。ここには私含め多感な令嬢もいるのだから。

 とはいえ王城の舞踏会に来てまで、そういうことに耽る奴等も奴等だ。もはや獣と呼ぶことさえ獣に失礼ではないだろうか。


 番尊厳法存続派は、運命の番をただ神聖視している者を除けば、運命の番本人かその身内。同じ思想を持つという事は、知能が同列であり──派閥ぐるみで仲が良い。それはもう、色んな意味で。

 父の弱味を探ろうとして知った事実だが、あの時ばかりは心身共に死ぬかと思った。


 しかし元婚約者のコリー伯爵家は察していたが、まさかビション公爵家も存続派だったとは。

 そりゃ番尊厳法なんてものが長い間蔓延る訳だ。陛下もさぞ骨を折っただろう。


「連れてくるまで時間がかかる。楽にしていろ。ああ、こいつらは捕まえておけ」

「陛下…っ! 陛下は誤解されているのです!」

「口も塞げ」


 元婚約者達は騎士によって身動きを封じられ、口に布を噛まされた。噂通り容赦がない。

 ……私は捕まえなくていいのだろうか。チラリと陛下へ視線を向ければ、なぜかパチリと目が合った。

 王族の証の金色の瞳。遠くから眺めても宝石のように輝いているが──その奥に何か秘められているような気がして、不思議と目が離せない。


 その金の目が、ゆるりと微かに歪む。

 笑っているのだと、一拍遅れて気付いた瞬間、胸の奥がざわめいた。


「──くそッ! 離せ!」

「何なのよ一体ッ!」


 未知の感覚に戸惑いを覚えていると、騒がしい声と共に、ハウンド女男爵夫妻、コリー伯爵夫妻、ビション公爵夫妻が連行されてきた。流石に陛下の御前だからか裸ではなかったものの、とりあえず着ました程度の乱れ具合だ。

 開けた場所まで来ると、元婚約者達の隣に並べられる。ただならぬ事態に顔色が悪くなるコリー伯爵夫妻とビション公爵夫妻と違い、ハウンド女男爵夫妻は顔を真っ赤にして私を怒鳴りつけた。


「アイリッシュ! 一体何をしでかした!?」

「拾ってやった恩を仇で返すとは……ッ、これだから卑しい血は!」


 あなたの隣にいる男も卑しい血なんですが?

 呆れて何も言わずにいると、陛下が玉座から下りてきた。


「そう責めてやるな。彼女は被害者だ。先程この場所で、ラフ=コリーから婚約破棄を宣言されたのだからな」

「──ッそんな! まさか……ッ」

「ふざけるな若造が! 我々の“契約”をなんだと思っている!?」


 いくら同じ派閥とはいえ、親戚でもない家に援助をするには「正当な理由」が必要だ。それが婚約だった。

 女男爵家には一人娘がいたが、後継者なので伯爵家には嫁げない。だからこそ平民の私は都合が良かった。


 子を生んで親戚になれば、後は用済みだから好きにすればいい。

 婚約式の場で渋る元婚約者に、そう伯爵達が説得していた。私の目の前で堂々と。

 怒りを抑えるのは大変だった。私にも婚約しなければならない「正当な理由」があったから。


 理由は当然、父と女男爵への復讐。

 最初の予定では結婚式前夜に逃走し、違約金で女男爵家を没落させるつもりだった。

 自分の身などどうなっても構わないが、母を苦しめたアイツらだけは絶対に許さない。


 元婚約者のせいで計画は狂ったが、まだ機会はあるはず。陛下の「余興」はまだ始まったばかりだ。

 静観を続けていると、彼が合図を出したことで、元婚約者の口を封じていた布が解かれた。


「……勝手に破棄した事は悪いと思ってるよ。でも! 僕の“運命の番”が見つかったんだ! 父さん達なら理解してくれるよね!?」

「な……ッ」

「、ま……まさか……!」


 若い二人が寄り添っている時点で、嫌な予感はしていたのだろう。

 伯爵と公爵の顔色がますます酷くなり、父と女男爵は怒りの矛先を元婚約者へ向けた。


「そんな理由で婚約を破棄したというのか?! うちを潰す気か!!」

「どうして僕を責めるんですか!? 番のために妻子を捨てた貴方なら分かるでしょう!?」

「ッ、それは……」


 元婚約者の言葉に、流石の父も言葉に詰まる。いいぞ、もっとやれ。

 私が笑いそうになるのを堪えている間も、元婚約者の勢いは止まらない。


「大体、父上達も酷いじゃないですか! ビション公爵家と懇意の仲なのに、どうして彼女を紹介してくれなかったんです!? そうすれば、あんな平民と婚約しなかったのに!!」

「き……ッさまぁ!! よくも私の娘に手を出したなッ!!」

「なぜ怒るのですか!? 公爵も運命の番と結ばれるために、自分達の婚約者を殺したと自慢していたじゃないですか!!」

「貴様の幼稚な愛と私の崇高な愛を一緒にするなぁッ!!」


 公爵が元婚約者を殴りかかろうとするが、数人の騎士によって止められてしまう。

 必死にもがく公爵と比べ、公爵夫人は泣くばかり。伯爵夫妻は呆然と身動ぎ一つしない。女男爵夫妻は「婚約破棄を撤回しろ!」と喚いているが、元婚約者の耳には届いていない。

 そして陛下の合図によって、残る一人が参戦する。


「幼稚だなんて言わないで、お父様! どうしてお父様達は番と結ばれたのに、私にだけ政略結婚しろとおっしゃるの!?」

「何度も言い聞かせてきただろう、フリーゼ! お前には我々の未来がかかっているんだ!!」

「いやよ! 私に押し付けないでッ! 私はラフと結婚するの!」


 なるほど。親に反対されると分かっていたから、王城で二人の関係を暴露したわけだ。知能まで獣になったかと思っていたが、その程度の知恵はまだ残っていたらしい。

 とはいえ、人並みとは決して言えない。私が彼女の立場なら、どんなにその結婚が嫌だろうと、決して逃げたりしない。大事な人がいるなら尚更。


 彼女が裏切ったのは「人」ではなく「国」そのもの。

 その先に待っている結末に、果たして幸福はあるのだろうか。


「──そう怒るな、公爵。()()()の我に気遣う必要はない。盛大に祝ってやれ」

「ちが、違うのです、陛下ッ!」

「お前には番尊厳法の廃止で世話になったが、こうなってしまっては致し方ない。婚約含め、()()()()()()()()()()

「陛下ァ!!」


 ビション公爵家が存続派という事は、番尊厳法を廃止する時に何らかの取引があったのだろう。

 その一つが、フリーゼ=ビション公爵令嬢を妃にすること。妃の実家であれば逆風の存続派でも立場が弱くなることもなく、王を殺すか王太子を傀儡にして、番尊厳法を復活させることも容易くなる。


 しかし公爵の計画は塵と化した。

 皮肉にも、運命の番に出会った愛娘によって。

 

 殺意を隠そうともしない公爵を、陛下は笑って見下ろす。

 その金色の瞳もまた、氷のように酷く冷ややかだ。


「契約が無くなった以上、番尊厳法で無罪となった者共を改めて裁かねばならん。残念だ、まさか義父と慕っていたお前を失う事になるとは」

「戯れ言を……ッ! フリーゼに小僧を引き合わせたのは貴様の仕業か!」

「我に交配の趣味はない。こいつらは、舞踏会ですぐに姿を消す貴様らを探して、たまたま出会っただけだ。せいぜい侍従とメイドの口止めと、交尾中の人払いくらいか」


 結局、全ては彼の手のひらの上だったという事だ。公爵と契約を結んだ時から、破棄するために裏で動いていたのだろう。

 理性的に自分に有利な盤面へと誘導してきた王に、本能のまま運命の番のために手を汚し、それを正当化する事に必死な獣が勝てるはずもない。


 余興は予想以上に楽しめたが、残念ながら私の復讐心は満たされなかった。

 父と女男爵は不貞しかしていないため、罪に問うことは難しい。私が慰謝料や養育費を要求すれば通るかもしれないが、今回の婚約破棄の慰謝料と相殺されて、大した損害にはならない。

 誘拐も、孤児になった娘を引き取っただけ。婚約の駒にはされたが、虐待はされていない。狡猾というより、小物なのだろう。善人ではないが法は決して破らない。


 残る手として、目の前の彼に怪我でも負わせ、国家反逆罪で男爵家ごと処刑してもらう事も考えたが、流石にそれは私の矜持が許さない。

 もう逃げてしまおうか。男爵家の屋敷に戻ったところで、また別の婚約者を宛がわれるだけだ。もしかしたら、愛人か奴隷として売り飛ばされるかもしれない。


 幸い、周囲の意識は奴等に向けられている。

 気付かれぬように一歩後退した瞬間、グルリと陛下が振り向き、金の瞳に射抜かれた。


「どこへ行く」

「っ……少し、気分が悪くて……席を外したいのですが」


 間違いなく彼は私の過去を知っている。ならば、私が陛下の敵ではないと分かるはず。

 それに端から見れば、私は完全な被害者だ。そう無下な扱いはされないだろうが──あの瞳に見られると、焦燥感のようなものに駆られて、妙に落ち着かない。

 逃れるように俯いた私の視界に、こちらへ歩み寄る彼の足元が見えた。


「令嬢には刺激が強すぎたか。顔色が悪いな。立つのも辛いなら凭れるといい」

「っそれは、」


 退くよりも前に腰を抱かれ、引き寄せられる。女性のものとは明らかに違う胸板の感触や、ミントのようなスッとした香りに、ぞわぞわっと何かが身体の中を走り抜けていく。

 彼の行動より自分の反応に戸惑い、ろくな抵抗をとれずにいると、ソッと耳元で囁かれる。


「──逃げるな、“同志”よ。男爵家を没落させたいのだろう?」


 小声だからか、言っている事は不穏なのに、侯爵へ向けたものより声質は柔らかい。

 しかし時折吐息が耳を掠めて、足の力が抜けそうになる。


 確か王族だけは獣人の血が濃く残り、特殊な力を持つという。これがそうなのだろうか。

 それとも、私の中に微かに残る犬の獣人の本能が、彼に従うことを望んでいるのか。


「……何をすればよいのですか」


 元々、復讐するためだけに生きてきた身だ。望みさえ叶うなら、自分の命なんてどうなっても構わない。

 小声で尋ね返せば、彼はまた微かに笑ったようだった。

 そして。


「──おお、まさか……! これぞ正に“運命”のようではないか!」


 陛下は驚きながらも喜ぶ演技をして、私から僅かに離れる。わざとらしく聞こえるが、それも計算の内なのだろうか。

 結局どうすればいいのか教えてくれなかったが、抵抗せずに空気を読めという事だろう。こちらも驚く演技はしつつ、本心からの戸惑いは隠さないことにした。


 彼は私の左手をとり、その甲へ唇と落とす。

 その感触だけで頭が真っ白になりそうだったが、次の瞬間には、私の限界値を遥かに越える出来事が待っていた。


「会えて嬉しいぞ。我の──“運命の番”よ!」


 そのまま覆い被さるように抱き締められて、周囲のざわめきも他人事のように聞いていた。

 ちょっと待って。確かに命すら捧げるつもりだったけど──こんな“使い方”は想定していない。

 動揺して思わず突き放そうとしたが、それ以上の力で防がれた。


「だから、逃げるな。君はもう我のものだ」

「……っ、み、耳元で喋らないでっ」

「手を我の背中に回せ。──そう、いい子だ」


 ミントに似た香りと、力強い身体と、お腹にまで響く声。沸き立つ感情が胸から溢れて溺れそうになる。

 必死に何かを掴もうとして、彼に言われるがまま腕を回す。更に身体が密着して、自分の胸の鼓動がバクバクとうるさい。もしかしたら今日死んでしまうのかもしれない。

 そんな窮地に陥っていた私を救ったのは、よりにもよって父の声だった。


「へ、陛下! 本当なのですか、その娘が……その、」

「ああ。まるで物語のようではないか。運命の番によって家族と婚約者を失った我らが“運命の番”だったとは」


 仇の声と陛下の言葉に、冷静さを取り戻す。腕越しに見えた女男爵夫婦の顔は、想像していた以上に悪い。

 公爵家の代わりに陛下と縁が結べて喜ぶかと思っていたが、私に復讐されると今更ながら気付いたのだろうか。それとも──

 私が考えていると、陛下によって顎を持ち上げられた。


「“運命の番”よ。君の名を教えておくれ」


 金色の双眼に見下ろされ、私の中の何かが訴えかけてくる。彼が、欲しい。彼に従え。彼に尽くせ。

 初めての感覚に戸惑うばかりだったが、慣れ始めてくると段々腹が立ってきた。初対面の相手に翻弄されている自分も、初対面の相手に妙な力で誘惑してくる彼も。


 苛立ちを込めて睨み返すと、なぜか金色はゆるりと歪んだ。

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