無題01
朝起きる。学校へ行く。部活をする。帰る。食事、風呂、歯磨きを済まし、寝る。
……
「こんな繰り返しの日々の何処に、何処に楽しみをみい出せというのだろうか。」
ベッドに入った時、そう思った。
何もかも、楽しくなく、親や環境には恵まれているのかもしれないが、自分には邪魔なものとしか考えられなかった。もう二度と、話して、関わりたくなかった。ずっと独りで、ずっとずっと、死ぬまで、ずっと独りが良かった。なのに、勝手に友達ができ、嫌な思いをさせないよう、笑う。笑い続ける。もう疲れた。そして、何をするにも、周りが邪魔をした。評価、空気、目線、身の丈。これらは何かをするとき、幾度となく自分の障害となったものだ。このせいで、人間が嫌いになった。何かに群がる人や、スクランブル交差点などで映る大量の人を見ると、吐き気がする。
これまで、何度自分が死ねば周りが助かると思っただろうか。何度、自分の失敗を誰かのせいにしたり、庇ってもらったりしただろうか。…あぁ…人として、生まれてこなければよかった。生まれたくなかった。何故、何故私は…こんなにも不出来で、空回りで、出来損ないなのだろうか
そう思いながら、今日もベッドで眠る。
おやすみ、自分。また明日。(死んでたらいいのにね)