あとがき のようなもの
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「竜峰」はまだまだ続きますので、完結した物語はこれが初めてになります。
えっ、これで完結なのかって?
はい。これでとりあえずは完結です。
「なろう」のシステム上、連載中のまま放置していると「一週間以上更新されていません」とか「一ヶ月以上……」とメッセージが出ちゃいます。それが嫌で……
次がいつの投稿になるかわからないので、これで第一幕は完結です。
このエピソード後のトリスたちがどのような活動をしているのか。
「竜峰」を読んでいただくと、僅かですが垣間見ることができると思います。
もしもこちらの作品だけしか読んでいなくて「竜峰」を読んでいなかったら。
ぜひ、あちらも読んでいただけると嬉しいです。
まあ、興味が沸けばでしょうが……
そうそう。この物語の時間軸ですが。
お気づきの方は理解されているかもしれませんが、一応明記しておきます。
「竜峰」の物語のなかでは、エルネアが十五歳の旅立ちを経験している最中の冬、ということになります。
エリザがそれっぽいことを言ってますよね。
最後に。
この物語を過去に読んだことがあるよ! というレアな方はいらっしゃったのでしょうか。
実は、この作品は新作ではなく転載になります。
「竜峰」を書き始める何年も前、まだ携帯小説などが流行っていた時期に、別のサイトに投稿した作品なのです。
ガラケーからポチポチと投稿していたあの頃が懐かしい。
「竜峰」を書き始めてからも、いっときは公開し続けてました。
いまはもう某サイトの方は非公開にしてますが、当時にこの作品を読んでくださった方がいたら、本当にレアだなぁと思う作者でした。
転載するにあたって、加筆修正はしています。
ですが、ほぼ昔のまま。
なので、今とは文章の書き方も違っていたりしますね。
そういうわけで、トリスとアステルの出会いの物語はこれで幕を下ろしますが、今後もこの世界は目まぐるしく進んでいきます。
いつかまた、トリスたちの物語を書けたらいいな。
そのときは、また目を通していただくと嬉しいです。
寺原るるる




