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理屈男子、攻略して見せます!  作者: 暁月みな
3/3

仕組まれた......

「よっしゃ紅音。ジャンケンで決めようじゃあないか!!」


ハイテンションな綾帆。白雪姫の配役一つで何でここまで熱くなれるのかねぇ〜。


ま、最近の綾帆はジャンケンでグーしか出さないから楽勝ですね!


なんて思ってやったジャンケン。


「なっ! 綾帆!! 何でグーじゃないの!?」


そう。綾帆は今回に限ってチョキを出した。出しやがったのだ。


「え〜、だって最近グー出しまくってたのは今日紅音を油断させて勝つためだよ?」


ドヤァって効果音がつきそうな程見事なドヤ顔で見てくる綾帆。正直いってイライラするわ。


「はぁ。約束だし分かったよ。白雪姫やればいいんでしょ?」


「そうそう。分かればよろしい」


「天森〜、そっち決まったか? こっちは決まったよ」


声を掛けてきた何故か綾帆と同じくテンションの高い山南と私と同じようにイライラしているようなましろ。


つまりはそういう事ですよね? ましろが王子兼継母から依頼された暗殺者何ですよね。


そしてこの2人の以上なまでのハイテンション。ハイタッチまでしてるって事は


「「お前ら絶対仕組んだだろ!?」」


あ、ましろとハモってしまった。


「うん! 仕組んだよ? 二人にもっと穏やかな関係になって欲しいからね!」


親指を立てながら笑顔で告げる綾帆。それに対してましろは中指立てて綾帆にどす黒い笑みを向けてる。


「とりあえず、言葉がこんだけハモってれば息だけはぴったりだろ?」


こちらも笑顔な山南。それに対して私は


「コイツとだけはハモりたくないな!」


って言った。


てな訳で仕組まれた配役決めが終わりました。


白雪姫:佐倉

継母:天森

王子兼継母から依頼された暗殺者:齋藤

小人兼鏡等その他の役:山南

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