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人間

作者: あの味





赤ん坊はただひたすら泣く

幼稚園に通う子供は基本を学ぶ

学生は常識を学ぶ

社会人は“当たり前”行う

老人は死を待つ



遠い所で人が死んだ

遠くの場所ではそんな事誰も知らない



すこし近い所で人が死んだ

ただ人は災難だったねぇと言葉を添えるだけ



沢山の人が死んだ

可哀想だと言葉にする



災害に巻き込まれた

負けるな頑張れと無責任な言葉を投げかける



ただ己を満たすため

様々な言葉を発する



道端で人が困っている

見て見ぬふりをする



怖いから

臆病だから



前は負けるな頑張れとか

そんな言葉を発していたのに

いざ困っている人を前にすると

知らないふり



怖いから

臆病だから



人間こそが一番馬鹿な生き物

人間こそが一番頭が良い生き物

人間こそが一番強い生き物

人間こそが一番弱い生き物




あぁ、同じ様な毎日が過ぎていく。
















僕は一体、何が言いたかったのだろう

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― 新着の感想 ―
[良い点] 何と言うか、当たり前について考えさせられる詩でした。赤ん坊が泣くのは当たり前だし、幼稚園に子供が通うのも当たり前。こうして考えて見ると世の中には当たり前が溢れて居ますね。 毎日同じ日常が続…
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