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 第65話・風呂が・・・

 


  僕がマグ太郎のカルパッチョを美味そうに食べているのに釣られて、ポプラ達も恐る恐るマグ太郎のカルパッチョを口に運んでいたが、僕程は反応は良くなかったが、やはりと言うか?何と言うか?猫系獣人のラタニーだけは、物凄い勢いでマグ太郎のカルパッチョを口に運んでた。


「しかし驚いたな~兄ちゃん、もしかしてマグ太郎のカルパッチョを以前に食べた事が有るのかい?」


「いや、無いけど?」


「それにしては躊躇せずに一気に口の中に入れたよな?」


「そりゃあオジさんの顔が、驚くぐらいに旨い物を食わせてやろう!って顔してたから、僕は何も疑いもせずに食べれたんだよ♪」


「かぁ~~~! 嬉しい事を言ってくれるね~♪」


「それに、この食べ方だともう少し脂身が少ない魚も合うとは思うけど・・・

 オイルを少なめなしてワインビネガーを足しても旨そうだし・・・ 

 逆に、白身魚の刺身なんかはむ、ミカーナつて果物の完熟する前の酸っぱい奴に、オイルと塩と胡椒を混ぜて、ウシウシの乳から作ったチーズなんかと一緒に食べると合いそうだしな~♪」


「おっ! 兄ちゃん、それも合いそうだな~?」と、この露天商のオジさんと話が盛り上がり掛けたが、



「旦那様、そろそろ宿の方へと移動しませんと、奥様が待ちくたびれて大声で旦那様の名前を呼びながら探しに来られますよ!」とポプラに諫められてしまった。



 仕方ないから『時間が出来たらまた来るよ♪』と言って露天商のオジさんの店を後にしたが、久しぶりに旨いカルパッチョを食べれた嬉しさから、オジさんにありがとうと言って銀貨3枚渡したのだが、


「オイラが兄ちゃんを足止めさせたせいで、兄ちゃんが奥方に叱られるのは申し訳ねえからよ♪」と物凄い量のお土産を持たされてしまった・・・


 あのオジさんの収納魔法で亜空間に収納していた3ⅿ級のマグ太郎の半身を、ポ~ン♪と僕の亜空間に投げ入れて持たされてしまった。


 まあ僕の亜空間内に作った施設の冷凍庫か?時間が完全に停止している亜空間にでも入れて置けば大丈夫だろう。



 それよりも米だ! 味噌だ! 醤油だ~!



 『月』の00号(ママ)は、米や味噌、醤油の事は知っているだろうか? 前回、初めて00号(ママ)の所に行った時は、僕専用のコンバットスーツのヘルメットを被ったVRモードだったし、今度00号(ママ)が何か知っているかもしれないから聞いてみよう!


 てな感じで、露天商のオジさんから貰ったマグ太郎の半身を、どういう方法で食べようか?と考えている内に、すっかりと日本食が恋しく成ったジンだった。




 その後も、市場に立ち並ぶ色々な露天商を覗きながら、ヒルド達が先に入っているハズの宿を目指して歩いていると、


「ジン様、ジン様のご到着が遅いと奥様がご心配されまして、僭越ながらこのセバスが道案内させて頂きます。」と、今夜のが有る丘の上のからこちらに向かってやってきた。



「セバス、ヒルドの相手をさせて悪かったね!」


「いえジン様、奥様のお世話をするのもこのセバスの大切な勤めですので、」


「うん、ありがとう。

 それでヒルドの様子は?」


「宿の窓から見える街並みの景色が殊の外お気に召されたご様子で、シオンに抱き抱えて貰って外を眺めてはご機嫌のご様子でしたが、ジン様のご到着が余りにも遅いもので・・・」


「それでヒルドがセバスに、()()()()()()()()()()と命じたんだね・・・」


「早くヒルドを安心させてあげないとね♪」と言って宿に向かって歩みを速めたが、いざ宿の部屋に入ってみると、ヒルドはペコを抱き枕代わりに抱きしめて、ソファーの上で丸くなって寝ていた。



「ペコ、ヒルドの相手をしてくれてありがとうな♪」


「ゲコゲコ? ゲコゲコゲコ! ゲコ、ゲコゲコゲコ、ゲコ、ゲコゲコゲ~~~コ♪(やっと来たか? もう少し早く来いよな! まあ、嬢ちゃんの子守りが俺の仕事の様なもんだし、文句は無いが、やはり報酬が有るのと無いのではな~♪)」つてな感じで、ヒルドの涎塗れに成っていたペコからの視線が居たいので、


「コレは僕からのお礼の気持ちだよ♪」と言ってペコに、神様が来て晩酌する際のツマミとして取っておいたトロの街の()()()()の腸詰ウインナーを、ペコの目の前に差し出した。



「ゲコゲコゲコ♪(良く分かっているじゃあねえかよ♪)」と言ってヒルドの懐から抜け出して、シオンの方にペタペタと歩いて行く、多分だが、今貰った腸詰ウインナーをシオンにもう一度温め直すか?焼いて貰う為だろう。



 取り敢えずは、宿の3階にある部屋は全部で5部屋有ったが、今回は僕達で3階を貸切っているので、僕が3階の一番良い部屋を押し付けられた以外は、セバスとゴンで1部屋、後は女性陣達6人で好きに部屋割りを決めて貰う事にして、僕は、僕の亜空間に建てた施設の浴場を使って一先ずは旅の垢を落として来る事にしたが、このダブの街は流石に海に面している街だけあり、海から吹上られる潮風で髪がゴワゴワするし、少し肌がベタ着くと言って、女性陣達全員が、僕の亜空間に建設されている一般公募で募集した人達を教育する場として建設した施設に有る風呂に入りたいと言って来たのだ、



 そんな施設を亜空間に持っているのなら、宿を取る必要はないのでは?と思うかも知れないが、僕の亜空間の特徴として、この亜空間は時間が加速する空間なので、ああ勿論、完全時間停止した亜空間も持っているが、この亜空間には建物当は一切建てれない。


 だって外部から物を入れたら、完全に時間が停止してしまうので、例え工作機械を入れたとしても、一切の作業が出来ないのだから。



 そんな訳で、全員で施設に移動して風呂に入っていると、プリシラ達に護衛兼軍事顧問として付き添っていた艦隊7人娘の次女フタバから、


「プリシラ様達御一行が、訓練施設の浴場を利用させて欲しいと言っておられまして・・・」と連絡が入って来たので、快諾してプリシラ達を迎え入れた。


 これで男湯には、僕以外にもセバスにボンドネル、そしてゴンが入っている事になるので、女性陣達からの襲撃を恐れる事も無く、のんびりと風呂に入って旅の疲れを癒せると言うものだ(*´ω`*)



 まあこのダブの街に来るまでは、この施設の風呂を使っていたので、まともな入浴施設が無いダブの街、と言うか? このフロトでは、メトの街のスパ施設の様な物以外、各家庭の個人宅にすら風呂が無いのだ、多分だが、案内された迎賓館には風呂が設置されてはいたものの、設備的に不満が有ったのだろう。


 

まあ僕の方はボンドネルとも情報交換出来る時間が出来たから、結果的には色々と好都合だった。(*´ω`*)



 ただその分、宿では女性陣達と色々と・・・:(;゛゜''ω゜''):


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