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小さな勇気と優しさ 2

「さて、次に近いのは…」

「私のところを助けてほしいですっ!か弱いフェアリーなんですよ!?」

見れば魔法使いのようなアンデッドが空を飛ぶ気配に向かって魔法を繰り出していた。

「ふむ…まぁ勉強になるから良いね。撃ってみな」

僕は言われるがまま引き金を引いた。が、魔法使いの近くに青い半透明の壁が出現し、弾丸を防ぐ。

「魔法を使うやつはこうやって魔法障壁…簡単に言えば殴ったり斬ったりは予想されてたら防がれちまう」

「でもでもっ!私が主様にっ!うひぃ!魔法をかけてあげると!」

空を飛ぶフェアリーから魔法の光が飛んでくると僕を包んだ。

不思議な感覚に包まれながら魔法使いを撃つ。魔法障壁が弾丸を防ぐも、魔力がこもる弾丸に砕かれ魔法使いを貫いた。

「…そういう事だね。魔法があれば武器で攻撃して倒せる。さて…」

残るは3人。一組は激しく、一組は動かず、一組は見えない

「残りの相手は…全員厄介だね」


屋敷にいたころ、少しだけ剣の降り方を教えてくれたおじいちゃん。相手は刀を腰に下げ柄に手をかけている線の細いアンデッドだ。


銃を向けるのも難しいほどのプレッシャーの中でおじいちゃんはふらふらと左右に揺れていた。

「フォッフォッフォッ…ワシが疲れていなければこんな隙だらけのやつに負けることは無かったのにの」

その言葉に怒ったのか、アンデッドは刀を抜いた。あまりにも早くて、瞬間移動したようにも見える。

「踏み込みが足りておらんわこの阿呆め。東洋のその剣はしなやかさを持って完成するのじゃぞ」

おじいちゃんはアンデッドが振った刀の上に乗り、持っていた剣を喉元に突き付けていた。

「ほれ坊ちゃん、こいつは負けた。撃ってやるんじゃな」

「じいさんあんた坊ちゃんって呼んだね!?」

「お前さんだけの主人じゃないのでな。まだまだ足りんのう」

まだ二組残っているのに、もう日常に戻っているみたい

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