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屋上での話
「ちょっとお話いいかな?」
岬が僕をのぞきこみながら言った。
僕は起き上がりながら
「何?」
とキレ気味で言った。
「あのね、私知ってるよ。悠太君が病気のこと。」
岬は目を横に流しながら申し訳なさそうに言った。
僕はそれを聞いて驚いた。
ー誰にも言ってないぞ
ぼくはそう思いながら岬に問いかけた。
「なんで知ってるんだよ。誰にも言ってないぞ。」
岬はその問いに答えた。
「私ね、両親共に医者でしょ?だからわかったの。悠太君ってなんていうか、ちょっとしたサインみたいなのがあって。」
僕はびっくりした。元々岬の親がやっている病院にはよく遊びに行っていたからその時にわかったのだろうと推理した。
ーでもよりによってこんなやつにバレてしまうとは。
僕はそう思いながら岬に言った。
「バレてしまっまたのは仕方がないから何も言わない、がこのことは…」
「わかってるよ。誰にも言わない」
慌てながらそう言い、屋上を出ていった。
僕はまた大の字になって寝転がった。
ーあーあ。岬にバレてたのか。これからどうしようかな...
ボツになった会話
「なんで知ってるんだ。誰にも言ってないぞ。ま、まさかストーカー...」
「ち、違うもん!ちょっと見てて気づいたら家まで行っちゃってたの!」
「それをストーカーっていうんだよ」




