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ボクがウサギで異世界転生  作者: 似星
1章:洞窟脱出編
11/30

【第九羽】

 ギリギリ間に合いました!

 『マスター、準備はよろしいですか?』

 『うん、ナビ……よろしくお願いします』

 『くすっ、かしこまりました。それでは――失礼しますね』


 『わっ……マスターの、大きいです』

 『そ、そうなの?比べたことなんて無いからよくわかんないな』

 『ふふっ。マスターはまだ幼いはずですのに……ご立派です♪』


 『始めますね。目を瞑って、力を抜いてください』

 『ああ、お手柔らかにね』

 『はい――では、いきますよ』


 『んっ……あったかくて気持ちいい。ナビが優しくしてくれてるからかな?』

 『もう、力を抜きすぎて蕩けちゃってますよ?くすくす、マスター可愛いです♪――それでは、動かしていきますね』





 『マスター、感じていますか?――マスターの魔力の流れを』

 『うん、ばっちりだ。魔力を動かす感覚ってこんな感じなんだね』


 何か別のモノを想像しちゃった人は夜想曲(ノクターン)でも堪能して落ち着いてくるといいよ。……ふぅ。




★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★




 【妖精の腕輪】から技能を引き出してからすぐ、【宝箱】のあった部屋で丸一日泥のように眠った。警戒睡眠などではなく完全な熟睡だ。

 肉体的に限界まで疲労してたのもあるし、新しい目標ができて精神的に落ち着いたというのもあるかもしれない。


 『マスターの可愛い寝顔を堪能できて、充実した一日でした♪』


 と、ナビも絶好調のようである。

 なんというか……可愛い女の子に一日中だらしない寝顔を晒し続けたというのは、なんかちょっと恥ずかしい。

 いつかナビの寝顔を堪能して同じセリフを言ってやる。べっ、別にやましい気持ちなんてないのですよ。グヘヘヘヘ……なんて言わない。言わないったら。


 それで、せっかく【魔導の理】だなんてド直球な技能を手に入れたんだから魔法を覚えたくなるじゃん?

 魔法には膨大な知識が必要じゃん?知識と言ったら異世界知識そのものと言っても過言じゃないナビさんじゃん?聞かない手はないじゃん?


 というわけで、絶賛ナビから体外から魔素を吸収したり、体内で魔力の練ってその流れを感じる方法を実践してもらっていたというわけだ。


 いまいち魔力の感覚っていうのがイメージできなくて不安だったんだけど、ナビのおかげであっさり解消しちゃったな。

 突然変異でもない限りプティス種は魔導力がほぼゼロで魔法が使えないみたいだから、ボクは前世的にも種族的にも魔力を操る感覚ってものがわからなかったんだよね。


 でもこれで魔法使いデビューの目処が立ったみたいだ。最終的にはメテオとか使えるようになったりしないかな?「パワーをメテオに!」とか言っちゃって。


 『【魔導の理】のレベルも上がったようでございます。たった1日で感覚を掴んでしまうなんて、マスターは素晴らしいです♪』


 『いやいや、ボクは目を閉じてジッとしてただけだから。素晴らしいのはナビのサポートだよ。いつもありがとう、ナビ』


 正直、ボク一人の力なんてたかが知れてるって。ボクだけだったら今も狼から命懸けで逃げ回る生活か、とっくに地下で朽ち果ててると断言できるし。

 たとえボクの能力が9割9分9厘ナビのおかげだとしても、最終的にその力をナビの為に使えるなら問題ない。


 そんなことより今は魔法だ。魔法……いいよね、無限の可能性を感じられるこの二文字。ファンタジー好きな男の子ならこれで胸が熱くならなきゃウソってもんだ。


 『これからも魔力を動かす訓練は続けるとして、これを魔法として使うのはどうすればいいの?やっぱり呪文の詠唱とか魔法陣とかが必要かな?』


 『マスターの言うような呪文詠唱や魔法陣を利用した発動方法も一応存在しますが、マスターが扱うには大変非効率な方法だと思いますよ?』


 そういえばそうだった。ボクは声に出せば「きゅゆー」としか鳴けないし、前足も引掻いたり掘ったりの単純なことしかできないから魔法陣なんて複雑なものは描けない。


 『そうですね。マスターの容量もだいぶ増加しているようでございますから、これから直接魔法に関する知識を送りますがよろしいですか?』


 『お、いいの?ボクの頭、爆発とかしたりしない?』


 『するなら提案いたしませんっ。もうっ、マスターはあまり自覚がないのかもしれませんが、私が出会った頃に比べると本当に同じプティスか疑われるほど強靭になっているのでございますよ?』


 いや、自覚がないわけないじゃない。流石のボクもこんなわかりやすい変化で無自覚系を通せるほど精神異常者じゃないさ。今ならフィールド・ウォルフとか軽く捻れる自信がある。

 というか、酸を吐き出てコウモリを乱獲パーティーしたり、骸骨どもを蹂躙したあと【うさうさ拳法】のレベルがやたらと上がってて落ち込んだりするプティスが他にいても困る。


 『それでは魔法に関する知識をマスターにお渡ししますね。かなりの量になりますのでしっかり集中することをおすすめいたします』


 ナビが注意してくるってことはどれだああああああだだだだだだだ!!?

 ぐああっ、最近【魂核吸収】の痛みがだいぶ和らいでたから、この痛みが懐かしいいいいいででででで!!

 魔道書の深淵を覗いてしまってSAN値が下がるのってこんな感じなのかも痛い痛い痛い痛い!!


 『は、派手に痛がっている割には結構余裕そうでございますね。マスター……』


 『あーうん、なんだろうねっテテテ、痛いには痛いんだけどさ、クゥッ、何故かさほど冷静さを損なう感じじゃないっていうか……アツツッ』


 『あっ、いつの間にか【苦痛耐性】Lv1という技能を獲得していますよ』


 やっぱ苦痛の分類なのかコレ……あー、だんだん痛みが引いてきた。ようやく終わったっぽい。


 『こちらが魔法知識の初歩(・・)にあたる部分になります』


 『……マジですかナビさんや』


 『えっと、まじでございます』


 あれだけ痛かったのに初歩だけだったとは。……魔法を極めるにはあと何回あんな痛みに耐えればいいんだろう?


 『はい。これ以上知識を流すとマスターが壊れてしまいます。ですが、初歩だけでも現代の人族が操る【魔術】に比べると十分以上に優秀でございます』


 ん?そういえばあの骸骨が火の玉を飛ばしてきた時、ナビは【魔術】って呼称を使ってたっけ?

 初歩だけとはいえ、魔法の知識はもう知ってる(・・・・)けど、反芻しても魔術に関するものは出てこないや。ぶっちゃけ知識として不要ってことなんだろう。


 『というわけで、教えてナビせんせー!』

 『はい。ご説明しますねマスター♪』


 どこからか取り出した縁の赤いメガネをかけて右手でクイッと上げる動作をするナビ。

 いつの間にやらボクから前世の無駄知識を得て再現したらしい……いいぞもっとやれ!


 『この世界で【魔術】を扱うのは基本的に人族と神人のみです。理由は彼等は天神の改造によって肉体が変質したため、ただ体内に【魔素】を取り込んでも【魔力】に変換することができないからでございます』


 『んー?魔力が練れないならそもそも魔術なんて使えないんじゃないの?』


 『はい、基本的にその考え方は間違いではありません。ですが、天神は神人達に【魔術回路】という無理やり【魔素】を変質させる器官を埋め込んだのです』


 ようするに、戦争中に魔法による被害が大きくなってきたかなんかで、対抗措置として追加で改造を施したということか。


 『この【魔術回路】は戦争時に与えられたものだけあって、攻撃に特化しています。ほぼ攻撃に関する魔術しか使えないと言い換えてもいいでしょう』


 つまり凄い偏った用途にしか使えないわけだ。武器という意味では正しい姿なのかもしれないね。

 そういう理由から、人族の間ではファンタジー作品でいうところの空間移動やアイテムボックスみたいな所謂(いわゆる)【便利魔法】は発展していないらしい。


 『一応子孫に遺伝するように構築されているのですが、こちらも人族同様4500万年の歳月でだいぶ劣化してしまっています。

 現代の【魔術回路】では、基本的に人族が【属性】と呼称するものの1系統、良くて2系統しか再現することができません。回路が自動的に取り込んだ魔素の属性を書き換えてしまうので、そこから別の属性に変換することもできなくはありませんが無駄が大きくなります。

 稀に最初から魂の強い子供や先祖返り等の偶然の要素によって、複数の属性を再現できる回路を持った人族が生まれることもありますが、その確率は極稀です』


 そう言いながらも『マスターのような存在がもう1人生まれる確率よりは遥かに高いのですが』と付け加えてくる。そりゃボクみたいのに比べれば高いだろうさ。


 『さらに、神人クラスの能力なら力づくで魔素を大量に変質させることも可能でしたが、今の人族の能力と衰えた魔術回路で行う変質はとても効率が悪いのです。もはや術が使えるだけマシと言っても差し支えはありません』


 なるほどね、確かにそんなボロボロの状態じゃ魔法の初歩の足元にも及ばないな。似たような効果の魔法を再現するにしても効率が段違いなんだから。

 そんなボロボロの魔術でも十分効果があるくらい周囲の魔物が弱体化してしまっているというのも問題に拍車をかけているんだろうね。効果が無いならより熱心に研究されるか完全に捨てられるかするだろうし。


 例えるなら『これはメラではない、メラゾーマだ』という状態がしっくり来るのだろう。使えないにも程がある。

 まぁ、そんな魔術に燃やされかけたボクが言うのもあれなんだけどね。ナビが防いでくれてなかったら今頃バーベキューにされてたはず。


 『あえて利点を挙げるとすれば、魔法ほどの知識や魔力操作がなくても使用することができることと、太陽よりは遥かに劣りますが魔物や魔人を弱体化させる効果が付与されている点でしょうか。これは元々魔界の生き物が天界の術と相性が悪いからでしょう』


 『魔法が凄いというよりは全体的に魔術が酷いって印象だよね。なんというか、無理やり改造された挙句にそんな残念な魔術しか扱う(すべ)が残されていない人族に同情するところなんだろうか……』


 『魔術も戦争時は魔法と同等の威力があったはずなのですけれどね……』


 多分ナビが介入すれば魔術でも凄いことに(魔改造)できるんだろうけど、こっちにはそんなことする義理はまったくないしね。


 ちなみに魔族はちゃんと【魔法】を使うことが出来るみたいなんだけど、こっちはこっちで問題があるらしい。

 初歩やちょっとした応用程度の知識が半端な虫食い状態でしか残っていなくて、そんなものを資料に研究していくものだから、微妙に明後日の方向に向かいつつあるんだとか。


 ようするに、今は初歩だけとはいえ神話時代全盛期の完全な【魔法】を扱うことが出来るようになったボクは規格外にまた一歩近づいてしまったようだ。

 ……なんというか、不戦勝で優勝しちゃったような凄い微妙な気分になった。




 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★




 十分な休息も取れたし無事に魔法も使えるようになった。気を取り直して脱出に向けて先に進むとしよう。

 裂け目に落ちてから数えて、今日で洞窟生活10日目だ。そろそろ緑豊かな故郷の草原が恋しくなってきたよ。


 ボクのホームシックはともかく、弟妹達はあれから無事に過ごせているだろうか?ボクはもうこんな場所でも平気で生きていけるけど、弟妹達は今も変わらずか弱いプティスだ。


 生後1月で両親を失ってしまった彼等に自分の身を守る手段はそう多くない。だからいつ草原の魔物達に見つかって襲われてしまっても不思議じゃないんだ。ああ、そう考えたらどんどん心配になってきた。


 特に甘えん坊だった白い妹ちゃんは寂しがっていないだろうか?ウサギは寂しいと死んでしまうのだ。

 いや、本当に寂しさを感じただけで死んでしまうわけではないんだけどさ。主に寂しさなどのストレスから来る食欲低下が怖いのだ。


 完全草食動物であるウサギは、胃腸が常に動いている必要がある。

 何故かというと、12時間以上絶食をすると胃腸の動きが停滞してしまい、そこからさまざまな内臓の病気を発症してしまう恐れがあるからだ。

 その病気が元でますます食事を取ることが出来なくなってしまい、最悪、死んでしまうことがあるというわけだ。


 ウサギはそういう兆候をなかなか表に出さない生き物なので、発覚した時にはすでに手遅れだったというケースは枚挙(まいきょ)にいとまがない。


 だから「ウサギは寂しいと死んでしまう」というのは完全なガセというわけではなく、そういった事情が少し歪んで伝わっていき生まれた言葉なんだろう。

 ウサギを飼ってる、もしくは飼う予定のよい子のみんなは、こまめなスキンシップを取って、ちゃんとご飯を食べているか確認してあげようね。


 もう手遅れかもしれないということはあえて考えない。ポジティブに行こう。そう考えても思わず進むペースは上がってしまう。

 気持ちは逸るけど周囲の警戒は怠らない。道を引き返したことでまた普通のじめじめした洞窟に戻ったけど、この道も元魔窟なのは変わらない。

 油断した挙句トラップに引っかかるのは一度で十分だし、引っかかってタイムロスなんて本末転倒にも程がある。


 来た時の半分以下の時間で分かれ道まで戻ってきた。そして立ち止まることなくもう片方の左側の道へ足を進める。

 こっちの道に入ってからも順調なペースで進めた。大体いつもの2倍近い距離を進んだところだ。

 左の道も相変わらずワームを筆頭にグロい虫がちょこちょこいるだけで、お化けコウモリを始めとした魔物の気配はない。――ただひとつを除いてだけど。


 魔力の感覚を覚えてから瘴気を感じる感覚も敏感になったみたい。瘴気というか覇気と言ったほうが正確にイメージが伝わるかもしれない。なんだか惹かれるようで近寄りがたいなんともいえない雰囲気を感じる。


 歩けば歩くほどその感覚が近づいてくる。もうここからそう遠くないと思う。


 『マスター、瘴気の主までは直線距離でおよそ300mといったところまで来ました』


 『そっか、ならここからはより慎重に進まないとね。とは言っても当初の予定とは違って逃げるつもりはないんだけど』


 歩調を緩めて自分自身に集中する。脳裏にステータスが浮かんでくるいつもの感覚が湧き上がる。



【基本情報】

 名前:なし 年齢:0歳(生後45日)

 種族:プティス(ローシス・プティス種) 性別:オス


【基本能力値】

 筋力:  5049(+2078)

 耐久:  7041(+3915)

 魔導:  7901(+3295)

 精神:  5611(+1784)

 器用:  7016(+3678)

 敏捷: 10312(+1443)

 感覚: 10857(+3076)

 幸運:531709(-38)


【特殊技能】

 もふもふ:Lv17(Lv2UP)

 かみつき:Lv13(Lv1UP)

 ひっかき:Lv9(Lv2UP)

 うさうさ拳法:Lv6(Lv5UP)

 酸精製:Lv11(Lv1UP)

 水鉄砲:Lv7

 超音波:Lv12


【特殊能力】

 美味しそう:Lv31(Lv2UP)

 雑食:Lv6

 魔導の理:Lv2(New)

 体温調節:Lv5

 健脚:Lv6(Lv3UP)

 夜目:Lv8(Lv2UP)

 強聴覚:Lv9(Lv1UP)

 強嗅覚:Lv9(Lv1UP)

 熱源感知:Lv9(Lv1UP)

 音波感知:Lv12

 気配察知:Lv10(Lv1UP)

 抗菌:Lv12

 酸耐性:Lv11(Lv1UP)

 火炎耐性:Lv1(New)

 音波耐性:Lv12

 魅惑耐性:Lv1

 苦痛耐性:Lv1(New)

 自動再生:Lv1(New)

 魂核吸収:Lv5(Lv1UP)

 神の英知:Lv‐Ex

 適応進化:Lv‐Ex


狩りの成果:欲望の骸骨兵19匹+欲望の骸骨術士1匹+妖精の腕輪1個×18%



 【宝箱】の部屋での成果で今のボクは確実に中級の魔物に匹敵する能力に差し掛かった。

 さらに技能も充実していて、ある程度の魔法も使えるようになった。当然ナビのサポート体制も万全だ。


 恐らく同程度の実力の魔物と1対1で戦っても圧勝できるはずの戦力差だ。だからといって油断なんてしないけど。

 いくら引き出しが多くなっても体はひとつだから、いっぺんに全部使うことなんて出来ないしね。


 『攻めるにせよ、退路の確保を最優先に行動することをおすすめします』

 『そりゃもちろん。万が一にも死ぬつもりはないよ』


 せっかく強い魔物がいるのだからこいつの魂も吸収しておきたい。けど今絶対必要というわけでもない。

 無理しなきゃ勝てない戦力差を感じたら速攻で逃げに切り替える予定だ。これは卑怯ではなく堅実というものだ。


 あとは戦いになる前に相手の姿形だけでも確認できれば十分かな。見つかる前に確認できればいいんだけど。

 【美味しそう】が順調にレベルアップするおかげで隠密行動なんてものはボクの辞書には載ってくれないからね。

 相手の姿を見ればナビが情報をくれる。その情報を頭の中で整理したら急襲という流れになる。その前に見つからなきゃいいな。


 瘴気の主まで残り100m、少し先の通路の陰から覗き込めば捕捉できるはず。

 そーっと、そーっと……チ――



 ドドドドドドドドド!! ドガァンッ!!! ガッ! ガッ!! ガッ!!!


 「キヒュイイイイイィィィッ!!!!」



 うおわあああぁぁぁ!?びびび、びっくりした!びっくりした!!?ていうかちょっとくちばしカスった!?!?

 なな、なんなんだコイツ!目茶苦茶デカイ、ボクの5倍――ボクの体は大体30cmくらいらしい――は軽く超えてるぞ!?


 すぅー、はぁー。でも通路が狭くて助かった。あいつのサイズじゃこっちまで入ってこれないのか、通路の入り口に顔を突っ込もうと必死になってる。

 うっすらと巨大な眼が光ってて、さらに血走っててとても正気とは思えない……あいつ、顔をよく見たらフクロウっぽい?


 こんな洞窟の中に巨大フクロウ?わけがわからないよ!

 今回の冒頭は深夜のノリで打ってみたものの、自分にこういうことを書く才能はないなーと現実を見つめる結果になっただけでした(笑)


 主人公、ついに魔法(初歩)を獲得!初歩でもこの過去の技術が遺失している現在では十分規格外です。


 瘴気の主はフクロウでした。アナホリフクロウって走る姿が可愛いですよね★


 これからしばらくお仕事が忙しく(人数が少なすぎ)て一日中働かないといけなくなっている為、明日は投稿が間に合わない可能性があります。ご了承ください。ストックが……ストックがないのです……

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