7 採寸場面?見せるわけなかろう!
夕食も終わったし美人侍女さんにお風呂前に聞いてみようかな
『侍女さん侍女さん』
美人侍女さん「なんでしょうか」
『女性の月のものってどうしてるんですか?』
私はあと2週間ないくらい感じなんだけどね
美人侍女さん「その事ですね。あて布がある為そのあて布を洗いながら使っています。2日後までにはご用意出来ますがどのくらい必要でしょうか」
『皆さん何枚くらい使ってますか?』
美人侍女さん「5枚から8枚程度です」
『なら8枚お願いします』
美人侍女さん「承知しました」
おし!今日からお風呂は長めに入って洗顔も石鹸をフワッフワ…には出来ないけど出来るだけ泡立ててやるぞー!
のぼせないくらいにはしなきゃね
明日から勉強頑張るかー!
『上がりました!』
美人侍女さん「明日の担当は私になりますがカタル様もサナ様にお聞きしたい事があるとの事ですので朝、カタル様からご訪問があると思われます」
『了解です!』
今日はぐっっすり寝るぞ!
お肌に寝不足は厳禁なのですよ!
おやすみなさいです
おはようございます!
寝起きは良い方なのでね!
逆に夜が弱いんですわ
カタル「サナちゃん起きてるぅ?」
『あ、今起きましたー!』
カタル「じゃ待ってるから準備出来たら出てきてねー」
『はーい!』
入ってこない所とか起きてるか聞いてきたりするあたりめちゃめちゃ紳士よね
服は…これでいいか、ワンピースなんだけどヒラヒラしてないんだよねーこれ
『準備出来ました』
カタル「ね、朝ごはん一緒に食べていい?」
『どうぞ』
カタル「でさ、サナちゃんはソルヤ王国にこれあればいいなーってのある?」
『これあれば…ですか』
カタル「そ!まぁできる範囲内なんだけどね」
『うーん、あ!石鹸です!』
カタル「石鹸?」
『石鹸って泡立つじゃないですか?』
カタル「そうだね〜」
『石鹸の泡って泡立つ程美容に良いんですよ!だから泡立てる布?って言うんですかね、ザラザラしてる泡立て専用のものがあれば女性に人気出るんじゃないかなぁと』
カタル「泡立てると美容に良いんだ…へぇ〜…面白いね!」
『泡はきめ細かいほど肌の汚れや古い垢を綺麗に落としてくれるんです!』
カタル「出来たら女性にその名目で売ってみるよ!」
『ありがとうございます』
そんなので良いのかな
美人侍女さん「朝食の準備が整いました」
『ありがとうございます!』
カタル「他にある?って言っても直ぐに思いつかないだろうから思い付いたら言ってね」
『はい!』
女性用品がもっと充実したらいいんだけど…
それはソルヤ王国の綿事情もあるだろうから今はやめとこ
うーん、食事も美味しいし皆良い人たちだし…不自由ってないよなぁ
『不自由ってしてないんですよねぇ』
カタル「そりゃ嬉しい限りだね」
二ッと笑ってるのもマジでイケおじ
カタル「んー、ソルヤ王国は服や肉が主な交易品だが…なんかねぇかなぁ」
ソルヤ王国を1番に考えてるってかっこいいよなぁ
『あ、この服とかもそうなんでふけど、もっと服の下の方をヒラヒラさせたらおしゃれだと思いますよ』
カタル「ヒラヒラ?」
『はい、クルって回転した時にフワってなったら可愛くないですか?』
カタル「んー、作ってみてからだな、よし!作ったらサナちゃんに1番に着てもらお!」
美人侍女さん「サナ様の服の採寸につきましては私がある程度目で分かりますが…詳細な数値は必要でしょうか」
カタル「まー、出来れば欲しいんじゃないか?俺は作る側じゃないから分からねぇが、出来ればお願いしたい」
美人侍女さん「それでは今から準備させましょう」
『あ、分かりました!』
人に見せられないって訳じゃないけどドヤってできる見た目でもないのよ
美人侍女さん「それでは食事も終わりましたし、ご案内致します」
あ、採寸する方は女性か、良かった良かった
採寸終わり!
え?詳しいこと書いてないって?
女性に年齢とスリーサイズ聞くのは失礼なのよ?(あと体重な)
意外とスムーズで助かったぁ
そういえばルークさんには顔の傷があったけどソルヤ王国は平和って感じだよなぁ
『あの、侍女さん』
美人侍女さん「なんでしょうか?」
『ソルヤ王国って戦争とかって無いんですか?平和でいい所って感じですけども』
美人侍女さん「現在の国王がご即位されてからは争いはなくなりました」
あぁ、めっちゃ有能なミハラ国王やん
ルークさんの傷は争いがあってた時のかな
美人侍女さん「採寸お疲れ様でした。そのまま昼食になります」
あ、結構時間経ってたのか
さーて!勉強じゃぁ!